【鉄pan-ya】久松通にある府中焼(お好み焼)&鉄板焼の店！炙りネギマヨが人気(福山市延広町)

2022年（令和4年）12月、福山市中心部の久松通りに、新たなお好み焼店が登場した。

それが『鉄pan-ya（てっぱんや）』だ。

福山市の隣・府中市の名物である府中焼の専門店で、鉄板料理や一品料理もあり、チョイ飲みもできる。

府中焼は基本具材はキャベツと挽き肉（ミンチ）がメインとする、重ね焼きスタイルのお好み焼。
モヤシが入らず、肉もデフォルトでは入らずに挽き肉が代わりに入っているのが特徴だ。

そんな府中焼の店・鉄pan-yaのイチオシポイントを挙げると、 以下のとおり。

鉄pan-yaのメニューや実際に食べた料理、店舗情報などを詳しく紹介！

もくじ

• 1 鉄pan-yaの営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 メニュー
• 3 おすすめのお好み焼メニュー
  • 3.1 府中焼
  • 3.2 炙りネギマヨ
  • 3.3 スペシャル
• 4 その他のおすすめメニュー
  • 4.1 牛スジ煮込み
  • 4.2 とん平焼
  • 4.3 ホルモン
  • 4.4 カキ焼ポン酢
• 5 店内のようす・席
• 6 外観・所在地・駐車場
• 7 鉄pan-yaのイチオシポイント

鉄pan-yaの営業時間・定休日・店舗情報など

店名	鉄pan-ya
所在地	広島県福山市延広町3-5
営業時間	11:30〜14:00 、17:30〜22:00（ラストオーダー 21:30）
定休日	月曜
電話番号	084-959-2288
席	カウンター×4脚 2人がけテーブル席×1卓 4人がけテーブル席×2卓
禁煙状況	禁煙
駐車場	無し
SNS	Instagram

