【大松食堂】県庁出先機関にまさかの笠岡ラーメンの名店！定食類もおすすめ(笠岡市六番町)

『大松食堂 (だいまつ しょくどう)』は、岡山県最南西の地である笠岡市中心部にある。

実は大松食堂は、岡山県庁の出先機関である備中県民局 井笠地域事務所内にある。

つまり職員や来庁者向けの職員食堂だ。

だがここの食堂、笠岡ラーメンを提供しており、しかも一部の笠岡ラーメン好きから美味しいと噂になっている。

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私もその噂は聞いて気になり、かなり前に来店したのだが、今回数年ぶりに再訪してみた。

大松食堂の概要

店舗情報

大松食堂は県庁出先機関の職員食堂。だが一般人も入店可能

大松食堂があるのは備中県民局 井笠地域事務所内。

県庁職員食堂という位置付けだが、働いている職員や事務所に用事があってきた来訪者だけでなく、大松食堂の飲食のためだけでも利用することができる。

所在地は、笠岡市街地の東部の番町(ばんちょう)と呼ばれるエリア。

かつての海を干拓してできた新開地なので、道路も広く碁盤目状に整備されている。

国道2号線の少し南なので来訪しやすい。

なお駐車場は40台ほどあるが、日時によっては来訪者が意外と多く停められないこともある。

大松食堂のメニュー

大松食堂はセルフサービス。

入ってすぐのところでお盆をとり、定食類が欲しい場合は、入口入って左手にある棚から好きなおかずを取る。

麺類やごはんものは室内奥手にある厨房横カウンターで口頭にて注文。

※ 画像をクリックで拡大

なんと笠岡ラーメンが1杯480円という安さ！

職員食堂のメリットだ。

ほかの麺・ごはん類も安い。

和風ラーメンというのもとても気になるが、今回は笠岡ラーメンが目的なので、またの機会に。

定食のおかずも豊富。

どれも美味しそうだ。

売り切れ御免なので、早い者勝ち。

カウンターには、取り放題の漬物類。

笠岡ラーメン

醤油スープにカシワ肉・ネギ・メンマというスタンダードなスタイル

笠岡ラーメンを注文。

半透明の茶色い醤油スープ、煮たカシワのスライス、メンマにネギ。
とてもスタンダードな見た目。

実に美味しそう。

この大松食堂の笠岡ラーメンは、いまはなき笠岡の伝説的名店「斉藤」の味を再現しているとのこと。
笠岡ラーメンにくわしい者によれば、大松食堂の笠岡ラーメンが斉藤の味に一番近いそうだ。

スープは塩辛さもちょうどよく、醤油のコクとダシの旨みが美味しくて、ついついゴクゴクと飲んでしまう。

麺は中細のストレート。

これも基本通りの笠岡ラーメンのスタイル。

そして、笠岡ラーメンのシンボル、カシワの煮鶏スライス。

カシワとは岡山弁で、ヒネ鶏=排卵を終えた鶏(廃鶏)のこと。

ちょうどよい固さで、モグモグと噛みしめていると、鶏の旨みがチュルチュルと口内に染みわたってくる。

大松食堂の外観・立地など

門を入ると、まず2つの庁舎が並ぶ。

その庁舎の間を奥への進む。

上の画像で、ちょうど2人の人が歩いている方向だ。

第1庁舎と第2庁舎の間を奥へと進んでいるところ。

画像中央奥に離れの建物が見えるが、その中に大松食堂がある。

大松食堂目当ての来訪者が多いためか、こんな張り紙も。

大松食堂がある別館。

入口から入ってすぐ左手が大松食堂になる。

店内のようす

大松食堂の入口。

店名は書いていない。

※ 画像をクリックで拡大

なんと栄養成分表まで貼ってある。

まさに職員食堂という雰囲気の内観。

席数は30席ぐらい。

テーブルのみなので、相席になることも。

大松食堂へ行くときは営業日時に注意

もうひとつの注意点は営業時間。

平日の11:30〜13:30という限定的な時間しかやっていない。

さきほど混雑を避けたい方は昼食時間帯をずらして行くことをすすめたが、その場合は13:00からの30分しかチャンスがないので注意だ。

またお子様連れで来店したい場合も、平日なら問題ないが、土日祝日は開店していない。

大松食堂へ公共交通機関でアクセスする場合

JR笠岡駅から南東方向に約1.5km。

徒歩約20分。

バスの場合は、笠岡駅前から井笠バスカンパニー乗車、竹喬美術館前バス停で下車。

参考
井笠バスカンパニー

まとめ

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