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『ラーメン本舗 一松 (いちまつ)』は、岡山県最西部・井原市の中心部にあるラーメン店だ。
市街地で、なおかつ幹線道路沿いにあり、さらに駅からも近いという好立地の店である。
さらにラーメンもおいしいとあって、地元はもちろん周辺エリアからもお客が多く訪れ、にぎわっている。
ピーク時には待つ人もいるほど。
客層も一人からグループ、子連れのファミリー、年配の方など、とても幅広い。
そんな一松の注目のポイントは以下のとおりだ。
- 醤油・味噌・豚骨から辛味系やつけ麺まで幅広くラインナップしている
- ラーメンの丼を覆うほど巨大でおいしく美しいレア風チャーシュー
- 看板メニュー「一松醤油らーめん」は甘めで奥深い味わいの醤油スープが絶品
- 豚骨系(豚骨魚介、豚骨醤油、豚骨塩、豚骨魚介つけめん)もうまい
- 辛いもの好きから好評な辛味系メニュー(辛、濃厚うま辛、汁なし担々麺)
- チャーハンなどのサイドメニューもうまい
- 井原中心部の幹線道路沿いにあり、車・交通機関どちらでもアクセスが良好
井原市内きっての人気ラーメン店・一松について、メニューや実際に食べたラーメン、店内・外観、店舗情報などを紹介!
もくじ
一松の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | らーめん本舗 一松 |
---|---|
所在地 | 岡山県井原市井原町123-1 |
営業時間 | 11:00~15:00、17:30〜21:00 |
定休日 | 木曜 |
電話番号 | 0866-63-1881 |
席 | 厨房前カウンター×5脚 2人がけテーブル×2卓 3人がけテーブル×1卓 4人がけテーブル×1卓 6人がけテーブル×1卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り(第2駐車場あり) |
備考 | PayPayでの支払可能 |
メニュー:豊富な種類のラーメンがそろう
一松は、看板メニューの「一松醤油らーめん」をはじめ、いろいろな種類のラーメンがあるのが特徴だ。
大きく分けて、鶏ガラ系、豚骨系、辛味系の3種に分類される。
トッピングも可能だ。
以前は、豚骨系のラーメンは15時以降から注文できたが、その後いつでも注文できるようになった。
まず鶏ガラ系は、以下のとおり。
- 一松醤油らーめん
- 味噌らーめん
- 梅塩そば
梅塩そばは、2023年に新しく登場したメニュー。
逆にそれまであった「あっさり中華そば」はメニューから消えた。
また辛味系のラーメンは、以下のとおり。
- 辛らーめん
- 濃厚うま辛らーめん
- 汁なし担々麺
辛さも調整可能だ(6辛以上は有料)。
辛らーめんと濃厚うま辛らーめんは「雑炊セット」、汁なし担々麺には「ごはんセット」も。
一松はラーメンに載るチャーシューがおいしいが、辛味系にはチャーシューは載らないので注意。
豚骨系は、3種の中で一番種類が多い。
- 豚骨魚介
- 豚骨醤油
- 豚骨塩
- 豚骨味噌
- 豚骨魚介つけめん
豚骨魚介は一松の名物のようで、一松醤油らーめんと並ぶ、一松の看板メニューらしい。
さらに、サイドメニューも充実している。
- チャーハン(小、並、大)
- から揚げ丼
- ちゃーしゅー丼
- 白飯(小、並、大)
- ギョウザ(3個、6個)
- から揚げ(3個、6個)
また平日のランチ限定(15時まで)で、お得な6種類のランチセットもある。
これだけ充実しているので、いつもどれにしようか迷いに迷ってしまうのだ。
さらには、おつまみメニューもある。
各種トッピングも可能。
「豚骨塩」にチャーシューと味玉をトッピングしてみた。
