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倉敷美観地区のすぐそばに、備中エリアの厳選された地酒が楽しめる店がある。
それが『備中の地酒バル 粋酔日(すいようび)』だ。
粋酔日は2013年(平成25年)にオープン。
倉敷市の北・総社市清音にある酒蔵「ヨイキゲン(酔機嫌)」が運営していたが、現在は経営は独立していて別資本となっている。
隠れた酒処である岡山県西部の酒蔵の銘柄がたくさんラインナップしている。
しかも店主は和食をメインとした長い料理経験の持ち主。
こだわりの料理の数々も絶品だ。
そんな粋酔日のイチオシポイントは 以下のとおり。
- 店主がセレクトした備中エリア(岡山県西部)の酒蔵の地酒が豊富にラインナップ
- 店主は料理人として40年以上の経験をもった凄腕で、こだわりの料理もたくさんあって、しかもどれもおいしい
- アボカドなめたけ、ピーマンつくね、里芋の揚げだし、トマトひやむぎなど、めずらしいメニューやオリナジナルメニュー、独自のアレンジメニューがある
- 塩サバやなめたけ、ベーコン、トマトソースなど、細部まで自店でつくっている
- 付き出しの料理もレベルが高くておいしい
備中の地酒バル 粋酔日のメニューや実際に飲み食いした酒・料理、店舗情報などについて、詳しく紹介したい。
もくじ
粋酔日の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 備中の地酒バル 粋酔日(すいようび) |
---|---|
所在地 | 岡山県倉敷市中央一丁目13-3 池田ビル 1階 |
営業時間 | 17:00〜23:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 086-434-3142 |
席 | カウンター席×8脚 3人がけテーブル席×2卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
SNS | Instagram、Facebook |
メニュー
備中の地酒が売りなので、もちろんドリンクメニューのメインは日本酒。
メニューには、備中エリアを代表する銘柄がズラリとラインナップ。
詳細な種類や価格は、お店に聞いてみよう。
日本酒を注ぐお猪口(おちょこ)にもこだっていて、いろいろなお猪口に酒を注いで提供する。
店内の冷蔵ケースには、多数の日本酒が並んでいる。
備中は豊かな水や米に恵まれ、古くから隠れた酒処。
「備中杜氏」も生まれ、盛んに酒造りが行われた歴史がある。
なお粋酔日で使われている「備中エリア」は、備中国とイコールではなく、岡山県の備中県民局管内のこと。
つまり、岡山県西部と考えよう。
そのため備前国になる倉敷市児島地区にある三冠酒造・十八盛酒造・伊七の熊屋酒造などもラインナップしている。
逆に備中国であるが、岡山市足守地区にある二面の板野酒造はないようだ。
ただし真庭市北房地区にある大正の鶴の落合酒造は、美作県民局管内になるが置いてあることもあるもよう(置いていることは少ないとのこと)。
なお日本酒以外にも、ビール・リキュール・ソフトドリンクなどもある。
また料理も粋酔日のこだわりだ。
店主には、40年以上の長きにわたる和食を中心とした調理経験がある。
その経験に裏打ちされた料理は、どれもこだわりが高く、おいしい。
レギュラーメニュー以外に、店内に掲示された日替わり・期間限定のメニューにも注目だ。
ちなみに取材の付き出しは、サイコロ状にカットされた漬けマグロに、ヤマイモのトロロとオクラが載ったもの。
付き出しの料理にも抜かりはなく、とてもおいしい。
おすすめの料理メニュー
ポテトサラダ
「ポテトサラダ」は、トロトロとした舌触りのジャガイモが最高。
今まで食べたポテトサラダの中でも、上位に来るおいしさだと思った。
