【笠岡ラーメン】地元民おすすめ店一覧！人気店パーフェクトガイド(マップ付き)

岡山県の最西南部、広島県境の町で福山市と接する地、笠岡市。

人口6万ほどのこの海沿いの町 の御当地ラーメンが『笠岡ラーメン』。

ラーメン好きなら聞いたことがあるかもしれない。
いっぽうで、知らない人も多いだろう。

笠岡市のある井笠(いかさ)地方は、古くから養鶏業が盛んで、同時に「備中手延べ麺」などもあるように製麺業も歴史的に盛んな地域だ。
笠岡ラーメンはそんな地域で生まれた、鶏をふんだんに使ったラーメンなのである。

吉備地方で「カシワ」といえば、ヒネ鶏という排卵を終えた廃鶏(はいけい)の肉を指す。
そんなカシワ肉を煮てスライスしたものを、豚肉のチャーシューの代わりに具材として使っているのが、笠岡ラーメンの最大の特徴だ。

そして、スープもヒネ鶏の鶏ガラをメインにダシを取ったもの。
スープの味は醤油味が基本。
麺は、中細のストレート麺が標準のスタイルだ。

ただ、笠岡市内には街の規模のわりにラーメン店が多いが、そのすべてが笠岡ラーメンスタイルのラーメンを提供しているわけではない。

そこで、笠岡市内で笠岡ラーメン(および派生系)が食べられる人気店・おすすめ店のみをピックアップし、一挙にご紹介！
笠岡市周辺地域や岡山県外で、笠岡ラーメンを提供する店も紹介しよう。

笠岡ラーメンはカシワ肉のダシの醤油スープに、煮たカシワ肉のスライスを具材にしたラーメン

笠岡ラーメンの特徴を簡単にいえば、醤油スープ、鶏ガラベースの出汁、中細ストレート麺、そして具材としてチャーシューの代わりに煮鶏スライスがのっている点。

煮鶏や出汁の鶏ガラは、岡山県や広島県福山市周辺でいう「カシワ」と呼ばれるヒネ鶏(排卵を終えた鶏)を使用しているのも特徴だ。

• 鶏ガラベースの出汁のスープ
• 醤油風味のスープ
• 中細ストレート麺
• 具材に煮カシワのスライス

まさに、養鶏業や製麺業が盛んだった笠岡という地域性があらわれていると思う。

笠岡ラーメンの系譜

笠岡には、笠岡ラーメンの伝説的な店があった。
『斉藤』という笠岡中心市街、笠岡駅近くにあった店だ。

現在は閉店していてもう食べることは出来ない。

たしか閉店は1990年代だっただろうか。

なお、斉藤は笠岡ラーメンの元祖ではない。
笠岡ラーメンの起源は戦前にまでさかのぼり、どこが元祖かは情報が残っていない。

現存する笠岡ラーメン提供店の最古は『坂本』という店だ(現在は代替わりしている)。
同時に笠岡市内のすべてのラーメン店中でも現存最古になる。
まさに笠岡を代表するラーメン店だ。

なお、斉藤と坂本のあいだに師弟関係はない(坂本店主・笠岡商工会議所で確認)

そして坂本の初代店主の元で修行を継承したのが『一久』(2019年(令和元年)夏に廃業)。

その一久の弟子の店が『いではら』という系譜となっている。

笠岡ラーメンが食べられるお店一覧について

あくまで笠岡ラーメンが食べられるお店のみの紹介で、笠岡市内のラーメン店すべてを掲載しているわけではないのでご注意。

笠岡市内のラーメン店であっても笠岡ラーメンを提供しているとは限らない。

当ページでは、それに該当するお店は紹介していない。

笠岡市 中心市街 (笠岡駅周辺)の笠岡ラーメン人気店一覧

坂本

【中華そば 坂本】笠岡ラーメンを知るならまずここから！笠岡市内の現役最古参の老舗(笠岡市中央町)