味玉は白身がプリプリ、黄身はトロトロ。
一松では、替え玉も可能だ。
ただし替え玉では、一律で極細ストレート麺となる。
そのため、もともとが極細ストレート麺以外の麺を使っているラーメンのときは注意。
極細ストレート麺が嫌なときは、大盛もあるので、あらかじめ大盛りにしてほうがいいだろう。
卓上には各種調味料類・薬味が並ぶ。
なおメニューは定期的に変更されたりしている。
たとえば以前はカレーラーメンがあったが、2020年以降はない。
店が研究・試行錯誤していることがわかる。
おすすめのメニュー(鶏ガラ系)
看板メニューの一松醤油らーめん
看板メニューの「一松醤油らーめん」。
ブタの背脂が浮かぶ尾道系亜種の醤油ラーメンだ。
しかし、一松のしょうゆらーめんは、尾道系直球ではないように思えた。
尾道系をベースにしながら、それを少しアレンジされたような感じだ。
具材は、大きめのレア風チャーシュ-、ねぎ、メンマとシンプル。
スープは透明感のある茶色。
表面には、ブタの背脂が浮く。
多くの尾道ラーメンは醤油の味が強くグッとくるが、一松のはそこまで味が濃くなくスッキリとした感じ。
甘めの醤油の味わいと、ダシの奥深い風味が楽しめる。
スープに浮かぶブタの背脂は、細かめのもの。
ブタの背脂は、小さいながらも意外と弾力があって、プニプニッとした食感だ。
印象的なのは、丼の上を覆い尽くすように大きく占拠したチャーシューだろう。
赤みがかった赤身に、白い脂身が入り、見た目が美しい。
いわゆるレア風チャーシュー(低温長時間加熱チャーシュー)というやつ。
薄めのチャーシューだが、独特の食感と肉のおいしさがあっていい。
スープの中にしばらくチャーシューを沈めておくと、温まって赤身の色が変わり、さらにおいしそうに。
実際に食べると、ラーメンのスープと肉のうまみが絡み合ってうまい。
麺は中細ストレートで、やや平打ち気味だ。
完全な平打ち麺というわけでなく、ちょっと角張った感じの麺。
スープとよく合う麺だと思う。
チャーシュー以外の具材は、刻みネギにメンマとシンプル。
刻みネギもシャキシャキでうまかった。
味噌らーめん
「味噌らーめん」は、鶏ガラベースのスープの味噌味。
なお、このほかに豚骨ベースの豚骨味噌がある。
具材は刻みネギとメンマ、チャーシュー、チャーシューの下にキャベツ・ニンジン・タマネギなどの野菜が入る。
チャーシューは一松醤油ラーメンと同じ、大きなレア風チャーシュー。
スープは、茶色ががったベージュ色。
飲むとサラッとしていて、味噌の甘みが広がる。
そこへモヤシのシャキッとした歯ごたえと瑞々しさ。
そしてキャベツ・ニンジン・タマネギといった野菜のシャキシャキ感とやさしい甘みと、メンマのコリコリ感とが合う。
麺は中太のちぢれ麺。
スープがよくからみ、モチモチとした食感でうまい。
なお、替え玉できるが、細麺のストレート麺になる。
ほかのラーメンと同じ大きなレア風チャーシューがおいしい。
味噌らーめんは豚骨味噌よりもサッパリした口当たりだが、味噌の風味はしっかり楽しめる。
おすすめメニュー(豚骨系)
人気の名物・豚骨魚介
「豚骨魚介」は一松醤油らーめんと並ぶ、一松の人気の名物メニューだ。
具材は叉焼、魚粉、ネギ、海苔。
ほかのラーメンと同じく、巨大なレアチャーシューが載っている。
ほかのラーメンと違う点が、魚粉が入っていること。
なおメンマは入っていなかった。
スープは明るい赤茶色をしている。
おそらく、とんこつしょうゆがベースとなっていると思う。
飲むとまったりとしたやさしい甘味が広がり、ほんのりと魚介の風味。
魚粉が徐々にスープと交わり、少しずつ魚介の風味が強くなっていく。
甘いとんこつしょうゆの風味と魚介の香り高い風味が広がってうまい!
