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「尾道ラーメン」といえば、中国地方を代表するご当地ラーメンとして、全国的に知られる。
しかし、発祥が尾道なので尾道ラーメンということだが、決して尾道だけのご当地ラーメンではない。
尾道ラーメンは、備後エリアのご当地ラーメンなのである。
尾道市の東隣、広島県再南東の岡山県境の街である福山市も、尾道ラーメンがご当地ラーメンなのだ。
そのため、福山市内では尾道ラーメンを出す店は多い。
福山駅前にあるラーメン店『一丁(いっちょう)』は、市内屈指の人気尾道ラーメン店だ。
開店直後から続々とお客さんが訪れ、ランチタイムには外で待つ人も現れるほど。
そんな一丁のポイントは、以下のとおり。
- 熱々の温度高めのスープ
- スープは味が濃そうに見えて、意外とスッキリ後口
- スープの醤油の甘い味わい
- 味がしっかり付いた、トロトロで甘いブタの背脂がたっぷり
- 脂身が柔らかく甘いチャーシュー
- チャーハンもうまい
福山駅前の尾道ラーメンの人気店・一丁を紹介したい。
2020年(令和2年)3月時点での情報です
もくじ
一丁の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 尾道ラーメン 一丁(いっちょう) |
---|---|
所在地 | 広島県福山市三之丸町3-7 土井ビル1階 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 水・木曜 |
電話番号 | 084-928-5280 |
席 | カウンター×23 |
禁煙状況 | 完全禁煙 |
駐車場 | 無し |
HP | 尾道ラーメン 一丁 | 福山駅前商店会 |
SNS | |
備考 |
一丁のメニュー:ラーメンは尾道系1種類のみ
一丁は事前に食券を券売機で購入する仕組み。
入口はいってすぐ左手に券売機がある。
一丁はラーメン店なので、メイン料理はもちろんラーメンだ。
店名に「尾道ラーメン」を冠しているように、ラーメンは尾道系の醤油ラーメン1種類のみ。
これにチャーシューを増量した「チャーシューメン」、そしてそれぞれに大盛が設定されている。
さらにサイドメニューに「チャーハン」と「から揚げ(鶏のから揚げ)」「ライス(小・中・大)」がある。
そして、チャーハンとから揚げ、それぞれとラーメンのセット(チャーハンセット、から揚げセット)もある。
そして、平日昼限定の日替わりのおかずとラーメンのセット「日替わり定食」もあるのでお得だ。
日替わりセットの内容は、店頭ならびに店内に掲示している。
「ラーメン」は尾道スタイルの醤油味
看板メニューの「ラーメン」。
醤油スープにブタの背脂が浮く。
見た感じ、スタンダードな尾道ラーメンだ。
具は、チャーシューとメンマに刻みねぎという、尾道ラーメンによくあるシンプルなもの。
スープは濃い焦げ茶色だが、濁りはなくクリア感あり。
飲んでみると、甘めのスープで、適度な醤油の塩味も。
見た目の想像よりは、スッキリしている印象。
そして、スープの温度が高めだ。
尾道ラーメン最大の特徴であるブタの背脂。
背脂は中くらいのから細かいサイズのがたくさん入っている。
背脂を食べてみると、とろけるような舌触り。
そして、甘辛い味付け。
背脂の色は、味がしっかり付いているためか、茶色っぽい。
麺は、角張った中細ストレート麺と、平打ち麺の中間くらいのサイズ。
地元以外では、尾道ラーメンの麺=平打ち麺というイメージをもたれているが、実際は平打ち麺だけでなく、中細麺もけっこう多い。
固めで注文してみた。
固めだとシコシコ感が私好みでちょうどよい。
スープもよく染みておいしい。
メンマもチャーシューも、薄味。
チャーシューは一枚。
赤身と脂身のバランスがいい。
チャーシューは適度な甘辛い味付けで、脂身はとろけるような食感だ。
チャーシューをスープによく浸して食べると、さらに美味に。
チャーシューがうまいので、チャーシューメンにしてもいいかもしれないと思いながら、まだ頼んだことがない……
