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『黒べぇさん』は、ステーキ丼が名物で人気の店だ。
しかもステーキ丼は通常のもののほかに肉・焼き方を変えているカリカリステーキ丼、さらに両方食べられるコンビステーキ丼もある。
さらに丼だけでなく定食もあり、さらに丼の定食までも。
そんな黒べぇさんの魅力は、以下のような点だ。
- 肉のうま味と弾力、香ばしさが楽しめるステーキ丼、ステーキ定食
- ステーキ丼のごはんはフライドオニオン入りで食感と香ばしさがいい
- カリカリとした食感と脂身の甘味も楽しめるカリカリステーキ丼・カリカリステーキ定食
- 通常のステーキとカリカリステーキが同時に楽しめるコンビステーキ丼・コンビステーキ定食
- 牛スジがゴロッと入ったカレーパン
- 持ち帰りメニューも充実
- 座敷もあるので、子連れでもOK
ステーキ丼が人気の黒べぇさんについて紹介しよう。
もくじ
黒べぇさんの営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 黒べぇさん 本庄店 |
---|---|
所在地 | 福山市南本庄町一丁目9-21 |
営業時間 | 平日 11:00~14:00、17:00~22:00 土日祝日 11:00~14:00、17:30~22:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 084-925-5517 |
席 | カウンター×7脚 4人がけテーブル席×3卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り |
HP | ステーキ丼専門店 黒べぇさん |
なお、以前は手城町に「手城店」があったが、2021年6月に海鮮塩ラーメンの店「KUROBESAN」に衣替えした。
店員によれば、ラーメン店でもサイドメニューでステーキ丼の一部が注文できるとのこと。
黒べぇさんのメニュー
黒べぇさんは、ステーキ丼を売りにした店なので、当然看板のメニューはステーキ丼。
そしてフードのメニュー構成は、大きくわけると以下のようになる。
- 丼
- 丼定食
- 定食
- その他の料理・一品もの
丼系は、通常のステーキ丼のほか、数種類のステーキ丼がラインナップしている。
丼系のほか、丼を定食化できる丼定食もある。
どの丼にも定食が設定されていた。
ステーキ丼系以外では、ガーリックみそホルモン丼があった。
もちろん、ガーリックみそホルモン丼も定食がある。
さらに定食メニューもある。
定食は、各丼の上の部分をおかずにしたもの(ガーリックみそホルモン丼のぞく)。
ほかに焼サバ定食もあった。
一品料理もたくさんある。
上記は、ホルモンのから揚げ。
なんと、カレーパンまである。
カレーパンはチーズ入りも。
焼肉もあった。
びっくり亭というのは、おそらく福岡の焼肉店だろう。
その焼肉をオマージュしたものということか。
牛スジ入りのカレーもあって、気になる。
夜に注文できる一品料理が充実。
飲みのツマミだ。
こちらも飲みのツマミのハツ。
おいしそうな牡蠣フライも。
黒べぇさんでは、持ち帰りメニューも充実している。
もちろんステーキ丼も持ち帰り可能。
牛鍋弁当というのも販売されている。
卓上にはフライドガーリックチップが置いてある。
ステーキ丼にはガーリックが入っていないので、ガーリックをプラスしたいときに利用したい。
おすすめのステーキ丼
「ステーキ丼」
看板メニューの「ステーキ丼」。
ステーキは適度な厚みにスライスされ、表面は見事な焦茶色だ。
ボリュームなかなかあって、食べごたえがありそう。
上には刻み大葉とフライドオニオンチップス。
ごはんにもフライドオニオンが混ざっていて、香ばしい風味とカリカリとした食感が混じっていい感じ。
ステーキ丼だとごはんはガーリックライスが多いと思うが、オニオンだと臭いを気にしなくていいのでうれしい。
黒べえさんのステーキ丼にはニンニクはいっさい使っていないとのこと。
会社員がランチで食べるときなどには助かる。
ニンニクが欲しいという場合は、卓上のフライドガーリックを散らそう。
肉は食べやすいサイズにスライスしたものがキレに並べられている。
そのままでもオニオン入りごはんがおいしく、ステーキの肉のモチモチとした弾力ある食感と香ばしさ、肉のうま味や甘味があるのでおいしい。
適度に焼かれて香ばしい表面。
中はキレイな紅色だ。
赤身がほとんどで、脂身はほぼない。
噛むたびに焼かれた香ばしさに、肉のうまみがジワジワと広がっていく。
そこでオニオンライスの風味と香ばしさが混じり、さらに甘めのタレの甘辛味、そしてワサビの刺激が追撃してくる。
そして、ときおりミツバの独特のさわやかな風味や、フライドオニオンのカリカリとして食感がアクセントになる。