坂本の注目ポイント

• 笠岡ラーメン提供店の現存最古
• 笠岡市内のラーメン店の現存最古
• 夜の営業はなし
• 店内完全禁煙

坂本は笠岡ラーメンの代表的な店。

創業は昭和33年(1958年)。

斉藤は現在閉店しているため、この坂本が笠岡ラーメン最古であると同時に、市内最古のラーメン店となる。

現在は2代目の店主が味を守っている。

笠岡ラーメンの代表的な店なので、笠岡ラーメンを知る指標となるお店といっていい。

まだ笠岡ラーメンを食べたことがない方は、まずはこの店への来店をおすすめする。

• 中華そば(並)　600円
• 中華そば(大)　700円

いではら

【いではら】笠岡ラーメンの名店の味を継承！誕生日は半額に！(笠岡市笠岡)

いではらの注目ポイント

• 坂本で修行した一久で修行
• 夜の営業はなし
• 店内完全禁煙
• カウンター席のみ

いではらは、2004年(平成16年)にオープンした店だ。

坂本や一久などの老舗に比べると新しい店だが、創業から10年以上の店となる。

いではらは、郊外にある老舗店・一久で修行した。

一久は坂本で修行したので、王道スタイルの笠岡ラーメンは老舗と並ぶ一品だ。

誕生日のお客は半額というサービスもユニーク。

• 中華そば(並)　600円
• 中華そば(大)　700円
• ほか

栄清丸

にし井

味々亭

シャコ丼の店

【シャコ丼の店】名物シャコ丼やシャコラーメンが人気！笠岡名産のシャコを堪能できる食堂(笠岡市笠岡)

シャコ丼の店の注目ポイント

• 座敷あり(4人がけ×1)
• テーブル席メイン(4人がけ×5、2人がけ×1)
• 店内広め
• 完全禁煙

シャコ丼の店は、笠岡駅の南西、国道二号線より少し南に入った新開地にある。

名前の通り「シャコ丼」が看板メニューの店だ。

シャコ丼は、シャコフライをカツ丼のように玉子とじにした丼。

いまや笠岡ラーメンと並ぶ笠岡名物といわれるまでになっている。

シャコ丼の店は、シャコ丼以外にも多彩なシャコ料理が楽しめる大衆食堂のような店。

そのメニューの中に「シャコラーメン」というのがある。

シャコラーメンはラーメンの上にシャコフライがトッピングされたものだが、そのベースは笠岡ラーメンだ。

シャコ以外はスタンダードな笠岡ラーメンのスタイルとなっている。

店内は広めで、テーブル席が多く、座敷もある。

小さなお子様連れでも安心して来店できるのでおすすめ。

また、ラーメン以外にもシャコ料理が楽しめるので、いろいろ楽しみたいグループなどにも向いている。

• シャコラーメン　900円
• 笠岡ラーメン(並)　500円
• 笠岡ラーメン(大)　700円
• ほか

笠岡中心市街(笠岡駅周辺)の笠岡ラーメンマップ

笠岡市中心市街 (番町周辺)の笠岡ラーメン人気店一覧

八楽笑

【八楽笑(ハラショウ)】笠岡ラーメン・尾道ラーメンの両方が楽しめるファミリー向けの店(笠岡市一番町)

八楽笑の注目ポイント

• 店内完全禁煙(テラス席は非禁煙)
• テーブル席多め

八楽笑(はらしょう)は、番町エリアの東部、県道47号線沿いにあるラーメン店。

国道2号線の富岡交差点からすこし南で、ハローズ笠岡店のすぐ西側だ。

カフェのような見た目のおしゃれな外観が特徴。

ウッドデッキがあってテラス席が設けてある。

なお、以前は「まる朱」という店名だった。

店内は窓際にカウンター席と、反対側にソファーのテーブル席。

看板は「笠岡ラーメン」。

そのほかに尾道系統の「八楽笑ラーメン」、さらに「台湾ラーメン」がある。

国道からも近くアクセスもよいのでおすすめだ。

そのためか子連れ客が多いように思えた。

• • • 笠岡ラーメン　550円
    • 八楽笑ラーメン　550円
    • 台湾ラーメン　680円
    • ほか

大松食堂 (井笠地域事務所食堂)

【大松食堂】県庁出先機関にまさかの笠岡ラーメンの名店！定食類もおすすめ(笠岡市六番町)

