【サンセール】昔ながらの定番洋食が楽しめる町の洋食レストラン。ハンバーグ、ステーキのほかエビフライも注目(福山市船町)

福山市中心部・ジョイ船町商店街を歩いていると、おしゃれな洋風な建物の店がある。

それは『洋食レストラン サンセール』。

ハンバーグやステーキ、ポークカツレツ、エビフライ、チキン南蛮などといった定番の洋食メニューを中心に楽しめる、まさに「町の洋食レストラン」といえる店だ。

そんなサンセールのおすすめのポイントは、以下のとおり。

洋食レストラン・サンセールのメニューや実際に食べたおすすめ料理などを紹介！

もくじ

• 1 サンセールの営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 サンセールのメニュー
• 3 ランチメニューのおすすめ
  • 3.1 「ランチAセット」は国産牛ハンバーグとエビフライ、カニクリームコロッケor魚介フライのセット
  • 3.2 「ランチBセット」はハラミステーキとエビフライ、カニクリームコロッケor魚介フライのセット
  • 3.3 「国産牛ヒレステーキと国産ポークカツレツセット」は牛肉と豚肉の豪華な共演
• 4 セットメニュー・単品メニューのおすすめ
  • 4.1 「チキン南蛮セット」は大ぶりでプリプリの鶏肉とタルタルのコンビネーション
  • 4.2 「ハラミステーキとエビフライセット」は150gのハラミステーキが食べごたえあり
  • 4.3 「佐賀牛のビーフシチュー」は大ぶり牛肉とコクのあるシチュー
  • 4.4 「お子様セット」はミニサイズのおかずが数種類
• 5 店内のようす・席
• 6 外観・所在地・駐車場
• 7 サンセールのイチオシポイント

サンセールの営業時間・定休日・店舗情報など

店名	洋食レストラン サンセール（Sincere）
所在地	広島県福山市船町1−24
営業時間	11:30～15:00、17:30～21:00 （火曜は昼 11:30～15:00のみ）
定休日	水曜 火曜の夜
電話番号	084-931-3320
席	カウンター×5脚 4人がけテーブル席×4卓 3人がけテーブル席×2卓 個室6人がけテーブル×1卓
禁煙状況	禁煙
駐車場	無し
HP	洋食レストラン サンセール
備考	PayPay、クレジットカードによる支払可

サンセールのメニュー

サンセールのメニューは、ランチセット、アラカルト（単品料理）、セット、ドリンク類に分かれる。

内容はたびたび変更がおこなわれているので、これから紹介するメニュー内容も今後変更がおこなわれる可能性がある。

ランチメニューのメインとなるのは、以下の4種。

• 平日限定ランチ
• Aセット（国産牛ハンバーグ、エビフライ、カニクリームコロッケor魚介系フライ）
• Bセット（ハラミステーキ、エビフライ、カニクリームコロッケor魚介系フライ）
• Cセット（国産ポークヒレカツ、ハラミステーキ、エビフライ）

「平日限定ランチ」は、その名のとおり平日のみで、1日10食まで。
内容はたびたび変わり、取材時はチキン南蛮とポークヒレカツだったが、過去にはローストビーフや和牛ハンバーグなどもあった。
また平日限定ランチは、A〜Cセットにはつかないソフトクリームがつくのもポイント。

「Aセット」「Bセット」は、カニクリームコロッケか魚介系フライが選べ、魚介系フライは時季によって内容が変わる。
過去には、牡蠣フライや太刀魚のフライなどがあった。