別皿で醤油ダレとワサビがついているので、これをステーキ丼にかけて食べる。
醤油ダレは甘味があり、思ったよりしょっぱくない。
途中から醤油にワサビを溶かし入れてかけてみる。
少し多めにかけたかなと思ったが、食べてみると全然塩辛くなく、肉やごはんとあいまっておいしい味わいに。
またワサビも思ったより辛くなりすぎず、ちょうどよいピリ辛感。
残りのワサビ醤油を全部かけても、十分おいしかった。
途中で卓上のフライドガーリックを入れてみると、ニンニクの風味と香ばしさ、カリカリ感が加わってさらにおいしくなる。
ステーキ丼には漬物がつく。
内容はときどき変更になり、取材時はキュウリの浅漬けだった。
「ダブルステーキ丼」
「ダブルステーキ丼」も注文してみた。
ダブルステーキ丼は、肉が通常のステーキ丼の倍入っている。
通常のステーキ丼の場合は、ステーキは丼の半分側に肉が載り半分ごはんが見えるが、ダブルステーキ丼は丼が完全に肉で覆い尽くされる。
ステーキ丼と同様に肉は表面は香ばしく、中はプニプニと弾力のある食感だ。
表面は焦茶色の焦げ目。
中はレアっぽくきれいな紅色をしている。
肉のうえにはステーキ丼と同じように、ミツバとフライドオニオン。
ごはんもフライドオニオン入りだ。
またタレも同じく別皿で、添えられたワサビを好みでとき入れ、好みの量をステーキ丼にかける。
この日の漬物は、刻みタクアン。
「カリカリステーキ丼定食」
同じステーキ丼でも少し味わいが異なるのが「カリカリステーキ丼」。
定食で注文してみる。
定食にすると、丼のほかにミニサラダ、小鉢2品、ミニうどん、味噌汁、ミニデザートがつく。
ステーキ丼の肉が赤身メインなのに対し、カリカリステーキ丼は脂身の多めの希少部位を使用。
その脂身多めの肉をカリカリにシッカリと焼いて、ごはんの上にタップリと載せている。
「カリカリステーキ」という名前は、そこから来ている。
ステーキ丼と同じく、上には刻み大葉とフライドオニオンチップス。
なお、タレ・ワサビもステーキ丼と同じように別皿。
醤油ダレはやや甘めでサッパリとした味わいだ。
表面はカリカリに焼かれて香ばしく歯ごたえがあるが、中はモッチリ弾力のある食感。
肉の赤身の味わいが楽しめる。
肉の香ばし風味と味わいに米の味わい、タレの甘辛さが辛み、三つ葉の食感とさわやかな風味、フライドオニオンのサクッとした食感と香ばしい風味がアクセントになって、箸が止まらない。
赤身部分の中の方は、適度な紅色になっている。
そして脂身部分は、また違った味わいを楽しめる。
脂身部分は、柔らかさとほのかな甘味があっておいしい。
ステーキ丼と異なる点は、ごはんが白米であること。
フライドオニオンチップなどは入っていない。
カリカリステーキ丼は、ステーキ丼とまた違った味わいが楽しめる。
脂身が多いぶんやや脂っこさはあるが、甘味や食べごたえがあり、表面はカリカリに焼かれているので香ばしさも強めだ。
定食で注文したので、丼のほかにもいろいろな料理がつく。
日替わりの小鉢は2種。
この日はヒジキとニンジンの煮物、パスタのサラダ。
サラダは千切りキャベツが山盛り。
味噌汁は小ぶりで、具は巻き麩、ワカメ、豆腐、ネギ。
ミニうどんやデザートについては、定食の項目で紹介しよう。
おすすめの定食
「ステーキ定食」
ステーキ丼以外で人気なのが「ステーキ定食」だ。
ステーキのほか、ごはん、豆腐、味噌汁、小鉢、ミニうどん、デザートと盛りだくさんな内容。
メインとなるおかずのステーキ。
同じ皿にタップリの千切りキャベツとレタス・ニンジンなどが盛りつけられているのもポイントだ。
基本的にステーキは丼と同じものだが、カットの仕方が異なっている気がする。
茶色い焼け目がおいしそうだ。
表面にはコショウがかかる。
焼き加減はミディアムレア。
そのため、中はきれいな紅色をしている。
食べるとモチモチとした食感。
そして表面の香ばしさとコショウの風味、そして噛むたびにジワジワと肉のうま味が染みだしてくる。
別皿には、ステーキ用のタレ。
表面に油が浮いているのがわかる。
タレは、ステーキ丼のタレとは違うようだ。
甘塩っぱくありながら、サッパリとしたさわやかな味わい。
表面に油が浮いていたので、やや油感があるものの、そんなにしつこくない。
肉をサッパリと楽しめる味わいだ。
添えられたおろしワサビとの相性も抜群。
ごはんはプラス税込165円で大盛りにした(特盛りは税込330円)。
大盛りは思った以上に山盛りで、なかなか量がある。
そのごはんの上にステーキを載せて、いっしょに食べるとおいしい。
この日の小鉢は、筑前煮。
小ぶりだが、豆腐もつく。
この日の味噌汁は、ワカメ、巻き麩、豆腐にナメコと具だくさん。
ミニうどんまでつくのは、うれしい。
麺は太めで、意外とコシがある。
ミニデザートは、ホイップクリーム載せのプリン。