メニュー

鉄pan-yaでは、メニューはお好み焼、鉄板焼、一品料理の3種に分かれる。

お好み焼は、「府中焼」のみ。
これにトッピングの違いで、「炙りネギマヨ」と「スペシャル」がある。

府中焼は、福山市の北西隣の府中市の名物。
基本具材はキャベツに挽き肉（ミンチ）なのが特徴の、重ね焼きのお好み焼だ。

中に入る麺は、基本のそば（中華麺）のほか、ピリ辛麺やうどんが選べる。

麺はダブル（2玉）やトリプル（3玉）にもできる。
麺のダブルは2種ずつ半々、トリプル3種載せも可能だ。

トッピングも豊富。
なお玉子のダブルは、キャベツの上に2つ入れ込むか、1つは中にもうひとつは上に目玉焼きで載せるか選択できる。

ランチタイムはトッピングが1種無料になり、大変お得だ。

なお府中焼は、持ち帰りできる。

鉄板焼や一品料理も豊富で、チョイ飲みにも最適。

メニュー表以外にも、店内の黒板にもメニューがある。

ドリンクはセルフサービスになっているのがめずらしい。

店内にある冷蔵庫で、欲しいドリンクとグラスを持ってきて、自分で注いで飲む。

おすすめのお好み焼メニュー

府中焼

看板メニューである「府中焼」を注文。
麺は、そば（中華麺）にした。

さらにトッピングで、豚バラとシソを追加。

府中焼は肉の代わりに挽き肉（ミンチ）が入るので、通常では肉は入らない。
肉気が欲しかったので、豚肉を追加してみた。

まずは生地を薄く丸く焼いていく。
かなり薄めだ。

生地の上には、魚粉をパラパラと。

そこへどっさりとキャベツ。
キャベツはやや太めにカットされているようだ。

めずらしいのは、そのキャベツの中央に巣ごもりのように生卵を落とすこと。
これは初めてやり方。
鉄pan-yaならではの特徴といえよう。

卵は割らずにそのままで、その上に天カスをタップリめに載せる。

その上に追加トッピングのシソ、さらに豚バラ肉を焼いてその上に載っける。

麺は袋入り麺を使用。
鉄板の上に麺を落としたら、軽く炒めていく。

炒めた麺を、具材一式の上にドサッと載せていく。

最後に、府中焼の最大のポイントである挽き肉（ミンチ）をタップリと麺の上に載せる。

そして、府中焼を一気に反転！

反転させて蒸し焼きにする。
そのとき、ヘラで上からギューッと押さえ込んでいく。

挽き肉から脂分が染み出して、ジュージューと良い音がする。

押さえられてボリュームがおさえられたが、実物を見ると、押さえられたあともけっこうなボリューム感があるのだ。

最後は再度反転させて、完成！

表面にソースをかけ、さらに青ノリをかける。

通常の広島お好み焼や府中焼は表面が玉子となるが、鉄pan-yaの府中焼の場合は玉子がキャベツの中にあるため、表面は麺となるのが特徴だ。

麺の上には挽き肉が載っていたが、脂身はとけ、赤身は押さえられて麺の中へ入り込んでいるようだ。

麺は、中太のちぢれ麺だ。

表面の麺は、ミンチから染み出た脂でコンガリとしたキツネ色に。
これは、実においしそう。

食べると、麺はパリパリとしていて、脂の味わいもして、香ばしさが広がる。

中のキャベツはシンナリして、少しトロトロとした食感。

キャベツのやさしい甘味にミンチの脂感やソースの甘さが交わる。

さらにトッピングのシソのさわやかな風味も。

また豚バラ肉の香ばしさとムチッとした食感や味わいも加わる。

中央あたりまで食い進めると、上に落とした生卵が目玉焼き状になって現れる。

お好み焼に白身のプルッとした食感や味固ゆでの黄身の味わいも入り、新たな味わいを楽しめた。

途中からはマヨネーズや一味などをかけて、味を変化させて楽しんでみた。

鉄pan-yaの府中焼は、中央の玉子をはじめ独自性がありつつ、府中焼ならではの香ばしいお好み焼が楽しめると感じた。

炙りネギマヨ

実は一番人気だという「炙りネギマヨ」を注文。

麺はピリ辛麺に変更。
さらに、 豚バラとイカ天をトッピングしてみた。

炙りネギマヨは、通常の府中焼の上に、タップリの刻みネギを敷き詰める。
それまでは、通常の府中焼とつくり方は同じだ。

次に、その上に網の目状にタップリのマヨネーズをかける。

そしてガスバーナーで炙り、マヨネーズやネギを焦がしていく。

バーナーは二刀流！
轟音とともに、香ばしい匂いがしてきて期待がふくらむ。

完成！
食べる前から香ばしい風味が漂い、腹が減ってくる。

マヨネーズにはいい塩梅にキツネ色の焦げ目が付いていて、非常にうまそうだ。

麺は辛麺にしたが、朱色の綿にところどころ焦げ目が付いている。

食べると、炙られているから非常に熱々。
そしてマヨネーズの焦げた香ばしさと甘味、さらに熱でトロリとなった舌触りを楽しめる。

そしてネギの焼かれた香ばしさにシャキシャキ感、ネギの風味が広がってくる。

炙られたマヨネーズと一体となってたまらないクセになる味わいだ。

さらに、そこに麺の焦げたパリパリ感に、キャベツのしんなりした食感と味わい、トッピングの豚肉の香ばしさや風味が。

またトッピングのイカ天のシンナリ感と風味もときおりしてきて、おいしい。

もちろん、通常の府中焼と同じく、キャベツの中に卵を落としており、目玉焼のような味わいを楽しめる。
玉子の風味と炙られたネギやマヨネーズの風味がよく合い、食が進む。