麺は豚骨らしい、極細のストレート麺だ。
スープが絡んでおいしい。
豚骨魚介は、魚粉が香る濃厚な豚骨醤油味のおいしいラーメンだ。
豚骨醤油
三種類ある「とんこつ」シリーズ。
「とんこつしょうゆ」は、その名のとおり豚骨ダシベースで醤油風味のスープのラーメンだ。
具材は、巨大レアチャーシューはほかのラーメン同様に入っている。
そのほかにも刻みネギとメンマも。
大きめの海苔も入っている。
この海苔をスープにしっかりひたして食べるととてもうまかった。
スープは、明るい赤茶色。
飲むと、豚骨ダシ特有の風味とともに、甘めの醤油の味わいが広がる。
麺は極細のストレート麺。
豚骨系らしい麺だ。
ほかのラーメン同様に、レア風のチャーシューをスープにシッカリと浸してみる。
温度でチャーシューの色が茶色くなり、味わいや食感も変化し、スープをまとって味わいも変わってくる。
豚骨塩
私が一松で注文率が高いのが、「豚骨塩」だ。
いわゆる一般的な豚骨ラーメンに近い味わいのラーメン。
中央には、巨大なレア風チャーシューが載る。
キレイな薄桃色の赤身で、おいしそう。
ほかの具材は、ネギと海苔とシンプルだ。
スープは白っぽい薄ベージュ色。
しかしすくってみると、下から焦げ茶色をした醤油色のスープが現れた。
飲み進めると、混じってきて茶色いスープに。
豚骨特有のまったりとした甘味とうま味に、甘辛い醤油の風味が加わり、クセになる味わいだ。
麺は極細のストレート。
スープがよく絡み、歯ごたえも心地よい。
チャーシューをスープにつけて、いい塩梅の色合いになったところで食べると、薄めなからプニプニとよい弾力とにくのうま味・甘味が楽しめる。
豚骨味噌
「豚骨味噌」も食べてみた。
以前は「濃厚味噌」という名前だったメニューだ。
一松のみそ系は「味噌らーめん」と「豚骨味噌」の2種がある。
味噌らーめんは鶏ガラメインのスープで、豚骨味噌は名前のとおり豚骨ベースのスープだ。
中央には、ほかと同じくチャーシューは大きく薄めのレアチャーシューがドンと載る。
このチャーシューがうまいのだ。
きれいな薄桃色の肉がおいしそう。
レアチャーシューをスープにひたし、しばらく待って変色させると、味わいも変わっておいしい。
そしてほかの具材は、刻みネギとメンマ。
さらにチャーシューをどけると、スープに隠れるように野菜がタップリ入っている。
野菜はキャベツをメインに、タマネギ、ニンジン。
スープの色は、やや白っぽい黄土色だ。
スープは、とてもまろやか。
コクのある味わいで、味噌のまろやかな甘さと塩味がおいしい。
そして、スープに混じる野菜のやさしい甘みが味噌スープと相性抜群でたまらない。
麺は中細のストレート麺。
味噌スープがよくからむ。
メンマ
刻みネギ
豚骨味噌スープは、白飯といっしょに食べると相乗効果でおいしそうな気がした。
豚骨魚介つけめん
私は「豚骨魚介つけめん」も好きなメニューのひとつ。
なお、一松ではつけめんは夏だけでなく年中注文ができる。
麺の上には、薄めだが大きめのレアチャーシュー。
大きいので、全部を一気に入れると食べるのが大変。
適度な大きさに箸でちぎって、少しずつスープにつけて、温めて色を変わらせて味わうのがおすすめだ。
スープの上には海苔、その上に魚粉が載っている。
スープは、濃い焦げ茶色をしている。
魚粉をしっかり混ぜると、いい感じの魚粉風味とスープの甘辛風味が混じり合っていい。
麺は、極太麺で緩やかな縮れ。
弾力のあるしっかりとしたコシがある。
よく見ると麺に茶色い半纏が。
麺をスープに浸す。
スープはやや塩味強めの甘辛味だが、麺をつけて食べるとちょうどいい感じに。
スープの中には、やや大きめのメンマが。
おすすめメニュー(辛系)
辛らーめん
「辛らーめん」は、名前のとおりピリ辛味のラーメンだ。
辛さが選べ、注文時は1辛で注文。
ちなみに、辛さは1〜5段階で調整はできる。
醤油ベースのスープに、太モヤシと刻みネギが多めに載る。
そして、担々麺の上に載っているような肉ミンチも載っているのが印象的だ。
ミンチの中にはニンニクが入っている。
ニンニクには、スライスと焦がしがあった
ベースのスープはベージュ色をした醤油味のようだが、それが分からないくらいに、真っ赤に。
スープは甘塩っぱいスープの味。
そして、1辛のわりに結構なピリ辛感がやってくる。
辛いのが苦手な場合は注意だ。
さらに豚ミンチのうまみと甘みが加わり、辛みが少しマイルドになったと感じる。