口直しにちょうどよく、うれしいサービスだ。
「コンビステーキ定食」
「コンビステーキ定食」は、通常のステーキとカリカリステーキの両方が盛りつけられたお得なメニューだ。
単に二種類盛り付けられているだけでなく、それぞれが単品と同じ量なので、倍の量となり、ボリュームがある。
肉の上にはレモンとカイワレダイコンが載っている。
肉の下には、大量の千切りキャベツ。
普通のステーキは中が赤みがかっていて、プニプニとした食感。
通常のステーキは、むたびに肉のうまみがしみ出る。
そこへコショウの風味。
やはり、通常のステーキの中はキレイな紅色だ。
カリカリステーキのほうが表面がよくあぶられていて香ばしい。ただしカリカリッとした食感ではない。
カリカリステーキのほうが赤みが少なめで脂身が多め。
脂身多めな分、脂身の甘みも感じられる。
ステーキ丼とは違う甘辛系のタレがつく。
やや醤油の風味が強めで少ししょっぱめの味わい。
そしてやや油感があるが、しつこくはない。
小鉢は、マカロニサラダとモヤシやニンジン・キノコの和え物。
ミニ冷奴もついていた。
ほかは、別の定食と同じくミニうどん、味噌汁、ミニデザート(プリン)がついている。
おすすめのステーキ以外の料理
「カレーパン」はステーキ肉がごろっと入っていて豪華
黒べぇさんでは「カレーパン」もある。
通常のとチーズ入りの2種類。
黒べぇさんのカレーパンは、正方形の形をしていてめずらしい。
表面にはクルトン状のものが引っ付いていて、コンガリと上がっている。
生地はかなり薄めで、パンといった感じではなく、上下の2枚の生地にカレーがサンドイッチにされているような感じ。
カレーよりも、肉のほうが多いくらい肉がタップリ入る。
肉はステーキ肉のようだ。
カレーは、スパイシーでやや塩味が強め。
ちょっとピリ辛感もあり、とろみの強めだ。
カレーのスパイシーさ・ピリ辛感と塩味とともに肉のうま味と食感、生地のサクサク感と香ばしさのハーモニーが楽しめる。
なお写真はないが、チーズ入りのほうは、スパイシーさやピリ辛感がマイルドで、まろやかな味わい。
見た目ではハッキリとチーズが入っているとはわからなかったので、カレーに混じっているのだろうか。
店内のようす・席
黒べぇさんの店内は、入口をくぐってすぐカウンターがあり、全7脚。
改装されてカウンター席のうしろが開き戸になったので、店内は以前より開放感があり明るくなった。
奥側のスペースには、4人がけ座敷が3卓ある。
カウンター席から見たようす。
外観・所在地・駐車場
さきほどのとおり、黒べぇさんはリニューアルして道沿いに開き戸ができて、開放感があって明るい店内にとなった。
リニューアル前は、道路沿いは一面壁だった。
入口は居酒屋や小料理屋のような雰囲気だ。
ベージュの壁が目印だ。
店頭のテントでは、持ち帰りメニューの販売がされていた。
このひは、全部で4種類を販売。
黒べぇさんがあるのは、エブリイ本庄店・ひまわり本庄店・しーじゃっく・大阪王将などがあるオープン型ショッピングモールのすぐ北側だ。
国道2号線「本庄町西」交差点を北上し、モールの前を過ぎよう。
モールを過ぎたところにある交差点を東(進行方向右)へ曲がる。
曲がったらすぐ左手(道路の北側)に黒べぇさんがある。
建物の向かって左(西側)の空き地が駐車場だ。
黒べぇさんのイチオシポイント
- 肉のうま味と弾力、香ばしさが楽しめるステーキ丼、ステーキ定食
- ステーキ丼のごはんはフライドオニオン入りで食感と香ばしさがいい
- カリカリとした食感と脂身の甘味も楽しめるカリカリステーキ丼・カリカリステーキ定食
- 通常のステーキとカリカリステーキが同時に楽しめるコンビステーキ丼・コンビステーキ定食
- 牛スジがゴロッと入ったカレーパン
- 持ち帰りメニューも充実
- 座敷もあるので、子連れでもOK
肉のうまみが楽しめる黒べぇさんのステーキ丼。
カリカリステーキ丼も、また別の味わいが楽しめていい。
丼が苦手なら定食もおすすめ。
持ち帰りもできるので、ぜひ黒べぇさんのステーキを一度味わってみて欲しい。
店舗情報
店名 | 黒べぇさん 本庄店 |
---|---|
所在地 | 福山市南本庄町一丁目9-21 |
営業時間 | 平日 11:00~14:00、17:00~22:00 土日祝日 11:00~14:00、17:30~22:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 084-925-5517 |
席 | カウンター×7脚 4人がけテーブル席×3卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り |
HP | ステーキ丼専門店 黒べぇさん |
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