【龍】笠岡ラーメンが500円から食べられる！テーブル席もあり(笠岡市吉浜)

岡山県最西南に位置する笠岡市。
その笠岡市のご当地ラーメンが『笠岡ラーメン』だ。

笠岡ラーメンの特徴は、醤油スープ、鶏ガラベースの出汁、中太ストレート麺、そして最大の特徴である「カシワ (ヒネ鶏と呼ばれる排卵を終えた鶏)」のスライス。

市内西部の郊外にある『龍』は、笠岡ラーメンの中では有名店ではないかもしれないが、いろいろとお得なお店だ。

【笠岡ラーメン】地元民おすすめ店一覧！人気店パーフェクトガイド(マップ付き)

龍の概要

龍のメニュー

独自アレンジの笠岡ラーメンと尾道ラーメンがメインメニュー

※ メニューはクリックで拡大

メインとなるラーメンは中華そばと尾道ラーメンの2種に加え、オリジナルの龍ラーメンというラインナップ。

中華そばと尾道ラーメンはそれぞれ肉系具材をカシワか豚チャーシューか選べる。

メニューに表記はないが、中華そばにカシワを乗せれば、笠岡ラーメンだ。

尾道ラーメンにもカシワが乗せられるのはおもしろく、貴重だ。

オリジナルの龍ラーメンはいわゆるスタミナ系。ニンニク入りモヤシ炒めが乗っている。

辛い『赤』と辛くない『白』の2タイプがある。

しかし、メニューの一番上が尾道ラーメンになっているといことは、尾道の方が自信があるのだろうか。

中華そば(醤油ラーメン)カシワ乗せ

独自アレンジの笠岡ラーメン

やはり笠岡ラーメンは外せない。

注文したのは、笠岡ラーメン(中華そばのカシワ乗せ)の半チャーハンセット。

龍では、基本の中華そばにカシワ乗せを選ぶと、笠岡ラーメンのスタイルとなる。

スープは一般的な笠岡ラーメンと同じ醤油スープだ。

特徴的なのは、尾道ラーメンと同じように豚の背脂が入っている点。

尾道ラーメンほどたくさん入っておらず、ほんの少し入っているだけだが、一般的な笠岡ラーメンには背脂は一切入らないので、少しの量でも特徴的になる。

もうひとつ特徴的なのが、カシワ。

一般的な笠岡ラーメンに入るカシワはスライスだ。

だが龍のカシワはとても厚い。

だからとても歯ごたえが感じられ、食べ応えがある。

これはかなりお得な感じ。

また、通常の笠岡ラーメンのカシワに比べると色が薄めだ。

麺は中太ストレート。これはほかの笠岡ラーメンと同様だ。

なお麺の固さは注文時に選べる。

替え玉も可能。半玉での注文もできる。

麺にはタレが少しかかっている。

店内のようす

店内は入口に入ってすぐ左手に5人掛けテーブル。

入口正面から右奥に向かってカウンター席が並び、その向こうに厨房。

カウンター席の後ろ側で、窓際に4人掛けテーブルが並んでいる。

龍の外観と店頭のようす

龍は、笠岡市西部の郊外にある。
金浦という地区の一角で、広域農道沿いに立地。周囲は田畑と集落という場所だ。
そのまま数百メートル西進し坂道を登ると、『坂本』と並ぶ笠岡ラーメンの人気老舗店の『一久 (いっきゅう)』がある。

国道2号線の抜け道でもあり、車通りも多く、直線道路のため行きやすい場所だ。しかし、すぐ近くに人気店があることから、ついそちらに意識がいってしまい、見過ごしてしまう。
以前、龍があった場所には別のラーメン店があったが、数年前に龍に変わった。

駐車場は広く、車の出し入れもしやすい。
外観はやや古めな印象だ。
しかし店内は改装されているため、意外と古くは感じない。

おわりに

1杯500円というリーズナブルな価格から食べられ、ラーメンのクオリティもなかなかのもの。

しかも車で行きやすい立地で、駐車場も広い。

こうした条件のため、昼間は営業マンやタクシーやトラックの運転手、外回りの作業系の職業の方などが多く来店し、すぐに満席に。場合によっては、待たなければならないようだ。

テーブル席もあり、狭くもないので子連れ客にもおすすめ。

笠岡ラーメン店は子連れで行きにくいも店も多いので、貴重な店舗だ。

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