具材や添えられた野菜も豊富で、栄養バランスもよさそう。
アボカドなめたけ
「アボカドなめたけ」は、カットされたアボカドの上になめたけが載せられたシンプルな料理。
だけども、なかなか見かけないめずらしいメニューだ。
しかもなめたけは既製品ではなく、店主による自家製だという。
シンプルながら、こだわりが詰まっている。
「牛スジ煮」は名前のとおり、牛スジ肉をジックリの煮込んだもの。
しかも野菜もタップリで、ゴボウ・ニンジンのほか、コンニャクも入っている。
牛スジにも野菜にも、シッカリと甘辛い味わいがしゅんでいる。
牛スジはホロホロで噛みしめるごとに肉の味わいや甘辛い味が染み出てきておいしい。
しかも脂身はトロトロで甘味がある。
自家製塩サバ
「自家製塩サバ」は、なかなか大きめのサイズの塩サバ焼きだ。
皮はいい感じ焼かれ、切れ目から見える身は見るからにジューシーでおいしそう。
食べると、身はホクホクで香ばしく、脂がのっていてジューシー。
適度な塩味がサバの身のおいしさを引き立てる。
量もあるので、食べごたえがある。
自家製ベーコン炙り
「自家製ベーコン炙り」は、なんと自家製のベーコンを使っているという。
食べると香ばしい風味とともに、ベーコンの塩味と肉のうまみがジンワリと染み出てきて、たまらないうまさだ。
これは酒に合う。
冷奴
店内の掲示メニューから「冷奴」。
粋酔日の冷奴はただの冷奴ではない。
ヒンヤリとした豆腐の上に、自家製のなめたけと挽き割り納豆が載った豪華版!
醤油も何もかけなくとも、そのままでも十分おいしい。
ピーマンつくね
「ピーマンつくね」は、名前のとおりピーマンとつくねを一緒に食べるもの。
提供時は半分にカットされたピーマンと、串刺しにされたつくねが別々になっている。
食べ方は、まずつくねを串から一つ抜く。
そして箸で潰す。
潰したつくねをピーマンの中に入れて、一緒に食べるのである。
つくねの焼かれた香ばしさと、甘いタレの味わい、そして鶏肉のうまみが広がる。
そこにピーマンのシャキシャキ感と瑞々しさ、そしてピーマン特有のジンワリとした苦味が広がり、つくねと至高のハーモニーを生み出し、クセになる味わいを楽しめる。
里芋の揚げだし
「里芋の揚げだし」は、揚げだし豆腐のサトイモ版。
揚げたサトイモは、薄衣をまとい、食べると表面はサクッと、中はホクホク・トロトロ。
ダシをシッカリと吸っていて、風味が非常にいい。
ツユもおいしく、里芋の揚げだしはとてもおいしい料理だと感じた。
肉すい
「肉すい」は大阪ではおなじみの料理。
ダシをしゅんで味わい深い牛肉と、ダシのよい風味が香るツユが最高!
食べ始めると、これは止まらない。
チキントマトパスタ
「チキントマトパスタ」も絶品だ。
ほぐした鶏肉の入る自家製トマトソース味のパスタで、ほぐされたトマトも混じる。
上から粉チーズもかかっている。
トマトソースの甘味とほどよい酸味、鶏肉の味わいに、振りかけられた粉チーズの風味が混じり合って、止まらないおいしさ。
パスタはポクポクとしたほどよい固さで、ソースや鶏肉が絡んでおいしい。
トマトひやむぎ
店内に掲示されていた時季限定メニューの中から「トマトひやむぎ」を注文してみた。
ひやむぎ自体が店で提供されることもめずらしいが、ひやむぎとトマトと組み合わせたメニューというのはさらにめずらしい。
トマトひやむぎは、店主のオリジナル料理だそう。
冷え冷えのひやむぎに、同じく冷え冷えの自家製トマトソースをかけ、さらに上から粉チーズとカット大葉をかけたもの。
自家製トマトソースはかなりこだわっており、手間暇かけてつくられているそう。
食べるとツルッと喉越し良いひやむぎに、甘味とほどよい酸味のトマトソースが絡み、意外と相性がよくて絶品。
しかもひやむぎもトマトソースもヒンヤリしていて、とても食べやすい。
トマトソースと大葉、そしてチーズの相性もよく、アッという間にソースまで残らず完食!