一丁のラーメンは、見た目はスタンダードな尾道ラーメンのスタイルだが、食べてみると一丁ならではの、また食べたくなるようなやさしい味わいを感じる。
「チャーハン」もなかなかうまい
実は、一丁は「チャーハン」も人気だ。
ラーメンとチャーハンのセットを頼む人も多い。
絶妙なパラパラ感と香ばしさ、ほどよい塩加減がいい。
そして、いい仕事をしているのが刻みタマネギ。
適度な食感とタマネギの甘みがたまらないのだ。
「から揚げ」は衣がサクッとしていて香ばしい
ラーメンと鶏のから揚げ、ライスがセットとなる「から揚げ定食」。
なお、から揚げの単品もある。
鶏のから揚げは、3個。
中央に千切りキャベツが山盛りに。
鶏のから揚げの衣の色は薄いベージュ。
サクッとした軽快な舌触りで、適度な塩味だ。
なかなか鶏が大きめで、食べごたえがある。
ライスは適度な量。
「揚げギョウザ」があるのはめずらしい
ラーメン店のサイドメニューにギョウザは定番だ。
しかし、焼きギョウザが置いてある店が多い。
いっぽう、一丁のギョウザは「揚げギョウザ」のみ。
揚げギョウザがあるのは、めずらしいのではなかろうか。
パリパリの香ばしい皮がクセになる。
店内のようす:席は厨房前のカウンター席のみ
一丁の店内は奥に向かって長細いスペース。
向かって右手に厨房があり、そのまわりを囲むようにカウンター席がある。
なお、一丁はカウンター席のみ。
カウンターは、変形のL字カウンター。
席数は全部で23脚だ。
満席のときは、少し窮屈かも。
店内は、完全禁煙。
一丁の外観・所在地
一丁があるのは、三之丸町。
福山駅のすぐ南西に位置し、駅前ロータリーの西側一帯のエリアだ。
一丁は、福山キャッスルホテルの南東の一角にあり、一丁のまわりには飲食店などが多い。
北側(福山駅側)から行く場合は、福山キャッスルホテルの東の筋を南へ進む。
南側からは、カフェのフォーエバーやコンビニのセブンイレブン、パン屋のオーサム・ベーカリー、そば屋の大黒屋、スパゲッティのゴールデン・ケチャップなどがあるところを北へ進む。
なお、もともと一丁は「繊維ビル」というノスタルジー漂う場所にあった。
しかし再開発によって繊維ビルは倒され、アイネス福山が建った。
そのため、2008年(平成20年)ごろに現在の場所へ移転したのだ。
以前は赤を基調にした店だったが、移転後は白を基調とした店となり、イメージが一新された。
一丁のイチオシポイント
- 熱々の温度高めのスープ
- スープは味が濃そうに見えて、意外とスッキリ後口
- スープの醤油の甘い味わい
- 味がしっかり付いた、トロトロで甘いブタの背脂がたっぷり
- 脂身が柔らかく甘いチャーシュー
- チャーハンもうまい
「尾道ラーメン」という名前なので、地元以外では尾道ラーメンは尾道市だけのご当地ラーメンという印象を持つ者も多い。
しかし、実際は尾道ラーメンは「備後ラーメン」と言い換えてもいいくらい福山市・尾道市を中心とした備後エリアに根付くご当地ラーメンだ。
その代表格かつ人気店なのが一丁。
私はけっこうここのラーメンは好きなのだが、混雑するのでなかなか行けないのが辛い。
また、カウンター席のみで、席間も広くないので混雑時には行きたくないのだ。
だいたい14時〜17時30分くらいまでのあいだなら、スッと入れることが多いので、時間がずらせるならおすすめだ。
なお、カウンター席のみなので子供連れや、大人数でゆっくりと食べたいときは向かないので、注意。
店舗情報
店名 | 尾道ラーメン 一丁(いっちょう) |
---|---|
所在地 | 広島県福山市三之丸町3-7 土井ビル1階 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 水・木曜 |
電話番号 | 084-928-5280 |
席 | カウンター×23 |
禁煙状況 | 完全禁煙 |
駐車場 | 無し |
HP | 尾道ラーメン 一丁 | 福山駅前商店会 |
SNS | |
備考 |
2020年(令和2年)3月時点での情報です
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