大松食堂の注目ポイント

• 備中県民局 井笠地域事務所にある食堂
• 営業時間注意 11:30〜13:30
• 土日祝は休業
• 店内広め
• 庁舎内の食堂のためランチタイムは混雑
• 店内完全禁煙
• テーブル席多数

大松食堂(だいまつ しょくどう)は、岡山県庁の出先機関・備中県民局 井笠地域事務所の中に店がある。

同事務所の職員食堂という位置付けだ。

しかし職員や用事で訪れた人以外の利用、つまり食堂利用のみでの来店も可能。

セルフ式の食堂で、笠岡ラーメン以外にもうどんやそば、定食なども豊富にそろえる。

しかし平日のみの営業で、昼間に2時間しか空いていないのが欠点。

笠岡ラーメンは、職員食堂の域を超えるレベルで、良い意味で予想を裏切られる。

その味は伝説の名店・斉藤の味を目指しているという。

なお、斉藤を知る笠岡ラーメン通からは、大松食堂が斉藤の味に一番近いのではないかとの話もあるという。

• • • 笠岡ラーメン(並)　480円
    • 笠岡和風ラーメン(並)　480円
    • ほか

麺屋 千鳥

山ちゃん

【山ちゃん】坂本直系の王道笠岡ラーメン。早朝から営業する隠れ家的なラーメン店(笠岡市笠岡)

山ちゃんの注目ポイント

• 早朝営業 5:00～15:00
• 夜の営業は無し
• 店内狭め
• 小座敷あり(4人掛け×1)
• 坂本で修行
• 店内完全禁煙

山ちゃんは、JR笠岡駅の南東にある古城山の南麓の海沿いにあるラーメン店。

すこし分かりにくい場所にある。

国道2号線の古城山トンネルの西側または東側から南へまわりこむように進んでいく。

笠岡魚市場の北向かいだ。

早朝5時からやっているという近辺では珍しい店。

朝ご飯に笠岡ラーメンが食べられるのはうれしい。

ラーメンは、典型的な正統派笠岡ラーメンというべきもの。

店内は狭めで、カウンター席と小さめの座敷が1席。

• • • 笠岡ラーメン(並)　600円
    • 笠岡ラーメン(大)　700円
    • ほか

笠岡市街地(番町周辺)の笠岡ラーメンマップ

笠岡市南部の笠岡ラーメン人気店一覧

このしま お多津

【こうのしま お多津】名店「斉藤」の味をオマージュしながらも美しい笠岡ラーメン！(笠岡市神島)≪閉鎖≫

こうのしま お多津の注目ポイント

• 移転後でも旧店舗時代の味が楽しめる
• 伝説的な名店「斉藤」の味を再現し、鶏ガラ+魚介系のダシのスープ
• 糸トウガラシが乗るなど、見た目が美しいラーメン
• カシワがうまい
• 駐車場が広い

お多津は、以前は笠岡市中心部にある老舗旅館の「三洋旅館」の1階にある割烹料理店だった。

割烹料理店だが、店主が今はなき笠岡ラーメンの名店「斉藤」の味を再現するために、ラーメンをつくりはじめ、やがて独自性も入れながら進化させた。

かつては、不定期に提供しいたラーメンだが、人気が出たためにレギュラーメニューに昇格。

しかし、2019年(令和元年)に三洋旅館が廃業したために休業。
2020年(令和2年)3月に中央町から神島に移転し再開した。

再開後は、ラーメン専門店に変わっている。

お多津のラーメンは1種のみで、大盛にすることもできる。

ラーメンには、煮カシワのスライスのほか、輪切りのネギ、ユズ皮、糸唐辛子など入っている。

お多津の笠岡ラーメンは、スープをや盛り付けなどがとても上品な印象なのが特徴だ。味も上品で、スープを飲むとまずほんのりとした優しい甘さを感じる。

これらの特徴は、中央町にあったときと同じだ。

• 中華そば 700円
• 中華そば 大盛 850円

四季彩 (道の駅 笠岡ベイファーム)