シンプルながら味わい深い料理で、とてもおいしくてハマってしまった。
おすすめの酒類
エビスビール
日本酒バルなので日本酒をいきたいところだが、最初はビールに。
ビールはエビス。
なお、このほかに地元・真備町と笠岡市の六島のクラフトビールがラインナップする。
嘉美心酒造「神心」自耕自醸 純米酒
「神心(かみこころ)」は浅口市寄島町の酒蔵・嘉美心酒造が手がける銘柄。
嘉美心酒造といえば、社名の「嘉美心」が代表銘柄だが、それとは別に新たに生み出された同訓異字の新銘柄が「神心」。
自耕自醸 純米酒は矢掛町の農家と共同栽培した雄町米を使っている。
白濁しているのが印象的。
瑞々しくキリッとした飲み心地で、とても飲みやすい味わいだ。
芳烈酒造「桜芳烈」純米吟醸 無濾過生原酒
「桜芳烈(おうほうれつ)」は高梁市有漢町の酒蔵・芳烈酒造の銘柄。
雄町米を55%使用した純米吟醸の無濾過生原酒をいただいた。
オシャレなラベルデザインが印象的だ。
飲むとフレッシュでフルーティーな香りが鼻から抜け、爽やかな味わいが楽しめた。
三宅酒造「みやこ」
「みやこ」は粹府(すいふ)の銘柄で知られる総社市山手の三宅酒造の銘柄。
かつて吉備国で栽培されていた幻の品種「都」を使った特別純米酒だ。
飲むと柔らかな甘味とわずかに感じる酸味が口の中に拡散し、まろやかな風味が味わえる。
芳烈酒造「Woman」
「桜芳烈」の銘柄で知られる高梁市有漢町の芳烈酒造が出す大吟醸「Woman」。
日本酒で横文字の銘柄はめずらしく、しかもかなりオシャレなデザインのラベルが目を引く。
純米吟醸 無濾過生原酒もそうだったが、芳烈酒造はラベルデザインにこだわっているようで、印象深い。
飲むと爽やかな甘味とフルーティーな風味でスッキリとした飲み心地。
これはとても飲みやすい。
白菊酒造「大典白菊」生酛純米 きもとにごり酒
新見市の酒蔵・白菊酒造の銘柄「大典白菊」。
その生酛(きもと)純米 きもとにごり酒を飲んでみた。
昔から続く伝統的な日本酒の製法「生酛造り」でつくられている。
にごり酒らしい、純白の見た目が美しい。
飲むと爽やかな酸味が広がり、甘味やうま味も感じられる豊かな風味が楽しめる。
店内のようす・席
店内はカウンター席とテーブル席がある。
カウンターは厨房前にL字で8脚。
テーブル席は3人がけが2卓。
店内は禁煙になっている。
外観・所在地・駐車場
粋酔日があるのは倉敷市中央一丁目。
倉敷市の中心部で、美観地区のすぐそばだ。
白壁通り沿いにあり、白壁通りと倉敷中央通り(元町通)が交差する「中央一丁目」交差点から東へ約100m。
道路の南側に面している。
道路を隔てて北側は美観地区だ。
なお店には駐車場はない。
粋酔日のイチオシポイント
- 店主がセレクトした備中エリア(岡山県西部)の酒蔵の地酒が豊富にラインナップ
- 店主は料理人として40年以上の経験をもった凄腕で、こだわりの料理もたくさんあって、しかもどれもおいしい
- アボカドなめたけ、ピーマンつくね、里芋の揚げだし、トマトひやむぎなど、めずらしいメニューやオリナジナルメニュー、独自のアレンジメニューがある
- 塩サバやなめたけ、ベーコン、トマトソースなど、細部まで自店でつくっている
- 付き出しの料理もレベルが高くておいしい
店舗情報
店名 | 備中の地酒バル 粋酔日(すいようび) |
---|---|
所在地 | 岡山県倉敷市中央一丁目13-3 池田ビル 1階 |
営業時間 | 17:00〜23:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 086-434-3142 |
席 | カウンター席×8脚 3人がけテーブル席×2卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
SNS | Instagram、Facebook |
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