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2019年2月17日、第22回『岡山ブログカレッジ (岡ブロ)』が開催された。
今回は講師がいない雑談の回。
テーマは「ブログvs動画、今の伝え方を考える」。
もうブログは終わった、これからは動画だ、という話題が最近聞こえるが、じっさいのところどうなのか。どうしていけばいいのか。
こういったことについて意見交換がおこなわれた。
主な内容は下記の通り。
- ブログと動画のちがいと使い分け
- 動画作成時のポイント・注意点
- YouTubeでのチャンネル運営について
内容を振り返りながら、復習も兼ねてまとめてみた。
もくじ
岡山ブログカレッジとは
岡ブロは「岡山スマホユーザー会 (岡スマ)」を主催するチー (@ktoi_chi)さんが発起人となり設立された、岡山県内で開催されているるブロガーのための学習会・コミュニティ。
「共に学ぶ」をキーワードに「参加者全員で勉強して、お互いに高め合う」をコンセプトとし、メインとなる居場所の他に「もうひとつの居場所を作る」場として活動している。
運営者はチーさんの他、T.村上(トシ、師匠)(@SY_SI_Murakami)さん、きーたん(@keyturn312)さん、生川敏弘(@toshi_narukawa)さん、パパンダ(@papanda_life)さんと、いずれも岡山県を拠点に活動されている現役ブロガーの皆さんという豪華な会だ。
参考
岡山ブログカレッジ(岡ブロ)ーブログを楽しく学び合う勉強会アナザーディメンション
▼参考 過去のレポート記事
今回の会場は倉敷美観地区の食事処 カモ井
今回の会場は倉敷美観地区にあるお食事処のカモ井。
岡ブロでは、過去何度も使っているおなじみの会場だ。
2階が会場で、座敷のため気楽に座って参加できる。
今回のテーマは「ブログvs動画、今の伝え方を考える」
今回の岡ブロのテーマは、「ブログvs動画、今の伝え方を考える」。
また、今回は講師がいない雑談会の形式だ。
さらに後半には、YouTubeで自分の生放送をおこない、地元ラジオ局でDJもこなすMATTU (マッツー)(@sunmattu)さんから、動画(おもにYouTube)についてのお話しも聞くこともできた。
参考
MATTU SQUARE | モバイル、旅行、音楽で、あなたの物欲を刺激します!
ブログと動画のちがいと使い分け
まずは、ブログ(テキストメディア)と動画の特徴とメリット・デメリットを比べてみよう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ブログ (テキスト) |
流し読みができる | 何かをしながらの閲覧ができない 読むという行為がつかれやすい |
動画 | 何かをしながらの閲覧ができる | 流し見がしにくい ちゃんと見ようと思ったら視聴時間分の時間が必要 |
ブログのようなテキストメディアは、サッと流し読みできるのがメリットだ。
いっぽうで何かをしながら見るという「ながら」はできない。
しかし、動画は何かをしながら見るという「ながら」ができるのがメリット。
音声だけでも伝えることができる。
動画の欠点は、再生する分の時間が必要なことだ。
また、早送りなどの機能もあるものの、サッと内容を流すのは難しい。
いま、若い世代では、空き時間ができたら動画を見るという生活が浸透している。
そのため発信側もブログより動画を重視する向きが多くなってきたのだ。
とはいってもブログもメリットがあるのも事実。
そこで、ブログと動画の使い分けが大切になってくる。
- テキストは、テーマをしぼって深く
- 動画は広く浅く取り扱う
このようにブログと動画では得意とするものが異なる。
そして、ブログと動画は客層も違う。
動画とブログで同じネタを扱っても、片方だけしかヒットしないことかも多いとのこと。
動画作成時のポイント・注意点
YouTubeも広告により収入があるのだが、YouTubeは10分以上で広告が2つ乗せることができるようになる。
しかし、動画の時間が長すぎると離脱が多くなるので、バランスをみなければならない。
