【こ林】担々麺に炊き麺・炊きギョウザ。個性的なメニューとシックな雰囲気の店(総社市駅南)

総社市街地に長く営業していた」8番ラーメン」のフランチャイズ店があったが、残念ながら2019年に閉鎖。

総社出身者としては、子供時代にたびたび行っていた店だっただけに残念だったが、その跡地に早くも同年に新たなラーメン店がオープンしていた。

それが『こ林 (こりん)』。

少し離れたところにある一人鍋の店『り山 (りざん)』の姉妹店とのこと。

こ林は、8番ラーメン時代と異なる黒一色のシックな外観と木々が植えられた敷地が印象的な店だ。

こ林のポイントは、以下のとおり。

そんなこ林のメニューや実際に食べた料理などを紹介！

もくじ

• 1 こ林の営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 こ林のメニュー：担々麺・炊き麺・炊きギョウザが看板
• 3 「担々麺」は一番人気のメニュー
• 4 「炊きギョウザ」は看板メニューのスープギョウザ
• 5 「ミニオムライス」は昔ながらの固焼き玉子で本格的
• 6 店内のようす・席
• 7 外観・所在地・駐車場
• 8 こ林のイチオシポイント

こ林の営業時間・定休日・店舗情報など

店名	こ林 (こりん)
所在地	岡山県総社市駅南二丁目1-1
営業時間	11:00‒14:30、17:00-21:00
定休日	火曜
電話番号	0866-31-8180
席	相席用テーブル席×8脚 4人がけテーブル席×3卓 8人がけテーブル席×2卓 ※8人がけは4人がけ2組分としても使用可
禁煙状況	禁煙
駐車場	有り
HP	ひとり鍋　炊き麺 こ林