「Bセット」「Cセット」のハラミステーキは、プラス500円で国産牛ヒレステーキに変更できる。

なおA〜Cセットには、いずれも共通してエビフライがつく。
サンセールのエビフライは、大きくておいしいのでおすすめだ。

4種にくわえ、さらに2種類ほどのランチセットがあり、これもときどき内容が変わる。
取材時はカレーと、ヒレステーキ&ポークカツレツのセットだった。

あとは、子供用に「お子様セット」があり、子連れのときに助かる。

ランチのほかにアラカルト（単品料理）も充実。
揚げものや肉料理などのほか、パスタやピザ、ごはんものもある。

そしてランチ以外のセットメニューも充実。

こちらもときどき内容が変更になっている。

なお、いずれもランチメニュー（平日限定ランチ除く）にはないソフトクリームがつく。

メニュー表以外に、店内のブラックボードにもメニューがある。

ドリンクもたくさんそろっている。

ワインの種類も多い。

ランチメニューのおすすめ

「ランチAセット」は国産牛ハンバーグとエビフライ、カニクリームコロッケor魚介フライのセット

ランチメニューから、人気の「Aセット」をごはんで注文。

スープはいろいろ変わるようで、この日は白いスープだった。

Aセットの内容は、国産牛ハンバーグ、エビフライ、これに魚介系フライかカニクリームコロッケがつく。

魚介系フライは時季によって変わるようで、この日は牡蠣フライ。

そこで牡蠣フライを選択してみる。

さらに皿には、パスタとタップリのサラダが盛りつけられる。

表面の焼具合も絶妙で、適度な香ばしさ。

上から、自家製のデミグラスソースがかかる。

なかなか厚みのあるハンバーグ。

中はジューシーで、肉汁がしたたる。
そして、肉のうまみがシッカリ。

適度な甘さのある自家製デミソースとの相性もバッチリ。
ごはんも進む。

エビフライは、一尾が太く長い。

タルタルソースは、やや橙がかった白色。
トロリとした滑らかなソースだ。

衣は細かめのパン粉で、カラッと揚がっている。

食べると、衣のサクッとした歯ごたえと香ばしさとともに、プリプリッとした弾力のあるエビ。
エビの太さがすごく、食感がすばらしい。

そして濃厚なエビのうまみが口内に広がり、タルタルソースの甘酸っぱい味わいが華を添える。

正直、こんなにおいしく食べごたえのあるエビフライは初めてかもしれない。

牡蠣フライは2個。

ひとつが、なかなかの大粒。
エビフライ同様に、細かめのパン粉でサクサクっとした香ばしい衣だ。

中にはプリプリの弾力ある牡蠣。
厚みがあって食べごたえがあり、ジューシーで牡蠣の風味が非常に濃厚だ。

この日のパスタは、ナポリタン。

サラダはけっこう量が多めだ。

スープは白い色のスープ。

具材はかなりタップリと入っている。

おもな具は、シメジ、マッシュルーム、ニンジン、タマネギなど。

ごはんは、大盛に。
大盛は無料だ。

好みでかける、特製ソースもついていた。

トンカツソースのような濃厚ソース系だ。

食後にはドリンクが出る。

「ランチBセット」はハラミステーキとエビフライ、カニクリームコロッケor魚介フライのセット

ランチから「Bセット」を注文。

やはり、ごはんを大盛で注文！

Bセットの内容は、ハラミステーキ、エビフライ、そして魚介系フライまたはカニクリームコロッケ。

この日は、カニクリームコロッケにしてみた。

そして、Bセットにもパスタとタップリのサラダがいっしょに盛りつけられている。

ハラミステーキは、アメリカ産ブラックアンガス牛。
焼き加減は、ミディアムで注文した。

上にはダイコンおろしと刻みネギが載り、透明感のある薄茶色のステーキソースがかかっている。

表面はきれいな茶色の焦げ加減でおいしそう。

ステーキソースは甘味があって、サッパリとした味わい。
肉の味わいを引き立てる、おいしいソース。

ミディアムの焼き具合なので、中はキレイな紅色と薄茶色がいいバランスで存在。

食べると、表面のほどよい焦げ目の香ばしさと、肉のモッチリとした食感。
そして噛むたびに出てくるうまみと甘味、ほどよい甘さのあるソースの味わいと香辛料の風味が一体となり、ごはんとよく合う何ともいえないおいしさに。

カニクリームコロッケは、1個ついていくる。

カニクリームコロッケも、エビフライなどと同じく細かめのパン粉で、香ばしくカリッとした衣だ。

中はトローリとした滑らかな舌触りのカニクリームで、ほどよい甘味とカニの風味が広がる。
何も付けなくてもおいしい。

Aセット同様に、エビフライはとても太く大きい。
カリッとした香ばしい衣の中は、太いエビの身。
プリプリとした食感で、チュルチュルとエビの淡泊なうまみが染み出てきておいしい。

