当サイトではGoogleアドセンス広告を表示、一部の記事にはアフィリエイト広告を表示しています。
ウナギはおいしいけど、いいウナギは価格が高めでなかなか食べられないもの。
でも、年に数度でいいからぜひ食べたいと思う店が福山市にある。
それがウナギ料理専門店『なか勝(なかしょう)』。
福山を代表するウナギ料理の専門店で、待ち客もできるほどの人気の店だ。
営業時間中に店の前を通ると、香ばしい香りがしてきてヨダレが垂れる。
そんな人気のウナギ料理専門店・なか勝の注目ポイントは、以下のとおり。
- 福山を代表するウナギ料理専門店
- 出てくるウナギは「一色ウナギ」
- ウナギの身の表面が香ばしくサクッとした食感
- ウナギの身の中はフンワリとしつつ、とろけるような舌触りも
- ウナギの皮の表面は香ばしくパリッとし、裏面はプニッとした弾力がある
- 蒲焼きの甘く香ばしいタレがおいしく、ウナギやごはんとよくマッチ
- 大盛のごはんは山盛りで量多め
おすすめのウナギ料理専門店・なか勝のメニューや実際に食べた料理、店内のようす、外観、店舗情報などについて紹介!
もくじ
なか勝の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | なか勝 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市沖野上町一丁目4-10 |
営業時間 | 11:00〜14:30、17:00〜21:00 ※ ラストオーダーは閉店の30分前だが、混雑時はそれより前にラストオーダーになることもある (材料がなくなりしだい終了) |
定休日 | 水曜 |
電話番号 | 084-921-5111 |
席 | カウンター×5脚 4人がけテーブル席×2卓 4人がけ座敷×3卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り |
なか勝のメニュー:メインはうな重・うな丼・ひつまぶし・長焼き
なか勝はウナギ料理の専門店だから、ウナギ料理の代表格ともいえる「うな重」「うな丼」「ひつまぶし」がメインメニューだ。
これにくわえ、一品料理として「長焼き」がある。
長焼きはさばいたウナギを一本まるまる焼いたもの。
うな重・うな丼・ひつまぶしには、吸物と漬物が付く。
長焼きは何も付かないので、別途ごはんや吸物などを注文しよう。
ほかに「うざく」などもある。
また、飲み物と珍味も置いてあった。
ちなみに珍味はウナギ料理ではない。
卓上にあるのは、左から醤油、追加用の蒲焼きのタレ、サンショウ。
なお、ウナギは愛知県一色(西尾市)産の「一色ウナギ」だそう。
一色はウナギの名産地のひとつ。
一色ウナギはブランドウナギだ。
なか勝のおすすめメニュー
「うな重」は重箱からはみ出んばかりの香ばしいウナギが2つ
せっかくなので奮発して、「うなぎ重」4000円を注文!
しかも大盛りに。
大盛りは105円増しだ。
大盛りにすると、ごはんの量が多い。
写真を見て欲しい。
ごはんが重箱から盛り上がるほど入っている。
ふたも閉まらない。
フタを開けてみる。
重箱の上には大きなウナギの身が二切れズッシリと載っている。
そして蒲焼きの甘く香ばしい香り……
見ているだけでもおいしい。
ウナギの大きさもなかなかのものだ。
ウナギを食べてみる。
皮の表面は口に入れた瞬間香ばしさが広がり、 そして、パリパリとした食感だ。
皮の内側はプニっとした柔らかな食感。
身は表面は甘辛いタレの赤茶色で覆われている。
味は、甘く香ばしい味わい。
そして食感は、サクサクっとした感じ。
ウナギでサクサクっとした食感は初めてだ。
そして中はふっくらと柔らか。
同時に、とろけるような舌触りだ。
そして、山盛りのごはん。
ごはんにもほどよく甘めのタレがかかっている。
ウナギの肉の味わいとタレの甘い香ばしい風味、皮の香ばしさ、そしてごはんの味が一体となって、箸が止まらないうまさに!
