【第30回 岡山ブログカレッジ】会社員の皮を被ったフリーランス「会社員4.0」とは

30回岡山ブログカレッジ

2019年(令和元年)11月17日に開催された第30回 岡山ブログカレッジ(岡ブロ)に参加した。

今回のテーマは「これからの働き方。僕が会社員を続けるわけ」。
講師は、岡ブロ運営メンバーのT.村上(通称 師匠)(@SY_SI_Murakami)さん。

現在では、岡ブロ運営メンバーで唯一となった会社員。
ほかのメンバーはかつえ会社員であっても、現在はフリーランスや自営業となっている。

そんなT.村上師匠が会社員を続ける理由をテーマに講義を開催。
そこで話された内容をまとめ、紹介したい。

岡山ブログカレッジとは

30回岡山ブログカレッジ:資料

岡ブロは「岡山スマホユーザー会 (岡スマ)」を主催するチー (@ktoi_chi)さんが発起人となり設立された、岡山県内で開催されているるブロガーのための学習会・コミュニティ。

共に学ぶ」をキーワードに「参加者全員で勉強して、お互いに高め合う」をコンセプトとし、メインとなる居場所の他に「もうひとつの居場所を作る」場として活動している。

運営者メンバーは、以下のとおり。

いずれも岡山県を拠点に活動している現役ブロガーの皆さんという豪華な会だ。
令和のはじまりとなる2019年5月から、新メンバーとして、やぶなおさんが加入している。

参考 岡山ブログカレッジ(岡ブロ)ーブログを楽しく学び合う勉強会アナザーディメンション

▼参考 過去のレポート記事

今回の会場は倉敷美観地区の食事処 カモ井

カモ井

今回の会場は、倉敷美観地区にあるお食事処の『カモ井』。

岡ブロでは、過去何度も使っているおなじみの会場だ。

26回 岡山ブログカレッジ@倉敷美観地区 カモ井のようす

2階が会場で、座敷のため気楽に座って参加できる。

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T.村上による講義「これからの働き方〜私が会社員を続けるわけ」

30回岡山ブログカレッジ:T村上の紹介

今回の講師、T.村上(通称 師匠)(@SY_SI_Murakami)さん。

会社員として、現在はマーケティングの分野で活躍。
同時に岡ブロや「倉敷とことこ」の運営にもたずさわるなど、幅広く活動している。

またブログ「ブログの力」で、情報も発信中だ。

ブログのちから
副業やマネタイズ方法、アクセス解析やSEO、Wordpress、SNSの活用、ビジネス書の書評などを中心にお届けしてます。

先の読みにくいVUCAの時代に突入。日本は「一億総フリーランス社会」へ向かう?

世界経済フォーラムのダボス会議では、これからはVUCA(ブーカ)の時代だといわれている。

VUCAとは

  • Volatility(変動性)
  • Uncertainty(不確実性)
  • Complexity(複雑性)
  • Ambiguity(曖昧性)

つまり、これからの未来は予測不能だということ。

有名なドラッカーは「すでにおこったことを見れば、未来がわかる」といった。

そこで現在日本でおこっていることを見てみると

  • AIなどの技術の発展
  • 人口の減少

以上のことがおこっている。
ここから未来を予測してみる。

日本の近未来

日本は近い将来、以下のようなことがおこると予測される。

  • 日本の労働人口の約49%がAIやロボットに代替可能に
  • 人口減少により、2035年には人口がいまよりも約10万人減少
  • 労働人口減少による、社会保障の後退

ただし、生活水準はそんなに変わらないかもしれない。
しかし、日本の国際的な立ち位置が後退していくと推測される。

対策が急務だが、以下のような対策が必要だ。

  • 労働人口確保
  • 生産性の上昇

日本の取り組みの結果、一億総フリーランス化?

日本の近未来の対策として、日本政府は以下のような取り組みをしている

  • 労働人口確保
    • 一億総活躍
  • 生産性向上
    • 働き方改革
    • ソサエティ5.0

そのいっぽうで、企業の本音は

  • 雇用リスク(正社員)を減らしたい:終身雇用・年功序列の崩壊
  • 早期退職募集の増加:人手不足

これは一見、矛盾しているようだが、実は矛盾はしていない。

つまり、年功序列の上の方にいる年配の正社員はいらないが、企業の将来をになう若い正社員がいるということ。

政府の対策や、企業の本音の結果、企業は非正規雇用やフリーランスを活用して対応することに。

これが進むことにより、日本に「一億総フリーランス社会」の到来が予測されるのだ。
そして、会社員とフリーランスの垣根はなくなっていく。

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あえて会社員を継続し「会社員4.0」を目指す

一億総フリーランス社会の到来のようなことがおきるのに、T.村上師匠は、あえて会社員を続ける。

それはなぜか?