またニンニクの風味と香ばしさが加わってくる。
そしてモヤシのシャキシャキ感と瑞々しさがアクセントになり、さらに食が進む。
ただ、肉ミンチとモヤシとスープをよく混ぜ合わせて麺といっしょに食べると、辛いながらもおいしい。
麺は通常とちょっと違うようで、中細でゆるやかな縮れ。
食べると、ツルツルとした食感だ。
雑炊セットも注文してみた。
雑炊セットは、ごはんの上に生卵の黄身と海苔、ネギ。
スープの中に入れ、かき混ぜて食べる。
黄身のまろやかさと海苔の風味にごはんのたんぱくな味わいで、スープのピリ辛さがマイルドになり、食べやすくなる。
濃厚旨辛らーめん
辛いラーメンには辛らーめんのほかに「濃厚旨辛らーめん」がある。
辛らーめんのスープが鶏ガラベースなのに対し、濃厚旨辛らーめんのスープは豚骨ベースになる。
スープのベースが豚骨なので、白っぽい色をしている。
豚骨のまったりとした甘みのあるスープに、辛そうな赤いスープが混じる。
ミンチは、肉の甘みとうまみが味わえる。
ミンチ肉の中には、スライスされたニンニクも混じっていた。
辛味味噌は、唐辛子とニンニクが混じる甘辛くてピリ辛な濃い味。
麺は、細めで緩やかな縮れ。
よく混ぜて食べると、甘みとピリ辛なスープに、肉の味と濃いミンチの味が加わる。
そこへ太モヤシのシャキシャキ感とみずみずしさ、ネギのシャキシャキ感とがアクセントになり、しつこさを中和してくれる。
雑炊セットは、ごはんに卵黄、ネギが入る。
それを残ったスープに投入。
そして、よく混ぜて食べるとうまい!
汁なし担々麺
広島名物として知られる「汁なし担々麺」も人気があるメニューだそう。
辛さが選べ、2辛で注文。
さらに白飯セットを頼んでみた。
麺の上に多めの太モヤシ、その上にミンチ肉、さらにその上に生卵が載る。
横には辛み味噌、ネギ。
麺の下には、少量の辛そうな汁が。
麺は、緩やかな縮れのある細麺。
中央に鎮座する、おいしそうな卵黄。
ネットリ感のあるミンチ肉。
辛み味噌の中にはニンニクが入っている。
まずは卵黄を割り、黄身を流れ出させる。
そしてじょじょに全体をかき混ぜていく。
シッカリとよくかき混ぜ合わせて食べるのが、汁なし担々麺をおいしく食べるコツだ。
シッカリとかき混ぜたうえで食べていくと、甘塩っぱい汁とみそダレとミンチ肉が麺に絡み、その後、ピリ辛感が追いかけ、山椒の香りがフワッとした香る。
モヤシのシャキシャキ感とみずみずしさがアクセントに。
ごはんとの相性はバッチリ。
山椒の風味はよその汁無し担々麺よりも控えめな印象。
残った汁に、白飯を投入して食べると最高!
おすすめメニュー(サイド)
人気のサイドメニュー・チャーハン
実は「チャーハン」もあなどれない。
サイズは小・並・大とあり、取材では小チャーハンを注文。
具材はチャーシュー、ニンジン、タマネギ、ネギ、玉子など。
食べるととても香ばしく、ほどよい味付けでおいしい!
とくにたくさん入った細切れのチャーシューの味わいと、玉子の風味がいい。
なお、平日ランチタイム(15時まで)なら、ラーメンと半チャーハンとがセットできる。
ギョウザ
「ギョウザ」もなかなかおいしかった。
3個と6個がある。
取材では6個を注文した。
片面はコンガリ焼かれてキツネ色をし、香ばしい風味だ。
カリカリッとした軽快な食感とともに香ばしさが広がる。
それ以外の皮はプニッとした食感。
皮は薄めな感じだ。
中はジューシーで、肉感がシッカリ。
野菜は多めだ。
野菜のシャキシャキ感と瑞々しさがあふれる。
なお平日ランチタイム(15時まで)であれば、ラーメンとギョウザ3個とライスのセットがある。
から揚げ
3個盛と6個盛がある。
取材時は、3個盛を注文した。
からあげは、中くらいのサイズ。
衣はかなりしっかりあげられていて、カリコリとした食感だ。
中の肉はジューシーで、食べごたえがある。
ごはんが欲しくなる味わいだ。
から揚げ丼
「からあげ丼」は人気のサイドメニューのひとつだ。
ごはんの上に、鶏のから揚げをスライスして載せ、ごはんとから揚げの上からたれがかかる。
さらにその上から刻みねぎとマヨネーズ。
岡山特有のメニューである「とりめし」に近いスタイルだ。
ごはんとから揚げのあいだには海苔が敷き詰められていた。
甘いタレと海苔、ごはん、そしてサクッとした香ばしい衣のから揚げがよく合う。
タレの味わいが絶妙で、クセになる!
