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倉敷美観地区にほど近いところ、倉敷市立美術館のすぐ南西にお好み焼店がある。
『まりんどーる』という店で、広島お好み焼の店だ。
こぢんまりとした店だが、店主との会話も楽しめる。
そして特徴的なのが、三次市や府中市なのでよく食べられる「辛麺」というピリ辛の朱い中華麺を入れることができること。
辛麺のお好み焼は、倉敷界隈では希少だ。
そんなまりんどーるの注目点は、以下のとおり。
- 広島お好み焼(重ね焼き、載せ焼き)タイプのお好み焼
- ピリ辛の辛麺をお好み焼に入れることができる
- あぶりチーズの香ばしさや大葉の香りが印象的なまりん焼
- レギュラーや日替わりがある黒板メニューのオツマミ系鉄板焼料理
- ねぎ焼もある
まりんどーるのメニューや実際に食べた料理、席数、外観、店舗情報などについて詳しく紹介しよう。
2020年(令和2年)10月時点での情報です
もくじ
まりんどーるの営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | まりんどーる |
---|---|
所在地 | 岡山県倉敷市中央二丁目10−9 |
営業時間 | 火〜土曜 11:00~14:00、17:00~21:00 日曜 11:00~14:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 086-424-2244 |
席 | カウンター×4 4人がけテーブル席×1 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
SNS | Twitter |
備考 | PayPay使用可能 |
まりんどーるのメニュー
まりんどーるのお好み焼メニューはシンプルだ。
基本となる「定番」があり、それの麺が辛麺に変わった「辛めん焼」。
さらにオリジナルアレンジ系の「巣ごもりネギまみれ」と店名を冠した「まりん焼」がある。
辛麺は文字どおりピリ辛風味の中華麺で、朱色をした麺だ。
広島県北部の三次市で生まれて食べられるようになり、その後南東部の「府中焼」が御当地料理となっている府中市でも辛麺を使う店が増えた。
巣ごもりネギまみれは、お好み焼の上に大量の刻みネギを載せ、生卵を落としたもの。
まりん焼は、大葉とイカ天(イカ姿フライ)が入り、上にチーズを載せてあぶる。
ほかに焼そばがあるが、焼うどんはない。
焼そばの麺は、辛麺に変えることができる。
さらに広島ではなく大阪で食べられる「ねぎ焼」もラインナップしているのは、広島お好みの店としてはめずらしい。
ほかには、オツマミ系の鉄板焼メニューやその他メニューが並ぶ。
ドリンク類もある。
店内にある黒板にも日替わりのメニューが出ているので、要チェックだ。
カウンターの上には、おすすめのメニューが書かれていた。
「まりん焼」はバーナーであぶられたチーズの香ばしさと大葉の香りがポイント
店名を冠した「まりん焼」を注文。
せっかくなので、麺を「辛麺」に変更した。
まりんどーるのお好み焼は、広島流の「重ね焼き(載せ焼き)」タイプだ。
まず、鉄板上に薄く生地を丸く広げる。
そこへ魚粉がかかる。
生地上にタップリの千切りキャベツを載せ……
その上に天カスが載る。
そして刻みネギ。
続いてモヤシだ。
再び魚粉を振りかけて……
豚バラ肉を並べていく。
そしてひっくり返して蒸し焼きに。
その間に横に麺(辛麺)を広げ……
麺を炒める。
麺をある程度炒めたら、麺の上に大葉が載った。
大葉の上に割ったイカ姿フライを並べる。
そして裏返していた生地と具材を
麺の上に平行移動。
そして、そのまましばらく焼く。
次に目玉焼きを焼いて、黄身を潰し、その上に生地・具材を平行移動させる。
目玉焼きの上に生地・具材を載せたら、ひっくり返す。
玉子が一番上になった。
最後に、玉子の上からソース。
そしてゴマをかけ……
続いて青のり。
ついに完成!
と思ったら、チーズをタップリとお好み焼の上に載せる。
そしてなんと。ガスバーナーでチーズをあぶる!
あぶられたチーズが溶け、いい感じに焦げ目がついて、とてもうまそう。
香ばしい良い香りもしてきた。
最後に刻みネギをかける。
まりん焼き、完成!