こ林のメニュー：担々麺・炊き麺・炊きギョウザが看板

ラーメンは、通常のラーメンと「炊き麺」の2分野ある。

通常のラーメンは一番人気だという「担々麺」のほか、醤油と白醤油の2種類の「支那そば」、ソース焼きそばの4種。

炊き麺は鍋焼きラーメンのようなもので「麦味噌」「鶏チャンコ」「トマトとモッツァレラチーズ」「牛カルビとキムチ」の4種。

ほかには麺類となるぶ看板メニューとなっている「炊きギョウザ」がある。
炊きギョウザは、いわゆるスープギョウザだ。

炊き麺と炊きギョウザは、シメ用のメニューも。

平日昼限定で、セットメニューもある。

またデザートとして「ぜんざい」もあった。

夜の飲みメニューも。

お得な飲みセットメニュー。

卓上には、醤油・酢・油。

「担々麺」は一番人気のメニュー

こ林で一番人気で、看板メニューのひとつ「担々麺」。

赤っぽいスープに、チンゲンサイと茹で玉子が印象的だ。

スープには、微塵切りのタマネギが浮かぶ。

このタマネギがなかなかいい感じ。

担々麺に欠かせない挽き肉。

挽き肉は、けっこうタップリと入っている。

スープは赤っぽいが、ベースは焦茶色をしている。

スープを飲むとまず甘みが来る。
そのあとタマネギのシャキシャキ感と辛みのある風味。
さらにひき肉のうまみ、そしてあとからピリ辛さがやってくる。

甘みとピリ辛さのバランスが楽しめるスープだ。

麺は角張った中太麺。
ゆるやかな縮れがある。

麺は、モチモチとした食感。
これが濃い味わいのスープに負けず、おいしい。

担々麺の上には、固茹での茹で玉子が半玉。

チンゲンサイが刻まれた状態で入っている。

鮮やかな緑色が見た目のアクセントに。

また、合間にチンゲンサイを食べるとシャキシャキ感とみずみすしさが広がり、いい口直しになる。

こ林の担々麺は見た目は辛そうだが、実際に食べると意外と適度なピリ辛感で、ほどよい甘みが心地よく食べやすい印象だ。

「炊きギョウザ」は看板メニューのスープギョウザ

担々麺や炊き麺とならぶ看板メニューだという「炊きギョウザ」。

炊きギョウザは、いわゆるスープギョウザ。
もしくは、ギョウザがメイン具材のミニ寄せ鍋のような感じ。

鍋に入り、熱々ホカホカのグツグツした状態で出てくる。
スープもギョウザも具も熱々。

具はギョウザの他に青ネギ、白ネギ、太モヤシで、タップリと入っている。

付属の小さなお椀に取って食べる。

野菜はどれもしなやかでありながら、シャキッとした食感もあっておいしい。

白ネギは、ほのかな甘みがあっていい感じ。

ときどき青ネギのシャキッとした食感がし、アクセントになる。

スープは透明感ある薄ベージュ。

飲むとサッパリした味わいで、塩味とほんのりとしたショウガの甘み・風味が広がる。

ギョウザは、１個のサイズがやや大きめ。

皮はプニプニで柔らかく、適度な弾力だ。

アンは肉メインで一口食べるとショウガのいい風味が広がる。
そして、肉のうまみとショウガの相性がいい。

炊きギョウザといっしょに、ユズコショウと黒コショウが出てくる。
好みで味にアクセントが欲しいときに入れてみよう。

なお、追加でシメ用にちゃんぽん麺やおじや、チーズおじやなども注文できる。

「ミニオムライス」は昔ながらの固焼き玉子で本格的

「ミニオムライス」も注文。

単品で注文できるほか、平日昼ならラーメンとのセットもある。

ミニとはいっても、なかなかのサイズである。

見た目は本格的なオムライス。
ラーメン店の商品とは思えない。

玉子は、昔ながらの固焼き。

だが、裏側の一部はトロッとした感じになっていた。

こちらは、黄身部分がトロリとなったところ。

オムライスにかかっているのは、トマトケチャップ。
これも昔のオムライスっぽくていい。

中のチキンライスの具材は、鶏肉、タマネギ、グリーンピース。

中のチキンライスの味付けは薄め。
そこへ玉子の風味、裏の玉子のトロトロ感、バターの風味、鶏肉の食感とうまみなどが一体になると、おいしい。

かけられたケチャップを加えると、一気に甘酸っぱさが加わる。

なかなか本格的なオムライスだった。

店内のようす・席

こ林の店内は、黒で統一された外観と異なり、中は白と木目のおしゃれな雰囲気だ。

カウンターはないが、相席用のテーブル席が8脚ぶんあり、これがカウンター代わりになる。

ほかには4人がけテーブル席が3卓、8人がけテーブル席が2卓ならぶ。

いずれもボックス席となっていた。

窓際のテーブル席の配列を見ると、前の8番ラーメン時代の名残を感じる。

4人がけのテーブル席。

8人がけは、4人がけ2組分としても使用できるようだ。

なお店内は禁煙となっている。

外観・所在地・駐車場

こ林は総社市の中心市街地の真壁、現在は地名変更がおこなわれて「駅南二丁目」にある。

地元民なら、かつて「8番ラーメン」総社店があった場所といえばピンとくるだろう。

建物自体は、前の8番ラーメンの建物がそのまま使われているようだ。

しかし、その雰囲気は8番ラーメンと大きく異なっている。

全体は黒で統一され、シックでオシャレな印象。

敷地の周囲には木々が植えられて、オシャレな雰囲気に。

駐車場は8番ラーメン時代と同様に、店頭に数台停められる。

なお店から約100m西側には、姉妹店・り山と共同の第二駐車場がある。

こ林があるのは「常盤通り」と、「門田三輪筋」(県道469号線・倉敷総社線)が交わる交差点の南東角だ。

常盤通りを東側から西方面に見たところ。

常盤通りを西側から東方面に見たところ。

門田三輪筋を北側から南方面に見たところ。

こ林のすぐ東側にはガスト総社店、その東にはラーメン・焼飯店の「のんきぼう」がある。

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こ林のイチオシポイント

担々麺や炊き麺、炊きギョウザなど一般的なラーメンとは一線を画している印象があるこ林。

外観や店内のオシャレな雰囲気もラーメン店らしくなくていい。

またテーブル席も多めで、グループなどでも行きやすいのもオススメだ。

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