理由は「会社員4.0」の存在を知り、それを目指し、実際に会社員4.0の状態となったからだ。

会社員には三種類ある

会社員には、三種類があるという

  • 会社員のみを続けていく人(「社畜」と揶揄されることも)
  • 会社員をしながら、副業をする人
  • 会社員をふくむ様々な仕事をおこなっている複業をする人

村上師匠は、三種類全部を経験している。

結果、四種類目の会社員、つまり「会社員4.0」があるのに気付く

会社員4.0は会社員のメリットを享受しながらフリーランス的に働くこと

会社員には、メリットが多い

たとえば、会社員には以下のようなメリットがある。

いっぽうで、会社員にはデメリットも。

しかし、実は上記のような会社員のデメリットはつぶせるという。

いろいろなデメリットのうち、もっとも対策をしにくいデメリットは、時間場所裁量などの自由面だ。
でも、これも解決可能。

それは、ビジネスをつくる勉強をするということだ。

ただし「名ばかり」に注意すること。
会社をよく見て判断し、どうしてもダメだったら、そんな会社には見切りを付けて、転職しよう。

会社員4.0は「会社員に擬態しているフリーランス」

会社員4.0とは、擬態であるという。
つまり、会社員のふりをしたフリーランスなのだ。

フリーランスという見方だと、会社員4.0にとって勤めている会社は「超優良クライアント」といえる。

  • 契約を打ち切れられない
  • 契約や報酬などのトラブルがない
  • 不況にに強い

など、フリーランスの立場から見れば、これほど良い顧客はそうそうない。

なお、会社員4.0の話をしてきたが、けっしてフリーランスが悪いというわけではない。
会社員4.0のほうが、今後の予測不可能な社会において、変化に強いということだ。

なお、村上師匠は会社員4.0を実現するまで、少しずつ準備をしてきた。
会社員4.0までに、約8年を費やしている。

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VUCA時代に必要な備えは「ビジネスをつくる側」にまわること

予測不可能なVUCA時代に突入していくが、それに対して我々が必要な備えとは何だろうか。

その点に関しても、師匠は解説。

それは「ビジネスにおいて使われる側」から「ビジネスをつくる側」にまわるということ。

そのために、ビジネスを学ぶことが必要だ。

ビジネスとは、自分の「手持ち価値」を他人と交換すること

ビジネス=価値の交換

つまり、手持ちの価値を増やすゲームのような感覚だ。
たとえるなら「わらしべ長者」の話。

しかし注意したいのは、手持ちの価値はお金やモノ・資産とは限らないということ。

ビジネスには財務・商品・販売という3つの領域がある

ビジネスには、3つの領域がある。
財務」「商品」「販売」だ。

それぞれ詳細を見ていこう。

財務

まずは、財務。

価値が交換がうまくいっているか、どれだけ価値が交換できているか、それをチェックするのが財務だ。
個人のビジネスの場合は、無形資産が重要だという。

商品

つづいて、商品。

これは売れるスキルのこと。
ポイントは、テクニカルスキル(業務遂行異能力)の価値を積み上げること。

そのために、強みを中心にし、ポジションをうまく設定するのが大切。

そうすることで、自分の相対価値を上げる。

そして、以下を意識していく。

  • 階層(ヒエラルキー)=どんな人を相手にするか
  • 組み合わせ(スキルセット)
  • 戦場(フィールド)

詳しくは、14回岡ブロを参照。

第14回岡山ブログカレッジ@倉敷カモ井【第14回岡山ブログカレッジ】手持ちの武器を磨け!強みを分析してポジショニング戦略を考えよう
販売

つづいて、販売。

販売とは、売るスキルだ。

ポイントは

  • ブランディング(タグ付け)=自身の特徴・セールスポイント=誰に
  • マーケティング(関係構築)=仲良くなる=何を
  • セールス(説得)=どうする

誰に、何を、どう、伝えたら目的の結果が得られるか。価値基準を変えてみる。

セールス(説得)から始めに勉強するのがおすすめなのが、ダイレクトマーケティング系、とくにセールスライティングの本だという。

売るスキルの始めの一歩が、情報発信だ。

情報発信するときは、売れるスキルを中心に発信する。

たちえば、知識・体験・告知。
売れるスキルを中心にしているなら、発信するネタはつきない。

また、情報発信はインターネットだけとは限らない。
また、言葉だけとは限らない。
行動なども情報発信のひとつ。

情報発信をするとき「なぜ人はお金をつかうのか?」ということを考えるのがポイントだ。

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次回の岡ブロは

次回(31回)の岡ブロは、2019年12月22日(日)に倉敷物語館で開催する。

とっとこランサーさん(@Tottokolancer)をゲスト講師にむかえ「週1労働で生き抜くライフスタイルと情報発信のススメ」がテーマだ。

とっとこランサーさんは、フリーランスを経て、現在は法人を起ち上げて代表となっている。
フリーになった当初は、ライターとして活動。
現在は、ライターのほかに講師やSNSでの情報発信なので活躍している。

とっとこランサーさんが講師をしている「超実践セミナー」には、私も参加したことがある。

第3回 超実践セミナー@岡山【超実践セミナー岡山】現役フリーライターから仕事術やノウハウを得る!

そんなとっとこランサーさんの講義は「フリーランスの働き方と情報発信」をテーマにしており、まさに今の私にピッタリだ。

詳細は下記ページを参照。

週1労働で生き抜くライフスタイルと情報発信のススメ。第31回岡山ブログカレッジは12月22日に「倉敷物語館」で開催 | アナザーディメンション
第31回岡山ブログカレッジの開催告知記事です。「週1労働で生き抜くライフスタイルと情報発信のススメ」というテーマで、ゲスト講師にとっとこランサーさんをお招きし2019年12月22日の14時から倉敷物語館にて開催します。