麺はパリパリに焼かれて食感がいい。
そして麺の焦げ目と炙られたチーズの焦げ目の香ばしさがなんともいえない味わいに。
またキャベツやモヤシのシンナリとしながらもシャキシャキとした食感とやさしい甘み、豚肉のうまみ、イカ姿フライのシンナリとした食感と風味、チーズのまろやかな味わい、玉子のフワフワ感がたまらない。
それらが一体となって複雑なおいしさをつくり、そこへ大葉の小気味いい食感とほのかに香る風味がアクセントになっている。
辛麺はそんなにピリ辛さは感じず、ときどきピリッとした刺激を感じる程度で、ちょうどよい。
全体的に焼かれた香ばしさが印象的だった。
食べ応えもあって満足。
まりん焼の特徴は、あぶったチーズの香ばしさと風味、そして中にある大葉の風味だろう。
辛麺にすると、適度なピリ辛感があっておすすめだ。
「牛タン焼」を厚切りで
まりんどーるは、お好み焼や焼そばなどのほかに、オツマミ向けの鉄板焼メニューもある。
その中から、「牛タン焼」を注文。
牛タンは厚切りと薄焼きが選べ、どちらも約50gの量。
取材時は、厚切りを注文した。
目の前で調理され、この時点でおいしそう。
段々と焼き上がっていく。
ついに完成。
厚めの牛タンが5切れ。
レモンと大葉が添えられる。
特製の塩ダレにつけて食べてもいい。
牛タンを厚切りだけに、なかなかの分厚さ。
食べると厚切りなので食べごたえがあり、コリコリとした牛タン特有の食感がよりダイレクトに伝わってくる。
そしてサッパリとした脂感とうまみと、適度なコショウの風味が広がる。
生ビールをいっしょに注文したが、ビールが進む。
まりんどーるの席
まりんどーるの店内はこぢんまりとしていて、席数はそんなに多くない。
鉄板前カウンターが4脚、そして4人がけテーブル席が1卓だ。
ただ店内はおしゃれな雰囲気で、整頓されており清潔感がある。
まりんどーるの外観・所在地・駐車場
まりんどーるは、倉敷美観地区南側を東西に走る「白壁通り」沿いにある。
白壁通りと元町通り(倉敷中央通り)の交差する「中央町1丁目」交差点から、西へ約90mの場所だ。
白壁通りの北側に面している。
ちょうど倉敷市立美術館のすぐ南西にあたる。
駐車場はないので、近隣のコインパーキングを利用しよう。
まりんどーるのイチオシポイント
- 広島お好み焼(重ね焼き、載せ焼き)タイプのお好み焼
- ピリ辛の辛麺をお好み焼に入れることができる
- あぶりチーズの香ばしさや大葉の香りが印象的なまりん焼
- レギュラーや日替わりがある黒板メニューのオツマミ系鉄板焼料理
- ねぎ焼もある
まりんどーるは、店内はこぢんまりとしているが、店主との会話が弾みやすいのがいい。
店主はとても気さくなかただった。
倉敷のかただそうだが、長年福山に住んでいたそう。
そのため広島カープのファンだそうで、店内ではカープの試合のCS放送が流れていた(オフシーズン時は不明)。
私も今は福山在住なので、いろいろローカルな話題で盛り上がった。
また店主は元船員だそうで、店名や店内のオブジェクトにそれが現れている。
鉄板焼メニューもあり、黒板にある日替わりのメニューも魅力的。
チョイ飲みにも最適な店だ。
美観地区からすぐ近くなのでアクセスも良好。
ぜひ行ってみてはいかがだろう。
店舗情報
店名 | まりんどーる |
---|---|
所在地 | 岡山県倉敷市中央二丁目10−9 |
営業時間 | 火〜土曜 11:00~14:00、17:00~21:00 日曜 11:00~14:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 086-424-2244 |
席 | カウンター×4 4人がけテーブル席×1 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
SNS | Twitter |
備考 | PayPay使用可能 |
2020年(令和2年)10月時点での情報です
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