また、映像以上に音が大事だ。
メイン音声とBGMのバランスなどにも気を使う必要がある。
録画時にマイクがあるだけでも、だいぶ音声は変わってくる。
また、カット時の前と後の音の違いなどに関して、視聴者は思った以上にセンシティブだ。
YouTubeでのチャンネル運営について
ここからは、MATTUさんのお話だ。
配信メディアは多い方がよい
ブログ・SNS・YouTube、この3つは対立しているわけではない。
ブログとSNSは相互関係がある。
また、YouTubeとSNSも相互関係がある。
しかし、ブログとYouTubeは相互の行き来が少ない。
そのため、ブログとYouTubeで同じ内容でもウケが違うことも多い。
このような点から、配信するメディアはブログ・SNS・動画の複数用意したほうが有利だ。
YouTubeのメインの訪れ方
ブログは検索やSNS経由で読者が訪れることが多い。
YouTubeの場合は、検索よりもブラウジング機能の方で訪れることが多い。
ブラウジング機能とは、トップページのおすすめ動画や、動画再生画面のそばに出る関連動画欄のことだ。
ブラウジング機能に自分の動画が表示されることは、ブログでいえばGoogle砲やYahoo砲にあたる。
低評価は気にしない
低評価は気にしないことも大事だ。
動画の再生回数が1万回を超えると、低評価が増えてくる傾向があるので、気にしないようにする。
見る人が多くなると、単なる個人的好き嫌いで低評価をつける人の数が、どうしても多くなるのだ。
この場合、低評価をつける人は再生回数を増やしてくれる存在と考え、前向きに捉えよう。
いっぽうで、視聴者維持率は気にした方がいい。
ブロガーがYouTubeをやるメリット・デメリット
メリット
ブロガーがYouTubeを運営する場合、読者・視聴者のはばが広がるのがメリットだ。
YouTube→SNS→ブログと流れることもある。
また、ネタをブログとYouTubeで共有できるのも利点。
ブログにもYouTube動画を張っておけば、動画の補完にすることもできる。
動画とブログを発信後、反響をみながら動画とブログとを差別化してみるのもよい。
デメリット
いっぽう、デメリットは編集に時間がかかることだ。
また、一度YouTubeをアップをすると、再編集ができない(ごく簡易な編集は可)ので注意が必要だ。
編集したいときは、いったん動画を削除し、再度上げ直さないといけない。
そのため、アップロードしていた動画の評価等がゼロになってしまう。
また、収益化を目指す場合、YouTubeは収益化がブログより難しい。
そのためYouTubeのほうがブログに比べて、数倍心が折れやすい。
YouTubeでの収益化の目安
YouTubeで収益化できる目安の数字は、下記の通り。
- チャンネル登録者数:1000人以上
- 過去1年の再生回数:4000回以上
収益は、動画再生時の広告表示回数で決まる。
プレミアムの場合は、再生時間を目安に分配される。
YouTubeでの動画配信で心掛けること
積極的には顔を出さない。
情報を出し惜しみせず、YouTubeで完結させる。
YouTube以外のメディア(ブログ)につないだりしない。
YouTubeの運営や動画の作成に時間をかけすぎない。
かけすぎると、負担になってきて続くない。
また、動画の質はそこそこでいい。
見るに堪えられれば問題ない。
一番重要なのはコンテンツ力。
そして、負担にならない程度に、少しずつ動画の本数を増やしていく。
なお、テレビ番組と同じ手法は、YouTube動画では通用しない。
たとえば、いいところを後に伸ばし伸ばしにする方法などだ。
ほかにも、YouTube運営を続けるコツとして、収益を考えないのも重要だ。
次回の岡ブロは雑談会「ブログと動画」
次回の岡ブロはのテーマは「複業のリアル!華やかな舞台と裏にある苦悩」。
3月17日に、今回と同じ倉敷美観地区・カモ井で開催される。
詳細は下記参照。
参考
複業のリアル!華やかな舞台と裏にある苦悩。第23回岡山ブログカレッジは3月17日に倉敷美観地区「かも井」で開催アナザーディメンション