【総社塩元帥】大阪発祥・人気の天然塩ラーメン！醬油ラーメンやどて丼もおすすめ(総社市窪木)

大阪に本店があり、天然素材や無化調、自家製麺の塩ラーメンが看板メニューで人気のラーメン店『塩元帥（しおげんすい）』。

ドンドンと店舗を拡大していっており、2013年（平成25年）に岡山県の第一号店としてオープンしたのが総社市の『総社塩元帥』だ。
総社塩元帥は、塩元帥の岡山県第一号だけでなく、中国地方というか関西より西（中四国・九州地方）で第一号店となるようだ。

総社塩元帥は、塩元帥の暖簾分けだそう。
このほか倉敷や津山にも店舗があり、これらもそれぞれ暖簾分け。
また塩元帥のフランチャイズ店『大阪塩系』が岡山駅前にあり、2022年12には福山市駅家にも登場。

総社塩元帥はかなりの人気ぶりで、ピーク時ならびにその前後の時間帯には多くの待ち客が出るほど。

そんな総社塩元帥の魅力は、 以下のとおりだ。

人気の総社塩元帥のメニューや実際に食べたおすすめの料理、店舗情報などについて詳しく紹介したい。

もくじ

• 1 総社 塩元帥の営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 総社塩元帥のメニュー
• 3 おすすめのラーメン
  • 3.1 「天然塩ラーメン」は軽やかな味わいにユズや焦がしネギのほのかな風味
  • 3.2 「醬油ラーメン」は湯浅醬油のキリッとした風味と味わい
  • 3.3 「濃口醬油ラーメン」は醬油濃いめで、塩辛い味が好きな人向け
• 4 おすすめのサイドメニュー
  • 4.1 「どて丼」は甘辛い味わいの肉が美味
  • 4.2 「チャーマヨ丼」は自家製マヨネーズがポイント
  • 4.3 「チャーハン」は人気のサイドメニュー
  • 4.4 「ギョウザ」は野菜と肉のバランスがちょうどいい
• 5 店内のようす・席
• 6 外観・所在地・駐車場
• 7 総社塩元帥のイチオシポイント

総社 塩元帥の営業時間・定休日・店舗情報など

店名	総社 塩元帥（しおげんすい）
所在地	岡山県総社市窪木1000-3
営業時間	11:00〜24:00
定休日	無休
電話番号	0866-94-3580
席	厨房前カウンター×3脚 厨房前2人がけテーブル席×3卓 4人がけテーブル席×2卓 6人がけテーブル席×3卓
禁煙状況	禁煙
駐車場	有り
HP	塩元帥公式サイト
SNS	Instagram Facebook