パスタは、オイル系のもの。

サラダは量・内容とも盛りだくさん
レタス系のほか、ミニトマトやブロッコリー、ミズナなども。

この日のスープは、ミネストローネ。

野菜中心で、具だくさんだ。

「国産牛ヒレステーキと国産ポークカツレツセット」は牛肉と豚肉の豪華な共演

ランチの中ではもっとも豪勢な「国産牛ヒレステーキと国産ポークカツレツセット」を注文。

いつもごはんなので、この日はパンを頼んでみる。

名前のとおり、メインのおかずは国産牛ヒレステーキと国産ポークカツレツだ。

ほかのランチセット同様に、パスタとタップリのサラダがいっしょに盛りつけられる。

国産牛のヒレステーキ。
焼き加減は、レアで注文してみた。

厚みがある肉の上には、刻みネギとダイコンおろし、そしてステーキソースがかかっている。

ソースはサッパリとした甘みのあるソースで、ダイコンおろしやネギとともに肉をサッパリとした味わいにしてくれる。

表面は茶色い焦げ目がついていておいしそう。

横から見ると、けっこう厚みがあるのがわかる。

赤身中心の肉で、レアなので中はきれいな紅色。

食べるとジュワッと肉汁が染みだし、モッチリとした弾力のある食感とともにうまみが口の中に広がる。
そこへ適度なコショウの風味とソースのサッパリとした甘み、ダイコンおろしやネギの瑞々しさなどが加わり、アッサリと肉を楽しめた。

これは、ごはんが進む味わいだ。

ここに来て、やっぱりパンでなくごはんを注文しておけばよかったと後悔の念にかられてしまった。

国産ポークカツレツは、厚みのあるカツ2つがそれぞれ半分にカットされている。
上から、焦茶色のソースがタップリとかかる。

横には、マスタード。

衣は薄めで、パン粉は細かめ。
しかし食べるとサクサクッとよい心地よい食感で、香ばしい。

中の肉は厚みがある。
肉は赤身が中心で、食べると肉のうまみが味わえておいしい。
そこへ適度にかかったソースの甘みと酸味のバランスのよい味わいがからんできて、おいしさが増してくる。
マスタードを少し加えると、ピリッとした辛みも加わってアクセントになり、いい感じに。

パスタは、オイル系。

やはりサラダはタップリの量と種類。

スープは、オニオンスープだった。

濃い焦茶色のスープは、甘い味わいだ。
細切りのタマネギも、やわらかく甘い。

パンは丸っこいもの。

パンの外側はパリッとした食感で香ばしく、中はモッチリ・ふっくらとした感じ。

セットメニュー・単品メニューのおすすめ

「チキン南蛮セット」は大ぶりでプリプリの鶏肉とタルタルのコンビネーション

セットメニューの中から「チキン南蛮セット」。

チキン南蛮にごはんorパン、スープ、ミニソフトクリームがセットになっている。

メインプレートにはチキン南蛮のほか、ランチと同じくパスタとサラダがいっしょに盛りつけられる。

上からタップリとかけられたタルタルソースがおいしそう。

ちなみに取材時は「阿波尾鶏」という徳島県のブランド鶏だった。
その後、別の日に訪れたときは鳥取県西部のブランド鶏「大山鶏」を使用しており、状況によって変わるようだ。

