当サイトではGoogleアドセンス広告を表示、一部の記事にはアフィリエイト広告を表示しています。
多くのラーメン店があるJR福山駅前エリア。
駅前の「久松通り」近くに2020年(令和2年)8月に新しいラーメン店が登場した。
それが『尾道中華そば 渡なべ』。
もともと、ここには老舗のトンカツ・カレーの店『三象 (さんぞう)』があった。
私も何度か行ったが、残念ながら2020年夏に閉鎖。
その跡地に渡なべができ、気になっていたわけだ。
新規オープン後のほとぼりが冷めたと思われるころをねらい、訪問してみた。
行ってみて気づいた、渡なべの注目のポイントは以下のとおりだ。
- 中華そばは、見た感じスタンダードな尾道系醤油ラーメンだが、実は牛骨を使っている
- トウガラシ粉がタップリの真っ赤なビジュアルがインパクトある辛々そば
- 中華そばとライスに、毎日違うオカズが出てくる日替わり定食
- 和食店のようなオシャレな外観と店内
そんな渡なべについて、メニューや実際に食べた料理、店内、外観、店舗情報などについて詳しく紹介!
2020年(令和2年)10月時点での情報です
もくじ
渡なべの営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 渡なべ |
---|---|
所在地 | 広島県福山市延広町2-13 東永ビル |
営業時間 | 11:00〜14:00 |
定休日 | 不定 |
電話番号 | 084-999-8666 |
席 | 厨房前カウンター×8 中側カウンター×9 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
SNS | |
備考 | PayPay使用可能 |
渡なべのメニュー:ラーメンの味は基本的に尾道系醤油のみ
渡なべのメインは、もちろんラーメン。
ラーメンは「中華そば」「辛々そば」「チャーシュー麺」の3種。
中華そばは、尾道系の醤油ラーメンで、ほか2つもそれをベースにしているので事実上ラーメンの種類は尾道系醤油ラーメン1種のみとなる。
これに、「ライス」「チャーシュー丼」のごはんもの、さらに「日替わり定食」「から揚げ定食」の定食2種がある。
定食にはどちらも中華そばが付く。
なお、私が行ったときには食べる料理をSNSにアップして店員に見せると、食後にアイスキャンディーか缶コーヒーがもらえるキャンペーンをしていた。
「中華そば」はスタンダードな尾道系醤油ラーメン
基本メニューである「中華そば」を並で注文した。
醤油スープにブタの背脂が浮き、チャーシュー、メンマ、刻みネギというシンプルな具材。
見た感じは、スタンダードな尾道系醤油ラーメンだ。
スープは、やや透明感のある焦茶色。
飲むとやや甘めの甘塩っぱい味わいだ。
適度にコッテリしながら喉越しよい飲みやすさ。
スープに浮かぶブタの背脂は、サイズが大きめのが多いように思えた。
なかには、結構な大粒な背脂も。
背脂の味付けは薄めで、トロリととろけるような舌触り。
そして、脂身の甘みが口に広がる。
麺は中細のストレート麺。
平打ちのような角張った感じのある麺だ。
チャーシューは大きめで薄めのが一枚ドカッと載っている。
赤身がメインで、少し脂身がある。
肉のうまみがしっかりと味わえるタイプだ。
メンマは太めのが2本。
経済情報誌『経済リポート』によれば、渡なべのラーメンは、牛骨を使っているそう。
牛骨のラーメンはあまり食べたことがないので、スープを飲んだだけでは私には牛骨とよくわからなかったが、渡なべのラーメンはスタンダードな尾道ラーメンでありながら、独自の工夫がされているわけだ。
「辛々そば」はトウガラシ粉末がかかった中華そば
私は、あまり辛いラーメンを食べることは少ないのだが、ためしに「辛々そば」の並も食べてみた。
ラーメンの上から真っ赤なトウガラシの粉末がたくさんかけられている。
インパクトは抜群だ。
トウガラシの粉末は、見るだけでいかにも辛そう。
スープと混ざると、さらに辛そうに見える。
ベース自体は、基本の中華そばと同じよう。
尾道系の醤油スープであるのも同じ。
ただ、ブタの背脂は基本の中華そばよりやや量が少ない気がした。
背脂にもトウガラシが付いているので、勢いよく食べるとむせるから注意。
麺も同じ中細のストレート麺。
チャーシューも中華そばと同じく、大きな薄めのチャーシューが1枚ドカッと載っている。
辛さの調整はできるのか聞いていないが、辛いもの好きは食べてみてもいいかもしれない。
辛そうだったが、しっかり混ぜて食べたら、なんとか食べることができた。
