【平の家 引野店】本場の府中焼の味を福山で楽しめるお好み焼店！トロトロの玉子がけが特徴(福山市引野)

広島県府中市のご当地お好み焼として注目されている府中焼き。

府中市内にある府中焼きの人気店のひとつに『平の家（ひらのや）』がある。

その平の家の姉妹店が、府中市の隣・福山市にもある。

それが『平の家 引野店』だ。

平の家 引野店の魅力やポイントをまとめると、 以下のとおり。

そんな平の家 引野店のメニューや実際に食べた料理、店舗情報などについて詳しく紹介！

もくじ

• 1 平の家 引野店の営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 メニュー
• 3 平の家のおすすめメニュー
  • 3.1 「府中焼き」はトロトロの玉子がかかるのがポイント
  • 3.2 「モダン焼」はキャベツだけでなく麺も生地に混ぜ込んで焼く
• 4 店内のようす・席
• 5 外観・所在地・駐車場
• 6 平の家のイチオシポイント

平の家 引野店の営業時間・定休日・店舗情報など

店名	平の家 引野店
所在地	広島県福山市引野町二丁目28-38
営業時間	11:00〜20:15
定休日	水曜 第1・3木曜
電話番号	084-941-6980
席	カウンター×5脚 4人がけテーブル×2卓 4人がけ座敷×2卓
禁煙状況	禁煙
駐車場	有り