一切れが大きめで食べごたえがある鶏肉。

やや橙がかった白いタルタルソースは、適度な甘味にほのかな酸味だ。

鶏肉はプリプリで弾力があり、鶏肉のうまみがタップリ。

そこへ甘酢の甘みと爽やかな酸味と、タルタルソースのまろやかな甘さとほのかな酸味、滑らかな舌触りがシッカリとマッチする。

ごはんとの愛称も抜群の、おいしいチキン南蛮だ。

パスタは、トマト系の味付けのマカロニ。

サラダの量・種類ともタップリなのは、ランチセットと同じ。
トマトやブロッコリー、カイワレのほか、見たこともない野菜も見られた。

セットのスープは、クラムチャウダー。
美しい皿に盛りつけられて登場。

トロッとしたなめらかな舌触りのスープ。

具材はタップリで、ニンジンやタマネギ、キャベツ、シメジなどのほか、ベーコンやアサリも。

通常のセットメニューには、ランチセットにはなかった（平日限定ランチセット除く）ミニソフトがついている。
これはうれしい。

器にタップリと入れられたソフトクリームには、イチゴが載っている。

ソフトクリームは滑らかな舌触りで、コクのある甘さ。

ヒンヤリとしていてサッパリとした甘さなので、口直しにピッタリ。

底にコーンフレークも。

「ハラミステーキとエビフライセット」は150gのハラミステーキが食べごたえあり

セットメニューの「ハラミステーキ（150g）とエビフライセット」。

ごはんorパンとスープ、ミニソフトクリームがつく。

ランチと同じように、メインプレートにはパスタとサラダが盛られる。

ハラミステーキはランチのB・Cセットよりも量が多い。

ステーキの上にはダイコンおろしに刻みネギ、そしてステーキソースがかかる。

ちなみにハラミステーキは、ウェルダンで注文。

厚みがあるハラミ肉。
適度な大きさにカットされている。

ウェルダンなので、中は薄茶色。
わずかに紅色が残る。

食べると、ジューシーでモチモチッとした弾力のある食感だ。
噛むたびに肉のうま味と肉汁が染みだし、サッパリとした甘さのソースと絡んで最高においしい。

エビフライもランチと同様に、長く太め。
食べごたえのあるエビフライに、タルタルソースがかかる。

またパスタはトマト系のマカロニ、サラダもタップリ。
スープはクラムチャウダーだった。
もちろん、ソフトクリーム付き。

「佐賀牛のビーフシチュー」は大ぶり牛肉とコクのあるシチュー

店内のブラックボードメニューにあった「佐賀牛のビーフシチュー」。

大きめ具材がゴロゴロッと入っているのが印象的だ。

牛肉は一切れが大きめで、厚みがある。

シチューはトロリとした舌触りで、甘くコクのある奥深い味わい。

そこに牛肉のホロッとしながらも若干の歯ごたえもある、絶妙な食感が加わってくる。

肉をさらに噛みしめると、牛肉の濃いうまみがジワッと口の中に広がり、シチューの味わいと混ざり合って最高の味わいに。

肉以外の具材も一切れが大きめで、いろいろ入っている。
上記は芽キャベツ。

「お子様セット」はミニサイズのおかずが数種類

サンセールでは「お子様セット」もあり、小さな子供がいるときは助かる。

内容はときどき変わるようだが、私の訪問時はミニハンバーグ、鶏のから揚げ、カニクリームコロッケ、フライドポテト、おにぎり2個、パスタ（マカロニ）、サラダといった内容。
これにミニソフトクリームがつく。

ミニハンバーグは、通常のハンバーグと同じで、それが小さくなったもの。

カニクリームコロッケもやや小ぶりな感じ。

鶏のから揚げも1個ついている。

おにぎりは、俵型。

トマト系の味わいのマカロニ。
日によって変わるかもしれない。

子供に合わせて量少なめのサラダ。

ソフトクリームは、セットのものよりもミニサイズになっている。

店内のようす・席

入口から見て左側に厨房、その前に奥に向かってカウンター席が並ぶ。

入口から見て右側にはテーブル席が奥に向かって並んでいる。
また奥のスペースにもテーブル席が数卓ある。

全部でテーブルは、4人がけが4卓、3人がけが2卓あった。

奥のスペースはドアを閉めて、手前のスペースと区切って個室のようにもできるようだ。

入口をくぐってすぐ横側には個室がある。
個室は6人がけのテーブルが1卓だ。

なお、店内は禁煙になっている。

外観・所在地・駐車場

サンセールがあるのは、JR福山駅前にある船町商店街（ジョイ船町）のほぼ中央。
福山駅からは、南東へ約500mの地点だ。

サンセールの外観は、まわりの商店街の店舗とは趣の異なる、おしゃれな洋風の一軒家のような建物。

商店街を西側（福山駅側）から入ると、約80mでサンセールの店がある。
サンセールは、道路の北側に面している。

手前から進行方向右側に「ふな家」「青冥（チンミン）」があり、そこを過ぎてすぐ左側にある。

青冥のちょうど北東向かいだ。

【青冥(チンミン)】絶品の担々麺などがおすすめ！船町商店街で気軽に楽しむ中華料理(福山市船町)

船町商店街を東側から来る場合は、約80mでサンセールに到着。

手前側から進行方向左に「はっせい船町店」、右に「肴蔵」があり、そこをすぎてすぐ右側にある。

【はっせい船町店。】生麺にこだわる本場の広島お好み焼！とんぺい焼など鉄板焼も充実(福山市船町)【肴蔵(さかぐら)】ビフ丼が名物！肉料理などがうまいオシャレな居酒屋(福山市船町)

ちょうど肴蔵の2軒西隣になる。

入口もおしゃれで明るい雰囲気だ。

サンセールがあった場所は、以前ワインをメインとしたダイニング・バーがあったところ。

ダイニング・バー閉鎖後、2020年（令和2年）10月にサンセールが開業した。

サンセールのイチオシポイント

サンセールは懐かしの定番洋食、しかもおいしく絶品のメニューがたくさんそろっているのが魅力。

ランチセットもお得で、ランチ以外のセットもコスパ抜群だ。

なかでおエビフライは食べごたえがあっておすすめ。
正直なところ、私は今まで食べたエビフライでも最高位のおいしさだと感じた。

店内はテーブル・カウンターもあり、席間にゆとりもあるので、家族やグループでも、一人でも行きやすいのもポイント。

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