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こうのしま お多津は、2022年(令和4年)12月に閉鎖しました
岡山県最南西端にある笠岡市は「笠岡ラーメン」というご当地ラーメンが有名な街だ。
【笠岡ラーメン】地元民おすすめ店一覧!人気店パーフェクトガイド(マップ付き)
その中で、和食店でありながら評判の高い笠岡ラーメンを出す店があった。
それが、笠岡市中央町にあった『お多津(おたつ)』。
かつて笠岡に存在し、名店として人気のあった笠岡ラーメンの店「斉藤」の味をオマージュし、再現したのが特徴だ。
しかし、2019年(令和元年)10月、入居していた旅館廃業のため休業に。
その後、再開するために準備しているという噂は聞いたが、なかなか再開の話が出ず心配していた。
そして、ついに2020年3月に再開。
郊外の神島(こうのしま)地区で、ラーメン専門店に生まれ変わって復活したのだ。
その名も『こうのしま お多津(以下、お多津)』。
新店舗でのラーメンも、斉藤の味を再現した上で、和食店ならではの美しさやオリジナリティを盛り込んだラーメンが味わえる。
つまり旧店舗と同じ味が楽しめるのだ。
お多津に訪問してみていいと感じたポイントは、以下のような点。
- 移転後でも旧店舗時代の味が楽しめる
- 伝説的な名店「斉藤」の味を再現し、鶏ガラ+魚介系のダシのスープ
- 糸トウガラシが乗るなど、見た目が美しいラーメン
- カシワがうまい
- 駐車場が広い
そんな中央町から移転した、元和食店のラーメン屋・こうのしま お多津を紹介!
2020年(令和2年)3月時点での情報です
もくじ
こうのしま お多津の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | こうのしま お多津(おたつ) |
---|---|
所在地 | 岡山県笠岡市神島4090 |
営業時間 | 11:00〜14:00、17:00~22:00 |
定休日 | 木曜 |
電話番号 | |
席 | カウンター×3 2人がけ丸テーブル席×1 2人がけテーブル席×1 4人がけテーブル席×3 6人がけ座敷×1 |
禁煙状況 | 昼は禁煙(夜は未確認) |
駐車場 | 有り |
HP | |
SNS | |
備考 | 2020年(令和2年)3月に中央町から移転し再開 |
こうのしま お多津のメニュー:昼はラーメンとおにぎり、夜は単品も
お多津は、神島移転後はラーメンの専業のような形になった。
よって、昼のメニューは「中華そば(笠岡ラーメン)」の並と大盛のみ。
サイドメニューも「おにぎり」のみ。
おにぎりはコンブと鮭の2種類の具材があった。
夜は単品メニューもあり、チョイ飲みにも対応しているようだ。
ただ郊外、しかも橋でつながっているとはいえ島なので、近所か運転手がいる場合でないとなかなか飲めないかもしれないが…
なお、訪問した2020年3月は開店直後なため、その後落ち着いたらメニューが増えるなど、内容が変更になる可能性がある。
「中華そば(笠岡ラーメン)」は伝説の「斉藤」オマージュの鶏ガラ+魚介ダシ
「中華そば(笠岡ラーメン)」の大盛を注文。
中央町時代と同じく、美しい盛り付けが印象的だ。
見た感じは、ほぼ中央町時代と同じ。
【お多津】老舗割烹料理人がつくる美しく上品な笠岡ラーメン!名店「斉藤」の味をオマージュ(笠岡市)≪閉鎖≫
スープは醤油風味。
クリアで美しい茶色をしている。
湯気が立ち上り、いい香りがする。
スープを飲むとスッキリした味わい。
やや甘めの優しい甘辛風味だ。
そして、その中にほんのりと爽やかな風味も。
その正体はユズ皮。
ほんの少々入っている。
中央町の時代には、入ってなかったような気がする。
代わりに、以前入っていたゴマが入っていない。
麺は中細のストレート麺。
移転後の初訪問なので、固さはデフォルトで注文したが、シコシコとして丁度いい塩梅の麺。
そして、笠岡ラーメンの象徴、カシワ(ヒネ鶏)の煮鶏スライス。
やや大きめサイズのカシワが6切れくらい入っていたと思う。
やや濃いめの色で長細いカシワは、しっかりとした歯ごたえと、鶏のうまみを味わえる。
柔らかすぎず、固すぎず、カシワらしい食感が楽しめる。
味付けもちょうどいい塩梅。
ほかに、メンマが入っている。
メンマは細長いのが印象的。
そして、元和食店らしく美しいと思わせるのが、刻みネギから散らされた赤い糸トウガラシ。
これが見た目のインパクトと美しさを演出していると思う。
中央町時代も、この糸トウガラシが見た目のポイントだった。
ラーメンといっしょに、醤油ダレを持ってきてくれる。
濃い味がいい人は、入れてみよう。
神島移転後に食べた感じでは、ユズ皮が入るなど多少の違いはあるものの、基本的には中央町時代とほぼ同じラーメンが食べられて安心した。
店内のようす・席など
店内はそんなに広くない。
席は、以下のとおり。
- カウンター×3脚
- 2人がけ丸テーブル席×1卓
- 2人がけテーブル席×1卓
- 4人がけテーブル席×3卓
- 6人がけ座敷×1卓
特にカウンター席は少なく、さらに机や椅子が独特で少し食べにくいから注意。
以前、ここは何かの店だったのかもしれないが、カウンターはその名残?