四季彩の注目ポイント

• 道の駅の中なので行きやすく、駐車場も多い
• 休日は混雑
• バイキング料理も楽しむことができる
• テーブル席メイン
• 店内完全禁煙

四季彩(しきさい)は、笠岡湾干拓地(ベイファーム笠岡)にある道の駅「笠岡ベイファーム」内にあるレストランだ。

本来はバイキング専門のお店なのだが、笠岡ラーメンのみの注文で入店することも可能。

笠岡市南部の笠岡ラーメンマップ

笠岡市西部の笠岡ラーメン人気店一覧

龍

【龍】笠岡ラーメンが500円から食べられる！テーブル席もあり(笠岡市吉浜)

龍の注目ポイント

• 大型テーブルあり(5人掛け×1)
• お子様連れにおすすめ
• 店内完全禁煙
• 広域農道沿いで車で行きやすい

龍(りゅう)は、上記の一久と同じく、市内西部郊外で広域農道沿いにある。

一久のある峠の東方500mくらいのところの平坦地に所在。

一久と同じくマイカーで来店しやすい店で、駐車場は一久ほどではないが整備されているので、営業マンやタクシー運転手など外回りのお仕事をされている方も多く来店しているようだ。

龍の魅力は、ラーメンが500円からという安さだろう。

ワンコインからラーメンが食べられる店は今となっては貴重だ。

平日のランチ定食も780円でボリュームもあってお得。

ラーメンは、鶏ガラ系醤油の「中華そば」と尾道系醤油、オリジナルの龍ラーメンの3つがメイン。

またチャーシューが豚と親鶏と選択できるのが特徴的。

鶏ガラ系醤油に親鶏を乗せれば笠岡ラーメンだ。

尾道ラーメンにも親鶏が乗せられるのはおもしろい。

親鶏は大きめで食べ応えがある。

他店と違い、オリジナル路線の笠岡ラーメンを楽しめる店だ。

店内には5人掛けの大型テーブル席がひとつある。

ほかに4人掛けテーブルも2席あり、席間も広めなのでお子様連れでも来店しやすい。

• • • 中華そば(親鶏かしわ、豚チャーシュー)　500円
    • 尾道ラーメン(親鶏かしわ、豚チャーシュー)　500円
    • 流ラーメン(赤、白)　650円
    • ほか

笠岡市西部の笠岡ラーメンマップ

笠岡市北部の笠岡ラーメン人気店一覧

マル栄

【マル栄】鶏(カシワ)と豚のハイブリッド型笠岡ラーメン！(笠岡市新賀)

マル栄の注目ポイント

• カシワと豚のチャーシューがダブルで乗る
• 幹線道路沿いで車で行きやすい
• テーブルは4人がけ×1
• 座敷がある(5人がけ×1)

笠岡市北部、笠岡市街と矢掛町を結ぶ県道48号線沿い。

こじんまりとした店だが、カウンター席、テーブル席、座敷とある。

特徴は、ラーメンの上にカシワと豚のチャーシューの両方が乗っていること。

お得な気分になる発展型笠岡ラーメンだ。

• • • 中華そば(並)　600円
    • 中華そば(大)　700円
    • ほか

鶴亀

【鶴亀】笠岡北部の笠岡ラーメンの穴場的な名店。塩味の笠岡ラーメンもあり(笠岡市吉田)

鶴亀の注目ポイント

• 笠岡市北部で数少ない笠岡ラーメン提供店のひとつ
• スタンダードな味・スタイルで、伝説の名店・斉藤の味を目指して研究を続ける笠岡ラーメン(中華そば)
• 一日15食限定の塩味の笠岡ラーメン
• フレンドリーで個性的な経歴の店主
• 穴場感

鶴亀は、笠岡市北部の吉田地区にある笠岡ラーメンの店。

旧道沿いにあり、こぢんまりとした小屋のような店舗が特徴。

鶴亀は、かつて和食料理人をしていた店主が、昔からよく食べていた笠岡の伝説的な名店・斉藤の味を目標に笠岡ラーメンをつくっている。

基本は醤油スープで、カシワの煮鶏、斜め切りの青ネギ、メンマというスタンダードま笠岡ラーメン。
スタンダードだが、その味は高レベル。

しかも、一日15食で塩味の笠岡ラーメンも提供しているのも注目点だ。

• 中華そば(並)　600円
• 中華そば(大)　700円
• 中華そば 塩味　650円
• ほか

笠岡市北部の笠岡ラーメンマップ

笠岡市東部・浅口郡 里庄町の笠岡ラーメン人気店一覧

徳永製麺所

笠岡市東部の笠岡ラーメンマップ

さんき 若よし

笠岡市外 (岡山県 備中地方)の笠岡ラーメン人気店一覧

麺屋　晴レ

【麺屋 晴レ】醤油味のほか塩味の笠岡ラーメンも楽しめる二枚看板の人気店。歴史的麺処に所在(鴨方町小坂)