総社塩元帥のメニュー

基本の「天然塩ラーメン」に、バリエーションとして「梅塩ラーメン」や「ネギ塩ラーメン」がある。

また「醬油ラーメン」もあり、こちらもバリエーションとして「ネギ醬油ラーメン」が。
さらに「濃口醬油ラーメン」もあった。

塩、醬油のほかに「味噌ラーメン」もあるが、味噌は1種類のみとなっている。

ほかにつけ麺があり、「塩つけ麺」と「醬油つけ麺」の2種類がラインナップ。

またサイドメニューは、ごはんものとしてライスなどが5種類。

ラーメンと人気サイドメニューとのセットメニューも充実している。

11〜15時のランチタイム限定セットでは、通常のセットと異なる内容のセットが注文できる。

お子様向けメニューがあるのもうれしい。

キムチとすりおろしニンニクは無料サービスだ。

セルフサービスなので、店内にあるキムチ・ニンニクコーナーで自分で好きな量を取ってくる。

おすすめのラーメン

「天然塩ラーメン」は軽やかな味わいにユズや焦がしネギのほのかな風味

塩元帥の看板メニューで一番人気の「天然塩ラーメン」。

ぜひ最初はこのラーメンを食べて欲しい。

自然素材にこだわった無化調のスープが売りだそう。

スープが熱々で、丼も熱々。

ラーメンの上には白髪ネギ、シュンギク、糸トウガラシ、メンマ、チャーシューが載る。
そして、さりげなくユズ皮のスライスがの載る。

シュンギクがラーメンに載るのはめずらしい。
シュンギクと糸トウガラシが見た目のアクセントとなり、オシャレ。

白髪ネギも上品な感じだ。

メンマは細目でコリコリ。
そして適度な味つけ。

スープは、透明感のある薄ベージュ色。
美しい。

さらにスープには、焦がしネギが浮いている。

スープを飲むと、軽やかな塩味。
そして、ほのかな甘みと奥深いうまみ。

やがてシャキシャキとした白髪ネギの食感と焦がしネギの香ばしさ、さらにユズ皮のさわやかな風味がアクセントに。
後口はスッキリしている。

麺は店舗でつくられる自家製麺。

中太で少し平たく、ごく緩やかな縮れがある。
モチモチとした食感がよい感じで、麺の風味が楽しめる。

チャーシューは大きな丸いのがドガッと。

赤身と脂身が半々くらいで、食べると味付けは薄め。

赤身はホロホロとした食感と肉のうまみ。
脂身はプリプリッとした食感で脂特有の甘みが広がる。
やや厚めで食べ応えもあった。

おいしいので、ついついスープをゴクゴク飲んでしまい、ついにはあっという間に完飲してしまった。

チェーン店のレベルを超える、おいしい塩ラーメンだと思う。

「醬油ラーメン」は湯浅醬油のキリッとした風味と味わい

塩元帥は塩ラーメンが看板だが「醬油ラーメン」にもこだわりがある。

実は前身となるラーメン店では、看板は醬油ラーメンだったそう。

チャーシューとメンマ、ユズ皮以外の具材は塩ラーメンと違っていて、海苔とナルトが載っている。
またネギは白髪ネギ（白ネギ）ではなく、刻み青ネギだ。

スープはやや透明な焦げ茶色。
スープには、塩と同じく焦がしネギが浮いている。

醬油ラーメンでは、なんと醬油発祥地ともいわれる和歌山県湯浅の湯浅醬油をふんだんに使用しているそう。

飲むとキリッとした醬油の風味、甘味と適度な塩味とダシの味わいが広がり、そこに焦がしネギの香ばしい風味とユズのさわやかな香りがときどき現れる。

麺は塩ラーメンと同じ自家製麺。

中太で少し平たく、ごく緩やかな縮れがある麺だ。

モチモチとした食感が、醤油スープとよく絡んでおいしい。

ナルトが入るラーメンは、近年はめずらしい。

海苔を醤油スープにシッカリ浸して食べると、とてもうまかった。
ライスがあれば、浸した海苔を載せて食べてもいいだろう。

シャキシャキとした青ネギが、醤油スープのアクセントにいい。

チャーシューは、塩ラーメンと同じもの。

丸く大きい、赤身と脂身のバランスのいいチャーシューだ。

「濃口醬油ラーメン」は醬油濃いめで、塩辛い味が好きな人向け

醬油ラーメンのほかに「濃口醬油ラーメン」というのもある。

具材は、醬油ラーメンと同じだ。

明らかに醬油ラーメンより濃い色のスープ。

同じく湯浅醬油を使用している。

飲むと甘味と塩味の広がる甘辛い醤油の風味に奥深いダシの味わい。
そして焦がしタマネギの香ばしさがほんのりと香り、わずかにユズの風味もしてくる。

濃口の名前のとおり、醬油の味が醬油ラーメンより濃い。
塩味も強めだ。

麺も塩ラーメン・醬油ラーメンと同じ自家製麺。

中太でやや平たい、モチモチとした食感の麺だ。

ナルトも入っている。