メニュー

お好み焼のメニューは府中焼きとモダン焼きの2種。

それぞれにイカ・エビ入りのスペシャルもある。

府中焼きもモダン焼きも入れる麺は、そば（中華麺）とうどん、辛麺の3種類で、麺の量はシングル・セミダブル・ダブルとある。

なお辛麺は50円増し。

このほか、焼そば・焼うどんもあった。

こちらも50円プラスで辛麺に変更でき、量もシングル・セミダブル・ダブルとある。

トッピングも豊富にそろう。

トッピングはチーズ、餅、ホルモンがとくに人気だそう。

お好み焼以外にも、一品料理やドリンク類もある。

一品料理もおいしそうで気になるが、一品料理は平日のみしか注文できない。

平の家のおすすめメニュー

「府中焼き」はトロトロの玉子がかかるのがポイント

看板メニューの「府中焼き」。

麺はそば（中華麺）のシングルにした。

さらにホルモンハーフと牛スジを追加でトッピング。

一般的な広島お好み焼のように、生地を薄く丸く広げて焼いていく。
上からは、魚粉を振りかけている。

そして中華麺の蒸し麺を生地の上に広げ、追加トッピングした牛スジを載せる。
蒸し麺は鉄板上で熱せず、袋から出したものを直載せするスタイル。

さらに上から大量のキャベツを載せていく。
麺も牛スジも見えなくなるほどの量だ。

なお、キャベツは細めに千切りされている。

キャベツの上から追加トッピングのホルモンを載せる。

最後に府中焼き最大の特徴である、挽き肉をタップリと載せていく。

そして反転させ……

具材を蒸し焼きに。

できあがると再反転。

表面にソースを塗っていく。

平の家は、ここからが特徴的。
ソースを塗ったあと、生卵をといて、お好み焼の上からかけるのだ。

かけた卵は、周辺に流れ落ちていく。

鉄板上に流れた卵が半熟でいい感じになったら、ヘラで集めて、お好み焼の上に載せる。

最後に、刻みネギを上からかけて完成だ。

上に載った半熟の玉子が食欲をそそるビジュアルだ。

かけられているソースは甘めの味わいだが、デフォルトでかかっている量が控えめなので、素材の味わいと焼かれた香ばしさが楽しめる。

表面は細切りの千切りキャベツがコンガリと焼かれていて、サクッと軽やかな食感とともに香ばしさが広がる。

内側のキャベツはシンナリとしていてみずみずしく、ほのかな甘味が。

そばはツルツルでモッチリとした食感。府中焼きはバリバリのイメージがあるが、それとは異なる。

ときどきトッピングの牛スジのホロッとした食感と肉のうまみが現れる。

同じくトッピングのホルモンのプリッとした食感と甘みと脂感が、おいしさに広がりを加える。

玉子は黄身はフワッと、白身はトロトロとしていて、玉子の味わいがおいしさを後押し。

タップリのキャベツとそばが入っているので、ボリュームはなかなかのもの。

焼かれて厚みが薄くなったように見えるが、実際に食べてみるとやはりボリュームがある。

食べ進めていくと、追加トッピングした牛スジ肉やホルモンが出現。

そばは、挽き肉やホルモンの脂をまとい、艶やかに。

牛スジの赤身のホクホクとした食感と、プニプニとして甘味のある脂身がうまい。

ホルモンのプルプル感と甘味もいい感じ。

見た目以上にボリュームがあったが、牛スジとホルモンハーフの追加トッピングでさらにおいしく、さらにボリューム感が増して満足だ。

「モダン焼」はキャベツだけでなく麺も生地に混ぜ込んで焼く

「モダン焼」も注文してみた。
入れる麺は、辛麺（トウガラシ入りでピリ辛風味の中華麺）のシングルに。

さらにホルモンハーフと牛スジを追加トッピングした。

平の家のモダン焼は、かなり特殊だ。
一般的なモダン焼といえば、混ぜ焼のお好み焼に麺をくっつけるスタイルだが、平の家のモダン焼はそれとは異なる。

最初から生地とキャベツだけでなく、挽き肉や麺まで生地に混ぜ込んで、鉄板に広げて焼くのである。
これは初めて見たスタイルだ。

広げて丸めた上に、トッピングの牛スジとホルモンを並べる。

具材のキャベツは府中焼同様に細めに切られ、キャベツの量は多めだ。
さらいよく見ると、刻みネギも入っている。

焼けたら反転させて、反対側も焼いていく。

焼けたら再度反転させてソースをかけて完成。

フワトロな生地にキャベツなどの具材がいい塩梅に混じり合っていて、おいしそうだ。

辛麺はミンチから染み出た脂でカリカリに焼かれ、朱色の表面にキツネ色の焦げ目が付いている。

かけられているソースの量も控えめで、ちょうどいい感じ。

平の家の府中焼は玉子を上からかけるが、モダン焼は刻みネギをかける。

キャベツや麺などが生地に混ぜられているので、なかなかボリュームがある断面だ。

ソースと生地と麺・キャベツなどの具材が絡み合った断面の表情。

食べると、キャベツがたっぷりなので、キャベツのシャキシャキ感を感じ、同時にフンワリとした生地の食感と味わいと香ばしさを感じる。

そしてソースの甘めの味わいが広がるが、ソースはデフォルトではそんなにかかっていないので、具材の味わいが楽しめる。

さらにトッピングした牛スジのコリコリ・ムチムチとした食感と牛肉の味わい、ホルモンのプリプリとした食感と脂身の甘味が味わえた。

店内のようす・席

平の家の店内は、カウンター席とテーブル席、座敷がある。

そして、すべての席に鉄板が備え付けられており、鉄板から直にお好み焼を楽しめる。

厨房前にカウンター席が5脚ならぶ。

目の前でお好み焼などを焼いてもらえる。

カウンター席の後ろには、4人がけテーブルが2卓。

入口のすぐ横には、小上がりの4人がけ座敷がある。

ややスペースは狭め。

なお店内は禁煙になっている。

外観・所在地・駐車場

平の家 引野店があるのは、JR東福山駅の北東およそ850mの場所。

国道2号線からも近く、2号線の「引野町4丁目」交差点を北へ曲がる。

そしてそのまま北上して、山陽本線のアンダーパスをくぐって上がったとところの「引野町2丁目」交差点を北に過ぎて約40mのところだ。

駐車場は、建物の前と横にある。

平の家のイチオシポイント

福山市内でも、隣町・府中市の名物である府中焼きが食べられるお好み焼店は少しずつ増えてきた。

平の家 引野店は、本場・府中市の人気店の姉妹店になるので、本格的な府中焼きが食べられるのが魅力だろう。

しかも、ほかの府中焼きと違ってトロトロの玉子がかかるのも注目ポイント。

モダン焼きも特殊なので、注目だ。

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