カウンターの奥には、補助的な2人がけの丸机もあった。
そのほか、2人がけのテーブルが1つ、4人がけのテーブルが3つあった。
さらに、最大6人くらい座れる座敷があるのは、子供連れなどで訪れたときに助かる。
こうのしま お多津の外観・駐車場
お多津は、一見すると民家のような建物の一角にある。
建物の向かって右側に入口がある。
駐車場は、敷地内のアスファルトの部分ではないので注意。
アスファルト部分は駐車禁止だ。
店の敷地のすぐ前(南側)は広大な未舗装の空き地となっている。
この空き地がすべて駐車場のようだ。
十分すぎるほどの駐車スペースなので安心。
席数以上に駐車場があるような気もするが……
こうのしま お多津の所在地・行き方
お多津は「こうのしま お多津」という名前のとおり、神島にある。
神島は名前のとおり島だったが、昭和期に笠岡湾の干拓がおこなわれ、半島化。
笠岡市街や東方面から来る場合は、県道195号線で神島大橋を渡っていくのが一番近い。
本土側から神島大橋を渡ると、以前ラーメン店「みやま」があったところ(現在は「まる」というラーメン店になっている)に出る。
そのすぐ前に信号のある三叉路があり、西(進行方向右)に向かうと、笠岡湾干拓地に向かう。
しかし、曲がらずに県道195号線を直進し、神島へ入っていく。
道はすぐに下り坂になり、進行方向右手に神内小学校が見えてくる。
その反対側、進行方向左手に見える建物が、お多津だ。
とはいっても、下り坂のはるか下の土地なので、すぐ左折して進入というわけではない。
なお、建物の裏側部分に看板が設置されているので、わかりやすい。
そのまま少し坂を下ると、信号のある交差点に出る。
ここを左折しよう。
ちょうど交差点の正面に、大きな弘法大師像があるので目印になる。
左折すると、細い道になるが、ほんの数メートル先がすぐお多津の駐車場になる。
もし車が来ていたら、曲がってすぐのところで離合しよう。
こうのしま お多津のイチオシポイント
- 移転後でも旧店舗時代の味が楽しめる
- 伝説的な名店「斉藤」の味を再現し、鶏ガラ+魚介系のダシのスープ
- 糸トウガラシが乗るなど、見た目が美しいラーメン
- カシワがうまい
- 駐車場が広い
笠岡市中央町で人気だったお多津が、入居していた旅館廃業のため休業となったのが2019年10月。
その後、再開するために準備しているという噂は聞いたが、なかなか再開の話が出ず心配していた。
そして、ついに2020年3月に再開。
おなじみの味がまた食べることができて安心した。
以前、笠岡ラーメンの取材をしたときに、お多津の店主はいろいろおもしろいことをしてくれる人という話を聞いた。
今はオープン直後で、昼はラーメンとおにぎりくらいしかないが、もしかしたら今後お多津のメニューにいろいろなものが登場するかもしれない。
店舗情報
店名 | こうのしま お多津(おたつ) |
---|---|
所在地 | 岡山県笠岡市神島4090 |
営業時間 | 11:00〜14:00、17:00~22:00 |
定休日 | 木曜 |
電話番号 | |
席 | カウンター×3 2人がけ丸テーブル席×1 2人がけテーブル席×1 4人がけテーブル席×3 6人がけ座敷×1 |
禁煙状況 | 昼は禁煙(夜は未確認) |
駐車場 | 有り |
HP | |
SNS | |
備考 | 2020年(令和2年)3月に中央町から移転し再開 |
2020年(令和2年)3月時点での情報です
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