途中から、卓上のサンショウを振りかけて食べ、味わいを変えてみる。
卓上には追加用のタレがある。
が、あぶられていないので、タレの味わいが元の味とは違う感じ。
また温度も冷たいので、私はあまりタレ追加はおすすめしないかな。
ごはんは大盛りにしたた、お腹いっぱい。
大盛はウナギとの食べる配分に注意だ。
いっしょに付いているお吸い物。
具は刻みミツバと鞠(まり)のようなカラフルな麩が入っている。
以前はウナギの小さな身(肝?)も入っていたが、取材時には入っていなかった。
▲漬物の盛り合わせ
▲果物
「ひつまぶし」はそのまま、混ぜて、お茶漬けで三度楽しめる
ひつまぶし、吸物、果物、小鉢のほかに、茶碗としゃもじ、急須に入ったダシ汁、薬味の刻みネギとワサビがついてくる。
櫃(ひつ)の上には、刻まれたウナギの蒲焼きが載る。
ウナギは1尾分載っているようだ。
うな重やうな丼の蒲焼きと同じく、表面はいい感じ焦げ目がついていて、おいしそう。
ウナギの下のごはんの上には刻み海苔。
そしてごはんには、蒲焼きと同じタレがシッカリと染み込んでいる。
まずは、そのままウナギとごはんをすくい上げていただく。
ウナギは、やはりうな重と同じようにサクサクッとした食感があり、たまらない香ばしさとタレの甘味が一気に口の中に広がる。
そしてフンワリホクホクとしながらトロリとしたなめらかさがある身の食感。
さらに脂ののったウナギのうま味が楽しめる。
そこへタレの甘味がシッカリと染み込んだ淡泊なごはんの味わいが重なって、絶妙なおいしさになる。
次に茶碗にある程度のひつまぶしをよそい、今度はウナギとごはんをシッカリと混ぜ込んで食べてみる。
すると、不思議なことに違った味わいに。
ごはんとタレの味、ウナギの味わいがいいバランスに混ざり合っていた。
最後に、お茶漬けを楽しんでみる。
お茶漬け用の薬味として、ネギとワサビがついている。
そして、急須に入ったダシ汁。
開けてみると、透明感のある茶色いダシ汁が見える。
茶碗にひつまぶしを適量よそい、ネギとワサビを載せ、ダシ汁をタップリとかける。
サッパリとしてダシ汁の風味が、濃厚なウナギのうま味や香ばしさ、タレの甘味とマッチ。
そこへネギのシャキシャキ感と風味、ワサビのピリッとした辛さと風味がアクセントに。
食事後半でもサラサラと食べられた。
ひつまぶしは、ごはんとウナギの蒲焼きをそのまま食べる、混ぜ込んで食べる、お茶漬けにして食べるという三度の楽しみ方ができるのが魅力だ。
ついてきた吸物。
吸物中には、ウナギの肝が入っていた。
「長焼き」はウナギ1尾の蒲焼きを丸ごと味わえる
ほとんどの客がうな重・うな丼・ひつまぶしのどれかを注文する中、ややマニアックなメニューが「長焼き」。
ウナギ1尾をそのまま皿に載せた、いわゆるウナギの蒲焼きだ。
ウナギだけ食べたい人、ごはんの上に載せずにおかずとしてウナギの蒲焼きを食べたい人向けのメニューだろう。
ただし長焼きだけ注文すると、ウナギしか出てこない。
おかずにしたい場合は、いっしょにごはんを注文しよう。
また吸物が欲しい場合もいっしょに注文する必要がある。
なお、ごはんは並と大盛りがある。
私は知らずに大盛りを注文したが、丼に山盛りで出てきたので、注意だ。
横に長い皿の幅いっぱいに載った、ウナギの蒲焼き。
正直、想像以上に長い(大きい)。
食べごたえがありそうだ。
基本的には、うな重・うな丼・ひつまぶしの上に載っている蒲焼きと同じだと思う。
見事な茶色い焼け目。
食べる前から香ばしさがただよってくる。
蒲焼きを割ってみると、中からフワフワとした身があらわに。
なんとも美しい断面だ。
脂がのっているのがわかる、おいしそうな身。
食べると、やはりサクサクッとした食感と香ばしさを、まず感じた。
そしてトロトロとしながらフンワリホクホクの身。
よくのった脂の味わいと身のうまみにタレの甘味が加わってたまらない!