海苔も醬油ラーメンと同じように入っている。

チャーシューも塩・醬油ラーメンと同じもの1枚載っていた。

後口はスッキリしているが、個人的にはやや塩辛い印象だった。
濃口醬油ラーメンは、塩味が強めの味が好きな人に向いているだろう。

おすすめのサイドメニュー

「どて丼」は甘辛い味わいの肉が美味

塩元帥のオリジナルのごはんもの「どて丼」。
塩元帥の名物サイドメニューだそうだ。

ラーメンとの「どて丼セット」もあり、おすすめだ。

どて丼は、名前のとおりごはんの上に牛スジ肉の土手煮（土手焼）を載せたもの。

肉は、ホロッとした赤身とトロッとした脂身。

食べると肉のうまみや甘みとともに、やや甘めの甘辛味がシッカリと染みており、甘い味わいが口内に拡散していく。

またプルプルとした細切りのコンニャクも入り、こちらもシッカリと味がついていた。

ごはんにはやや薄めの甘いタレがかかっている。

ごはんと土手煮の組み合わせは最高で、ドンドンと食べ進めてしまった。

なお、どて丼の上の部分のみの「どて焼」もメニューにある。

「チャーマヨ丼」は自家製マヨネーズがポイント

塩元帥のオリジナルのごはんもののひとつ「チャーマヨ丼」。

お昼のサービスセットでは、ラーメンとチャーマヨ丼のセットもある。

チャーマヨ=チャーシュー&マヨネーズの名前のとおり、ごはんの上に細かくサイコロ状に切ったチャーシューと刻みネギ、その上からマヨネーズがかかっている。

タップリめにかかるマヨネーズは、なんと自家製だそう。

ごはんには甘辛いタレがかかっている。
また少量の一味も。

タレの甘味、自家製マヨネーズのまろやかな味わい、赤身のうまみと脂身のトロッとした食感と甘味が一体となり、独特のおいしさに。
なかなかクセになる味わいだ。

「チャーハン」は人気のサイドメニュー

塩元帥には、ラーメン店の定番サイドメニューであある「チャーハン」もある。

ラーメンとのセット「チャーハンセット」や、ラーメン・ギョウザとのセット「フルセット」もある。

上記写真はフルセット。

セットでもなかなかの量がある。

炒め具合は、パラパラとシットリの中間のような感じだ。

ほどよい塩味と脂感で、チャーシューや玉子の風味がいい感じに加わってくる。

「ギョウザ」は野菜と肉のバランスがちょうどいい

チャーハンと並ぶラーメン店の定番サイドメニューの「ギョウザ」も塩元帥でラインナップしている。

ラーメン・ライスとの「ギョウザセット」やラーメン・チャーハンとのセット「フルセット」もある。

キツネ色をした片面は、ややシッカリと焼かれた焦げ目で香ばしい。

皮は艶やかで薄めだ。

中は肉と野菜のバランスがよく、シャキシャキ感もある。
ニンニクの風味もいいあんばいに効いていて、タレなしでも十分おいしい。

店内のようす・席

店内はカウンター席とテーブル席がある。

窓側にボックス型のテーブル席が並び、厨房側にカウンター席と2人がけのテーブル席がある。

カウンターは3脚、2人がけテーブル席は3卓。

窓際のテーブル席は、4人がけテーブル席が2卓と6人がけテーブル席が3卓ある。

入口の横には待合部屋があり、お客が多いときは店内で座って待てる。

なお、店内は禁煙だ。

外観・所在地・駐車場

総社塩元帥があるのは、総社市東部の服部地区。

国道180号線の「県立大学入口」交差点を南折してすぐのところ。
180号線のバイパスと旧道が交わり、岡山県立大学方面へ向かう交差点だ。

総社塩元帥は旧道沿いで、交差点を曲がってすぐの道路の南側に面している。
向かいにはセブンイレブンだ。

岡山自動車道・総社インターチェンジからは西へ約1.5km。
またJR吉備線・服部駅からは、南東へ約1.3kmの地点だ。

総社塩元帥があるのは、かつてコンビニがあった跡地になる。

そのため駐車場はとても広い。

40台以上停められそうで、大型のトラック用のスペースまである。

総社塩元帥のイチオシポイント

私がはじめて塩元帥を訪れたとき、塩元帥はチェーンでありながら、チェーンとは思えないレベルの高いおいしいラーメンだと感動した。

だからこそ、ピークの時間には多くのお客が行列をなすのだろう。

総社塩元帥は国道沿いでインターチェンジも近くアクセス良好。
駐車場も多く、子供連れへの配慮もされており家族でも行きやすい。

お客が多いのが欠点だが、ピーク時間帯少し多めにずらせばゆっくりできるのでおすすめだ。

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