炙りネギマヨは、かなりクセになる味わいだ。

スペシャル

豪華な府中焼「スペシャル」を注文。
麺はうどんにし、トッピングで炙りネギマヨハーフを注文してみる。

スペシャルは、通常の府中焼にエビ、イカ、豚バラ肉、チーズ、イカ天が入るお得なメニューだ。

基本的な工程は、基本の府中焼と同じ。

途中でスペシャルに入るトッピングの豚バラ肉や、イカ、エビなどを炒めていく。

イカ天と炒めた豚バラ肉、イカ、エビを具材の上に載せていく。
チーズ以外のスペシャルの具材が載った状態だ。

うどんは、鉄板でしっかり抑えながら炒め、そのあとに具材の上に載せていく。

その後は、通常の府中焼と同じく麺の上に挽き肉をタップリと載せ、反転。
蒸し焼きにしながら、上から押さえていき、再度反転させる。

挽き肉から染み出した脂分で、うどんの表面は見事なキツネ色の焦げ目が付いている。

続いてスペシャルに入るトッピングのチーズの準備をしていくが、鉄pan-ya独自の方法になっている。

通常ではスライスチーズをお好み焼に載せるパターンが多いと感じてるが、鉄pan-yaではチーズは短冊状のものを鉄板の上で熱していく。

熱でチーズを溶かし、ある程度溶けたところで、ヘラで押さえつけて焼いていく。

トロトロになりつつあるところで、ヘラですくって府中焼の上へ載せる。

載せたあとは、ヘラで薄くのばして表面を覆うようにしていく。

このようなチーズのトッピング方法は、初めて見た。

次に、チーズの上からソースを一面に塗っていく。

炙りネギマヨハーフを追加しているので、半分のスペースに刻みネギを載せていく。

そしてネギの上からマヨネーズを振りかける。

そして、ガスバーナーで炙っていく。
ハーフでも二刀流だ。

スペシャル+炙りネギマヨハーフトッピングの完成！

マヨネーズはいい感じにとけて焦げ目が付き、ネギも焦げ目が付いて、香ばしい良い匂い。

半分は、通常の府中焼と同じくソースと青ノリ。

うどんの表面部分は、いい感じにキツネ色の焼け目が付いておいしそう。

食べると、うどんはカリカリとした食感でありながら、うどん特有のモッチリとした食感も残り、香ばしさがあってうまい。

さらにキャベツはトロッとしており、そこへソーズの甘酸っぱさが混じってくると、とてもおいしい。

そこにときおり、トッピングのイカやエビのプリプリとした食感、イカ天の風味、豚肉の香ばしさや甘味や食感が混じり合ってくる。

さらにトッピングのチーズはトロリとしながらも、プニプニとした弾力ある食感も残り、絶妙な食感を楽しめる。

チーズの風味に、香ばしさやソースの味わいと最高のハーモニーを楽しめる。

炙りネギマヨ部分は、炙られた香ばしさが口内に広がり、マヨネーズのまろやかな味わい、ネギの風味などに混じり、チーズの味わい、ソースの甘酸っぱさも加わってきた。

通常の府中焼と同様に、キャベツの中央に玉子が入っており、スペシャルでも玉子焼風の味わいを楽しめる。

炙りネギマヨハーフのトッピングをしてみたが、通常の炙りネギマヨだと味が濃いと感じる場合や、通常と炙りネギマヨ両方楽しみたい場合などにおすすめだ。

その他のおすすめメニュー

牛スジ煮込み

一品料理の中から「牛すじ煮込」を注文。
すぐに出てくるので、つまみに最適だ。

具材は牛スジ、コンニャク、大根で、上からネギと一味トウガラシ。

具材は、どれも甘辛い味わいがシッカリとしゅんでいる。
そしてホンノリとショウガの風味。

牛スジはホロホロとし、脂身はトロトロで甘い。

ダイコンは柔らかく、コンニャクはプルプル。

コンニャクにも味がシッカリとしゅんでいた。

とん平焼

鉄板焼メニューはいろいろ揃っているが、その中で気になったのが「とん平焼」。

豚バラ肉や玉子、ネギ、天カスなどをお好み焼の薄い生地で半月状にくるんでいる。

皮の上にはタップリとソースとマヨネーズがかかる。

食べると、皮の表面はパリパリの食感。
皮は薄いが、中はモチモチとした食感で香ばしい。

中に入っている豚バラ肉がはみ出していて、いい感じに焼かれているのがわかる。

中はチーズが入りトロリ。

そして豚肉よりムチムチとした食感と香ばしさと風味、ネギのシャキシャキとした食感、チーズの風味がいったいとなり、さらにソースの甘い味わいとマヨネーズのまろやかな味わいが全体を包んでいく。

ホルモン

「ホルモン」は、いわゆる鉄板でのホルモン焼。

ホルモン入りの野菜炒めで、味噌ダレで味付けされておる。

ホルモンは大ぶりで、脂身がフックラとして大きめ。

食べると皮のムチムチとして食感、脂身のプルプルとした食感とコッテリとした甘味に、ほどよく甘辛いタレが絡んでおいしい。

キャベツやタマネギもタップリ。
ほどよくシャキシャキ感が残り、タレの甘味とキャベツやタマネギの甘味がしておいしい。

カキ焼ポン酢

「カキ焼ポン酢」は、冬季限定のメニュー。

レギュラーメニューになく、黒板に書かれてあったので、毎日あるわけではないのかも。

鉄板で蒸し焼きにされた牡蠣に、ポン酢をかけて味わう。

牡蠣は大ぶり、ふっくらとしていて厚みがある。

プリプリとした食感で、ジュワーッとうまみが染み出てきて、ポン酢の味わいと一体となって非常にうまい。

店内のようす・席

鉄pan-yaの店内は、以前のりえもん家時代と同じようなレイアウト。

奥にある厨房の鉄板にカウンター席が4脚。

このほか4人がけテーブル席が2卓、2人がけテーブル席が1卓ある。

すべてのテーブル席に鉄板が備え付けられてあり、鉄板から直に熱々のお好み焼が食べられるのがうれしい。

なお、店内は禁煙である。

外観・所在地・駐車場

鉄pan-yaがある場所は、福山市中心部・福山駅前の延広町にある久松通り。

以前にお好み焼店『りえもん家』があった跡地になる。

なお、りえもん家は『えんまる』の姉妹店だったが、鉄pan-yaはえんまるとは無関係だ。

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隣には、ラーメン店・焼鳥店の『ハク（HAKU）』もあり、また3軒隣には同じお好み焼・鉄板焼店の『弁兵衛 福山店』もあるなど、飲食店が多いエリアだ。

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なお、駐車場はない。

鉄pan-yaのイチオシポイント

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