裏の皮も焦げ目がついて、とても香ばしい。
そして、皮と身のあいだの弾力のある食感の脂ののった部分もうまい。
うな重・うな丼・ひつまぶしなどより、ダイレクトにウナギの味わいが楽しめ、長焼きを注文してみるのもいいなと思う。
もちろんごはんとの相性も抜群。
ドンドンごはんが進んでいき、超大盛りでもペロリだ。
店内のようす・席
店内は高級感のある和の雰囲気だ。
入口から見て、右側にカウンターが5脚。
左側に4人がけテーブル席が2卓ならんでいる。
奥には、座敷があり、4人がけが3卓。
1卓は個室となり、残り2卓が同じ部屋にある。
店内は禁煙。
なか勝の外観・所在地・駐車場
なか勝があるのは、沖野上町を東西に走っている福山市立大学と総合体育館を結ぶ道沿い。
ちょうど「沖野上一丁目」交差点と「沖野上二丁目」交差点のちょうど中間あたりに位置している。
なか勝の向かいには、麺屋 遼太郎・笑い鶏もんど・杵屋などの店がある。
【遼太郎】名物のスタミナ系ピリ辛ラーメン・朱丸麺のほか尾道系の遼太郎麺もおすすめ(福山市沖野上)
駐車場は2ヶ所。
店の裏側と向かいだ。
裏側駐車場は、店の横の脇道を入る。
すると、進行方向右側に小さな共同駐車場がある。
なか勝の店名があるところに停めよう。
向かいの駐車場は、麺屋 遼太郎・笑い鶏もんど・杵屋がある敷地内で、各店ごとに駐車位置が決まっている。
敷地入口に案内図がある。
よく見て間違った場所に停めないようにしよう。
土用の丑の日は大混雑必至
なお、当たり前かも知れないが、土用の丑の日は相当に混雑する。
店の前はすぐ歩道なので、あまり行列をつくれないため、店内の順番待ち表に携帯電話番号を書いて、駐車場の車内に待機。
順番が近くなったら、店員が携帯電話に電話して呼び出しれくれるというシステムだ。
だから、車以外で来店した場合は歩道でずっと待つことになり、ちょっと辛いので注意。
特に悪天候時は大変だ。
なか勝のイチオシポイント
- 福山を代表するウナギ料理専門店
- 出てくるウナギは「一色ウナギ」
- ウナギの身の表面が香ばしくサクッとした食感
- ウナギの身の中はフンワリとしつつ、とろけるような舌触りも
- ウナギの皮の表面は香ばしくパリッとし、裏面はプニッとした弾力がある
- 蒲焼きの甘く香ばしいタレがおいしく、ウナギやごはんとよくマッチ
- 大盛のごはんは山盛りで量多め
なか勝は、福山でウナギをおいしく食べるなら「なか勝」の名前が必ず出るほどの人気店。
土用の丑の日ともなると大混雑だ。
ただ、ウナギの旬は実は冬。
土用の丑の日以外でもおいしいウナギが食べられるので、あえて混雑期間に行かなくてもいいかもしれない。
ちにみに世間でボーナス支給が多い時期も客が多い印象。
とはいえ、人気店なので土用の丑の日以外でも、休日のピーク時は満席状態になる。
時間調整していくのがおすすめだ。
おいしいウナギだが、漁獲高減少もあって気楽に食べられる価格ではない。
でもおいしいので、年に数回、家族みんなでなか勝に行き、ウナギ料理のごちそうを食べてみるのはいかがだろう。
店舗情報
店名 | なか勝 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市沖野上町一丁目4-10 |
営業時間 | 11:00〜14:30、17:00〜21:00 ※ ラストオーダーは閉店の30分前だが、混雑時はそれより前にラストオーダーになることもある (材料がなくなりしだい終了) |
定休日 | 水曜 |
電話番号 | 084-921-5111 |
席 | カウンター×5脚 4人がけテーブル席×2卓 4人がけ座敷×3卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り |
近くのおすすめ店
【遼太郎】名物のスタミナ系ピリ辛ラーメン・朱丸麺のほか尾道系の遼太郎麺もおすすめ(福山市沖野上)【つたふじ福山支店】尾道ラーメンの老舗で名店!「中華うどん」も人気の名物(福山市御門町)【やまもと商店】もち麦入の極太麺の備後焼そば。モチモチ+カリカリの食感で香ばしい(福山市多治米)【日鶏ひとり】鶏から揚げ専門の定食店で持ち帰りも!巨大で衣サクサク・中ジューシー!(福山市多治米)