「ちゃーしゅー丼」はチャーシュー・温泉玉子・海苔に甘めのタレがかかる
サイドメニューの「ちゃーしゅー丼」。
単品しかなくセットメニューがないが、量はそんなに多くない。
濃厚みそラーメン(並)といっしょに注文してみたが、じゅうぶん両方食べることができた。
ちゃーしゅー丼は、ごはんの上に海苔を敷き、刻んだチャーシューが数枚と温泉玉子、そして上から刻みネギが載る。 さらに甘辛いタレがかかる。
チャーシューは薄めで適度な大きさに切られている。
なお、レアチャーシューではない。
そして、トロトロの温泉玉子。
温泉玉子を割り、よくかき混ぜてかき込む。
肉のうまみ、玉子の甘さとまろやかさ、海苔の風味、そしてタレの甘さが一体となって食が進む。
昔あったメニュー
あっさり中華そば
「あっさり中華そば」というラーメンもある。
名前から想像するに、一松醤油らーめんからブタの背脂を抜いたものかなと思っていた。
しかし、実際はちゃんと一松醤油らーめんとは違った味わいのラーメンだ。
中央には、巨大なレア風チャーシューが一枚。
チャーシューは、普通のラーメンと共通だ。
チャーシューの下には太モヤシが多めに入っている。
これは一松醤油ラーメンにはないもの。
そのほか、メンマも少し多め。
あとは刻みネギ。
スープは透明感のある濃い茶色。
背脂は浮いていない。
一松醤油らーめんより、やや赤みがかっており、透明感も増しているような気がする。
飲むと甘味とうま味、醤油の香りが広がり、アッサリしとした味わいで、後口はサッパリ。
グビグビと飲み干せる味わいだ。
そこへ太モヤシのシャキシャキ感と瑞々しさ、メンマのコリコリ感がアクセントに。
麺はほかのラーメンと異なる、中細で縮れのある麺。
麺も一松醤油らーめんと異なる。
ツヤのある麺で、プリプリとした食感。
なお替え玉したら、ほかのと同じ極細のストレート麺になる。
レア風チャーシューは、ほかのラーメンに入っているものと同じもののようだ。
チャーシューをスープにシッカリと浸して食べるとおいしい。
メンマもほかのと少し違って、短めでやや太く、厚め。
コリコリとした食感がいい。
あっさり中華そばは、名前のとおり本当にアッサリしているスープだと感じる。
後口もスッキリしており、懐かしい味わいだ。
一松の店内のようす・席など
一松の店内は、レトロなラーメン店のような雰囲気を演出しており、オシャレだ。
店内はあまり広くなく、席数も少なめ。
奥に細長い造りで、入口を入って左右にテーブルが1つずつ配置されている。
入口から店内を向いて向かって左側に、6人がけのテーブル席。
入口から店内を向いて向かって右側には、4人がけのテーブル席がある。
奥に厨房があり、その前にカウンター席が数席ならんでいる。
以前に店内に製麺所があったが、姉妹店の『一杯のかけや』ができてからは、製麺は一杯のかけやの製麺所に集約。
一松の製麺所があったスペースに席ができ、少しだが席数が増えた。
製麺所跡のスペースには、2人がけテーブルが2卓と3人がけテーブルが1卓ある。
あまり席数がないため、ピーク時は待つ客が多い。
特に昼はお客が多いので、時間をずらすのがおすすめだ。
私が夜に利用することが多いのだが、数年ぶりに昼に利用してみた。
以前は11時の開店直後なら余裕だったのに、いまは開店直後でも混み合い、場合によっては待つ場合も……
クチコミで人気が広がり、広いエリアからお客さんが来ているのだろうか。
一松の外観・所在地・駐車場など
一松があるのは、井原市の中心市街地だ。
国道486号線(国道313号線)の大通り沿いにある。
また、井原線の井原駅からも近く、駅から北西へ約600mのところ。
目の前には井笠バス「市民会館前」バス停もある。
車・交通機関どちらでもアクセスしやすい。
なお、一松の店舗は国道の南側に面している。