晴レの注目ポイント

• 醤油だけでなく塩味の笠岡ラーメンも楽しめる
• 広域農道沿いで車で行きやすい
• カウンター席のほか、テーブル席も数卓もある
• 一久で修行

麺屋 晴レ(めんや はれ)は、笠岡市に東隣、浅口市鴨方町の北部にあるラーメン店。

備南広域農道沿いにある。

麺屋 晴レがある鴨方町小坂地区は、備中手延麺の発祥地で、現在も大小の製麺所がある麺の聖地。

【備中手延べ麺】そうめん・うどん・ひやむぎまで。江戸時代からの名産品

そんな場所にある麺屋晴レの特徴は、醤油と塩の2種類の笠岡ラーメンが楽しめる点だ。

笠岡ラーメンは醤油が基本なので、塩味はとても珍しい。

店内は厨房まわりのカウンター席と、その横側にテーブル席が数席。

けっして広い店内ではないが、子連れでも来店可能だ。

なお、晴レの店主は一久で修行した。

• • • 中華そば(醤油、並)　600円
    • 中華そば(塩、並)　600円
    • ほか

創食美酒 浅口劇場

一誠

笠北

【笠北】メニューは笠岡ラーメン一本勝負！井原中心部にある名店(井原市井原町)

笠北の注目ポイント

• ラーメンの見た目の美しさ
• カシワ肉の販売
• 席数は多くないがゆとりのあるスペース
• 駐車場は無い

笠北(かさきた)は、笠岡市の北となりの井原市中心部にあるラーメン店。

場所は、市街地にある平櫛 田中(ひらくし でんちゅう)の作品を展示する有名な美術館「田中(でんちゅう)美術館」の北向かい。

ランチタイムや休日には、行列ができることもある人気店だ。

笠北の笠岡ラーメンの特徴は、美しい盛り付け。

小ぶりなカシワの煮鶏スライスがたくさん並べられた笠岡ラーメンが人気だ。
斜め切りの青ネギも長めでたくさん入っている。

スッキリした飽きの来ないシンプルな味わいで、鶏の奥深いうまみが堪能できる。

• • • ラーメン(並)　600円
    • ラーメン(大)　700円

日本一

笹

【笹】倉敷駅前で笠岡ラーメンが楽しめる店(倉敷市鶴形・倉敷デパート)

笹の注目ポイント

• 倉敷駅前で数少ない笠岡ラーメン店
• カシワ肉増量の「とりそば」

笹(ささ)は、倉敷市中心部、JR倉敷駅の南東部にある。

倉敷商店街から少し東にはずれた「倉敷デパート」と呼ばれる建物群の一角だ。

倉敷デパートの区画の西側の道路沿いにある。

なお、倉敷デパートには老舗ラーメン店の第二又一も所在している。

ラーメンは、笠岡ラーメンを基本に、カシワ肉を増量した「とりそば」、カシワ肉を豚肉に変えた「とんとん麺」の3種がメイン。

笠岡ラーメンは、定番の煮たカシワ肉のスライスが数枚にくわえ、太めの肉も一枚入っていた。

ネギはななめ切りでも輪切りでもなく、長細い独特の切り方。

麺は中細ストレート麺だが、すこし独特の食感。

• • • 笠岡ラーメン(オリジナル)　600円
    • とりそば　700円
    • とんとん麺　750円
    • ほか

笠岡市外 (広島県 備後地方)の笠岡ラーメン人気店一覧

二代目 おっつぁん

肴蔵 (ランチ限定)

まるよし

笠岡市外 (岡山県 備前地方)の笠岡ラーメン人気店一覧

ブギー

【らぁ麺 ブギー(Boogie)】岡山市で個性的な笠岡ラーメンが食べられる店！塩味やデミカツ丼もあり(岡山市今)