ただ、私は普通の中華そばのほうを頼むかな。
「日替わり定食」は日替わりオカズに中華そばとライス
「日替わり定食」は、名前のとおり毎日オカズが変わる定食。
中華そばに、オカズとごはん、タクアンが付く。
差額を払えば、中華そばを辛々そばやチャーシュー麺にできる。
ある日の日替わり定食は、カレーコロッケだった。
カレーコロッケは2つ。
サクサク衣に、軽くソースがかかっていた。
中はトロリとした舌触り。
コロッケには千切りキャベツのほか、ポテトサラダまで付いていた。
「チャーシュー丼」は甘辛いタレとチャーシューとライスが合う
サイドメニューの「チャーシュー丼」。
丼は大きめサイズだが、量は軽めな感じだ。
チャーシュー丼は、ごはんの上に甘辛いタレ、そのうえにチャーシュー、千切りキャベツが載ったもの。
チャーシューはラーメンの中に入っているのと同じ。
けっこう大きめサイズだ。
そして、チャーシューの上から甘辛いタレがかかっている。
さらにマヨネーズも。
甘辛いタレとごはんの相性もバッチリ。
店内のようす・席
店内は木目が印象的な落ち着いた雰囲気。
入口を入って左に向くと厨房で、そのまえにカウンター席が8脚並ぶ。
厨房前カウンターの反対側の壁の向こうにも空間があり、両サイドに5脚と4脚のカウンター席が並んでいる。
このカウンターは、「三象」時代は座敷だったエリアが改良されたものだ。
座敷かテーブルもあるかと思ったが、カウンター席のみのもよう。
なお、水はセルフサービスで、卓上に水のボトルが置いてある。
店内は禁煙だ。
渡なべの外観・所在地・駐車場
渡なべは、福山市中心部、JR福山駅前にある。
福山駅から南へ約350m。
久松通りから少し脇道に入ったところになる。
久松通りを歩き、通りの西側、居酒屋『お多幸』やイタリア料理『リストランテ真田』のある建物と『手結』のある建物のあいだの脇道を西方面へ入る。
入った脇道の北側(進行方向右側)、居酒屋『お多幸』やイタリア料理『リストランテ真田』のある建物の隣の建物の1階にあるのが、渡なべだ。
2階にはバー『伊右衛門』があり、渡なべの横には伊右衛門への階段の入口がある。
冒頭でも触れたとおり、2020年夏まで老舗のトンカツ・カレー店『三象』があった場所だ。
外観は木の雰囲気を生かし、和食店や和風居酒屋のような雰囲気。
なお、駐車場はない。
渡なべのイチオシポイント
- 中華そばは、見た感じスタンダードな尾道系醤油ラーメンだが、実は牛骨を使っている
- トウガラシ粉がタップリの真っ赤なビジュアルがインパクトある辛々そば
- 中華そばとライスに、毎日違うオカズが出てくる日替わり定食
- 和食店のようなオシャレな外観と店内
ラーメン店が多い福山駅前に新登場した渡なべ。
選択肢が増えたのは、利用者としてはうれしいところ。
務め人も多いエリアなので、昼には務め人と思われるかたが多く訪問しているようだ。
また渡なべの中華そばは、シンプルでスタンダードスタイルに思えた尾道系の醤油ラーメンだったが、なんと牛骨を使っているとは驚きだ。
ちなみに情報誌によれば、渡なべは、隣の建物にある居酒屋『お多幸』が運営しているそう。
店舗情報
店名 | 渡なべ |
---|---|
所在地 | 広島県福山市延広町2-13 東永ビル |
営業時間 | 11:00〜14:00 |
定休日 | 不定 |
電話番号 | 084-999-8666 |
席 | 厨房前カウンター×8 中側カウンター×9 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
SNS | |
備考 | PayPay使用可能 |
2020年(令和2年)10月時点での情報です
近くのおすすめ店
【こばやし】日替わりランチがお得!チョイ飲みにもおすすめのラーメン店(福山市延広町)【静流】リーズナブルな醤油ラーメンととろけるローストポーク!学割あり(福山市延広町)【HAKU(ハク)】久松通にあるスタイリッシュな焼鳥店(福山市延広町)【りえもん家】名物は鞆の練り物入りのお好み焼!限定の定食や丼のランチも(福山市延広町)≪閉鎖≫≪閉鎖≫【がっつりグリル 肉バル】ステーキや肉料理を堪能!ランチもお得なメニューがそろう(福山市延広町)【中華そば そのだ】尾道ラーメンとシウマイに台湾風料理まで!チョイ吞みにも最適(福山市元町)【ひろや】ちょっとオシャレな大衆酒場。豊富なメニューはコスパ良好、ランチもお得(福山市延広町)≪閉鎖≫【Qoo Qoo Cafe】テラス席が人気のおすすめカフェ(福山市延広町)