国道には中央分離帯があるので、西(福山方面)から来る場合は、迂回する必要がある。
一松の周辺は市街地なので道路が碁盤目状になっている。
手前、または行きすぎてから中道を通るなどして迂回がしやすい。
ちなみに、一松の敷地の裏側(南側)からも敷地へ入ることができる。
駐車場は、道路沿いの店頭に軽自動車専用が2台。
そのまま店舗の横を通って奥に進むと、さらに駐車場がある。
なお区切りが簡素なポールなのでわかりにくいが、東隣は別の敷地となる。
隣も駐車場となっているので、誤って駐車しないように注意だ。
一松の駐車スペースには、上記のように店名が書かれているので、確認しよう。
奥にある店舗の裏(南側)には、6台ほど駐車できる。
こちらは普通車も停車可能だ。
裏側(南側)からも敷地に入れば、普通車用駐車場は目の前だ。
一松の裏(南)側の道を挟んで向かいには、第2駐車場もある。
第2駐車場の方が停めやすいかもしれない。
一松のイチオシポイント
- 醤油・味噌・豚骨から辛味系やつけ麺まで幅広くラインナップしている
- ラーメンの丼を覆うほど巨大でおいしく美しいレア風チャーシュー
- 看板メニュー「一松醤油らーめん」は甘めで奥深い味わいの醤油スープが絶品
- 豚骨系(豚骨魚介、豚骨醤油、豚骨塩、豚骨魚介つけめん)もうまい
- 辛いもの好きから好評な辛味系メニュー(辛、濃厚うま辛、汁なし担々麺)
- 井原中心部の幹線道路沿いにあり、車・交通機関どちらでもアクセスが良好
井原市は、どちらかといえばラーメン店は少なめだろう。
そんな井原にあって、一松は、ちかくにある笠岡ラーメン店・笠北ともに大人気の店だ。
店主は若いが、福山市内の人気ラーメン店「満麺亭」で働いていたそう。
一松の開業は2015年(平成27年)だが、いまではまさに井原を代表するラーメン店のひとつとなっている。
ラーメンはバラエティに富み、そのうえどれもレベルが高くておいしい。
客層が広く、待ってまで食べる人が多いのもわかる気がする。
たくさんある一松のラーメンから、あなたはどれを食べたいだろうか?
店舗情報
店名 | らーめん本舗 一松 |
---|---|
所在地 | 岡山県井原市井原町123-1 |
営業時間 | 11:00~15:00、17:30〜21:00 |
定休日 | 木曜 |
電話番号 | 0866-63-1881 |
席 | 厨房前カウンター×5脚 2人がけテーブル×2卓 3人がけテーブル×1卓 4人がけテーブル×1卓 6人がけテーブル×1卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り(第2駐車場あり) |
備考 | PayPayでの支払可能 |
【一杯のかけや】洗練されたアッサリ醤油と濃厚な鶏白湯ラーメン。巨大チャーシューがインパクト大!(矢掛町東川面)
【笠北】メニューは笠岡ラーメン一本勝負!井原中心部にある名店(井原市井原町) 【ほしぞら】カレーやパスタなどのランチが人気のおすすめカフェ!(井原市七日市) 【三村珈琲店】古い郵便局を改装したノスタルジックな喫茶店。山間の集落の県道沿いにある(井原市芳井)
【つかもと(旧 二代目 らーめん おっつぁん)】福山で初の笠岡ラーメン専門店!惜しまれつつ閉店した名店が復活(福山市神辺町) 【しんたく】福山北部を代表する本格派尾道系ラーメン!(福山市神辺町) 【極とんラーメンとん匠】福山屈指の豚骨チェーン。ほんのり甘いスープとピリ辛高菜!ファミリーや学生に人気 【田所商店 福山神辺店】三種類の味噌が選べる味噌ラーメン専門チェーンが広島県初登場! 【スパイスノート】辛さだけでなく”スパイス感”も選べる!エスニックなカレーからキーマやスープカレーも(福山市神辺) 【大隈】そばもうどんもゴボ天も美味しい!(福山市神辺町)