ブギーの注目ポイント

• 岡山市内で数少ない本格笠岡ラーメン店
• 幹線道路の近くなので行きやすい
• おしゃれな雰囲気の店内外

ブギーは、岡山市の西部郊外にある笠岡ラーメンの店。

美容院のブルーム・グループが運営していて、店内はおしゃれな雰囲気。

幹線道路も近く、アクセスも良好だ。

ブギーの笠岡ラーメンは基本形の醤油味のほか、塩味の笠岡ラーメンがあるのが特徴。

カシワやネギ、メンマと行った具材が大きめで量も多めなのもお得だ。

ラーメンのほかにも岡山名物であるデミカツ丼もあり、笠岡ラーメンとのセットメニューも。

• 笠岡ラーメン(1玉)　750円
• 塩ラーメン(1玉)　750円
• ほか

麺酒  一照庵 晴天櫓

【一照庵 晴天櫓】洗練されたおいしくて美しい笠岡ラーメン！ごはんものやツマミ・酒類も充実(岡山市中仙道)

一照庵 晴天櫓の注目ポイント

• 岡山市内ではまだ少ない笠岡系ラーメンの店
• 笠岡ラーメンは醬油のほかに塩、塩いりこがある
• 個性的なごはんもの5種のほか手羽先・鶏皮餃子など、サイドメニューも魅力的
• 店内はテーブル席が多めでゆとりがあり、家族連れでも行きやすい
• 岡山中心部・中山下にある人気ラーメン店「一照庵」の姉妹店

ふじ井

【ふじ井】岡山中心部で本場の味の笠岡ラーメンが味わえる！(岡山市内山下)

ふじ井の注目ポイント

• 岡山中心部では数少ない、本場の味を継承した正統派の笠岡ラーメン
• 本場・笠岡ラーメンの代表店「坂本」で学んだ味
• 美しい盛り付け

中華そば ふじ井は、岡山市中心部の内山下にある笠岡ラーメンの専門店。

まわりは県庁などがあるビジネス街だ。

本場笠岡の笠岡ラーメンの代表店・坂本で修行しており、本場・笠岡の味が岡山中心部で楽しめる。

メニューは笠岡ラーメンと白飯というシンプルさ。

笠岡ラーメンは、基本に忠実でカシワの醍醐味を堪能できる飽きの来ない味わいだ。

店主は元シェフだそうで、盛り付けの美しさも感じられる。

• 中華そば(並)　700円
• 中華そば(大)　800円
• 白飯(小)　100円
• 白飯(大)　150円

とりや

移動販売(岡山県周辺)の笠岡ラーメン人気店一覧

笠岡ラーメン屋台

岡山県外・備後地方外の笠岡ラーメン人気店一覧

いまい (神戸市)

きたぎ (広島市)

笠岡市へのアクセス

笠岡市は岡山県の最西南に位置する。そのため距離的には広島県最東南の町である福山市に県境をはさみ隣接している。

福山市を中心に一帯は行政管轄・県境・旧国境をまたいで一体的な経済圏・文化圏を築いており、距離的にも岡山市より福山市の方が近い。
そのため、新幹線停車駅ではJR福山駅がもっとも近い。

福山駅からJR山陽本線で東(岡山・倉敷方面)へ3駅で笠岡駅だ。
快速も停車する。

なお東方面からやってきて、新幹線代を浮かせたいなら、JR岡山駅で新幹線をおり、山陽本線に乗り換えて西(倉敷・福山方面)へ45分程度だ。
快速もある。

JR新倉敷駅で新幹線をおり、山陽本線で西へ向かう手もある。
こちらだと在来線は4駅分で快速もあるが、新倉敷は新幹線は「こだま」くらいしかか停車しないので不便だ。

自動車の場合、高速道路を利用するときは山陽自動車道の笠岡インターチェンジがある。
笠岡インターは内陸、市域のほぼ中部に位置。
市街までは県道34号線(笠岡井原線)を約3.5km南下する。

一般道では国道2号線が市内中心部を通過している。
2号線バイパスが一部開通しているが、こちらは市内南部の田園地帯(干拓地)を通過する。
市街地を迂回するので注意だ。

市内を走るバス路線は下記を参照。

参考
井笠バスカンパニー

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閉鎖・廃業した店

思い出と記録のため、すでに閉鎖・廃業してしまった店も残しておく。

司

【司】座敷ありで主要道沿いの笠岡ラーメン店。小さな子供連れで行きやすい！(笠岡市笠岡)

司(つかさ)は、笠岡市中心市街地の北寄り、笠岡駅から約1km北のところに所在していた。
岡山県道34号線(笠岡井原線)沿いで、県立笠岡高校の近く。

笠岡ラーメンは「司ラーメン」の名前で提供していた。
デフォルトでゆで玉子(半分)付き。

狭めではあるが4人掛けの座敷が2席あった。

麺処 十五番

おっつぁん

【おっつぁん】市場内にある行きやすい笠岡ラーメン店。小学生未満は入店不可！(笠岡市十一番町)

おっつぁんの注目ポイント

• 未就学児 入店禁止
• 大型テーブル席あり(6人掛け×2)
• 店内広め
• 駐車場多め

おっつぁんは、笠岡総合卸売市場の敷地内に店舗を構えていた。

公共交通機関だと駅から少し離れており、徒歩で行けない距離ではないが、遠い(笠岡駅から約1.5km、徒歩15〜20分くらい)。

バスの本数も少ない(最寄りバス停は竹喬美術館前)。

しかしマイカーで訪れるには最適の場だった。

市場内ということで、駐車場が広く、近くの道も整備されていて広い。

店内はカウンターのほか大きめのテーブルがいくつかあり、広々としているので食べるには快適な店だった。

ただし、小学生未満の子ども(未就学児)は入店不可だった点は残念。

ラーメンは笠岡ラーメンである「醤油ラーメン」のほか、「豚骨ラーメン」、鶏ガラ醤油と豚骨のブレンドスープ「スペシャルラーメン」があった。

最初の来店は醤油ラーメンをおすすめするが、2回目以降は豚骨やスペシャルもおすすめだった。

• しょうゆラーメン(笠岡ラーメン)　680円
• とんこつラーメン　750円
• スペシャルラーメン　950円
• ほか

一久

【一久】≪閉鎖≫笠岡ラーメン元祖の味を継承する郊外の老舗(笠岡市大宜)

一久(いっきゅう)は、笠岡市西部の郊外、広域農道と呼ばれている道路沿いにあった。

笠岡市内で現在最古参となるラーメン店であり笠岡ラーメンの代表的な店・坂本(初代店主の時代)で修行した方のお店。

かなり古く老舗の雰囲気たっぷりの店だった。
店内はこぢんまりとしていて、カウンター数席と2人掛けの座敷が3席ほど。

メニューは中華そばとライスのみ(前はおでんやいなり寿司もあった)。

ここのラーメンは元祖の味を継承しているためスタンダードな笠岡ラーメンだが、麺が柔らかめということが特徴的だった。

お多津 (移転)

【お多津】老舗割烹料理人がつくる美しく上品な笠岡ラーメン！名店「斉藤」の味をオマージュ(笠岡市)≪閉鎖≫

お多津の注目ポイント

• 割烹料理店がつくる笠岡ラーメン
• 割烹らしい上品な見た目と糸唐辛子など独創的な具
• テーブル・座敷ありで、子供連れでも行きやすい

お多津は、笠岡市中心部にある老舗旅館の「三洋旅館」の1階にある割烹料理店だった。

割烹料理店だが、店主が今はなき笠岡ラーメンの名店「斉藤」の味を再現するために、ラーメンをつくりはじめ、やがて独自性も入れながら進化させた。

かつては、不定期に提供しいたラーメンだが、人気が出たためにレギュラーメニューに昇格した。

お多津のラーメンには、煮カシワのスライスのほか、輪切りのネギ、ゴマ、糸唐辛子など入ってい、スープや盛り付けなどがとても上品な印象なのが特徴だ。

味も上品で、スープを飲むとまずほんのりとした優しい甘さを感じる。

これらの特徴は、移転後も引き継がれている。
なお、移転後はラーメン専門店になった。

大福

ささ家