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福山市北部・神辺町の中心部近くに、地元に根付いた人気の中華料理店がある。
それが『中華食堂 幸楽(こうらく)』。
中華食堂という名前のとおり、まさに大衆中華や町中華と呼ぶにふさわしい庶民的な店だ。
幹線道路から少し奥まった場所にあるにもかかわらず、とても人気がある。
幸楽の注目のポイントを挙げると、 以下のとおり。
- 人気メニューの担々麺は甘味と適度なピリ辛さが楽しめ、自家製ラー油を使用
- 幸楽ラーメンは、ボリュームが十分なスタミナ系辛口ラーメンの看板メニュー
- 四川麻婆豆腐はなかなかの辛さとしびれ、花椒の風味が楽しめる本格派の味わい
- 定食メニューやセットメニューが豊富にラインナップ
- 座敷もあるので子連れにはうれしい
そんな幸楽のメニューや実際に食べたおすすめの料理、店舗情報などについて詳しく紹介!
もくじ
幸楽の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 中華食堂 幸楽 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市神辺町川南1058-19 |
営業時間 | 11:30〜14:00、17:30〜22:00 (オーダーストップは21:00) |
定休日 | 木曜 |
電話番号 | 084-963-3335 |
席 | カウンター×3脚 2人がけテーブル×1卓 4人がけテーブル×2卓 4人がけ座敷×1 卓 6人がけ座敷×1 卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り |
幸楽のメニュー
幸楽のメニューは平日ランチタイム用メニューと、それ以外のときのメニューとに分かれる。
まずは平日ランチタイムメニューを紹介。
大きく定食系と単品系に分かれ、定食もかなり豊富だ。
また醬油ラーメンはハーフサイズもあるので、好きなごはんものや一品ものと組み合わせるのもいいだろう。
一品料理も豊富にラインナップ。
店内のホワイトボードには、メニューにない担々麺ランチやギョウザランチなどのランチセットも。
定食とは内容が異なるお得なメニューだ。
日替わり定食もある。
つづいて平日ランチタイム以外のときのメニューを紹介。
定食系と単品系があるのは同じだが、少しメニュー数が少なくなっている。
一品料理の内容はあまり違わないようだ。
店内のボードにもメニューが書かれている。
メニューは持ち帰り可能だが、麺類は丼を持参しないと持ち帰れないので注意。
なお、すぐそばの国道沿いの看板には幸楽ラーメンの写真が載っていたが、店員の話では一番人気は担々麺だそう。
幸楽ラーメンはスタミナ系の辛口醬油ラーメンで、店名が冠してあるとおり看板メニュー。
こちらもかなりの人気メニュー。
ほとんどの人が担々麺か幸楽ラーメンを注文しており、しかも定食か担々麺セットで注文している人が多い。
幸楽ラーメンは野菜を炒めるなど調理に手間がかかるうえ、人気なので注文が多く、提供まで時間がかかるそう。
担々麺は人気メニューで注文が多いものの調理時間が早いので、ピリ辛系ラーメンで早く食べたいなら担々麺がおすすめだ。
おすすめメニュー
「担々麺」は甘さと適度な辛さが絶妙な人気メニュー
一番人気の「担々麺」は、通常の担々麺と、四川花椒(ホアジャオ)つきの2種類がある。
通常でもピリ辛だが、四川花椒つきはさらに辛さが増して花椒の風味が強くなる。
単品のほかに平日ランチタイム限定の「担々麺ランチ」と「担々麺定食」がある。
「担々麺ランチ」を注文。
担々麺は通常のものに。
なお、定食とランチは内容が異なる。
ランチには、ごはんと若鶏のから揚げネギソースがけ、ザーサイ、ミニ杏仁豆腐がつく。
いっぽう、定食はごはんと鶏のから揚げ、サラダ、ザーサイという内容だ。
幸楽の担々麺は見事な朱色のスープに、チンゲンサイが浮かぶのが美しく印象的だ。
スープは真っ赤で、いかにも辛そう。
でも食べるとまったりとした甘みとうまみとコクが広がり、あとからほどよいピリ辛な刺激。
見た目より辛くはなく、おいしい。
甘辛い味付けで、ゴマの甘い風味が広がってくる。
うまい!
担々麺の上には、タップリの挽き肉が載る。
肉のうま味もシッカリ感じられ、とてもおいしい。
スープには、細かく刻まれた白ネギが浮かぶ。
食感もシャキシャキでいい感じだ。
チンゲンサイの大ぶりなのがドカッと入っているのがいい。
茎と葉で違う食感が楽しめる。
スープと具材を一気に食べると、スープの味わいに挽き肉のうまみと甘辛めの味付けが加わり、さらに刻み白ネギのシャキシャキ感、チンゲンサイのシャキシャキ感とみずみずしさがアクセントになって、絶妙なおいしさだ。
麺は、中細で少し縮れがある。
スープと良くからんでいい感じ。
もう少し刺激が欲しいなら、四川花椒入りを頼んでいいかも。
ただし、少し価格は高めになる。
セットについている「若鶏のから揚げネギソースがけ」。
鶏のから揚げが一口大にスライスされ、ネギと特製ソースがかかる。
カリッとした衣の香ばしさに鶏肉のうまみ、そしてソースのさわやかかつ甘辛い味わいが加わり、ときどきネギのシャキシャキ感と風味が現れる。
これはおいしい!
ザーサイ
担々麺や若鶏のから揚げネギソースがけは、ごはんが進む味わいだ。
デザートに杏仁豆腐がついている。
杏仁豆腐は、自家製だそう。
とろけるようなプルプルッとした食感と、淡泊でさわやかな甘味が口直しにピッタリだ。
幸楽の担々麺は、かなりのおいしさだ。
船町の青冥とならんで、市内でもトップクラスのおいしい担々麺だと思う。
【青冥(チンミン)】絶品の担々麺などがおすすめ!船町商店街で気軽に楽しむ中華料理(福山市船町)「幸楽ラーメン(定食)」は炒めたニラ・モヤシ・ニンニク・挽き肉の辛い醤油ラーメン
店名を冠した看板メニューの「幸楽ラーメン」。
担々麺とならぶ、一・二を争う人気だ。
担々麺よりも調理時間がかかるので、お客が多いときは注意。
なお、幸楽ラーメンには「赤」と「ピンク」の2種類がある。
さらに赤は「普通の赤」「辛め」と「激辛」と選べる。
ピンクは、辛さ控えめだ。
以前は、無辛の「白」があったが、いつの間にか廃止に。
ちなみにピンクという名前は、赤と白の中間だから。
ちなみに国道沿いの看板にも写真があり、店名を冠しているように人気のメニューのようだが、一番人気は担々麺のようだ。
「幸楽ラーメン定食」を注文し、幸楽ラーメンは「 赤(普通)」にした。
内容は幸楽ラーメンに、ごはんと鶏のから揚げ、サラダ、ザーサイ。
幸楽ラーメンは、スタミナ系の辛口醬油ラーメンだ。
福山市内の人気店『ほんてん』の「ほんてんラーメン」や『遼太郎』の「遼太郎麺」のようなピリ辛系スタミナラーメンと、名古屋名物の台湾ラーメンをミックスしたような感じといえばよいだろうか。
ラーメンの上に大量の炒められた太モヤシ・ニラ・トウガラシ・ニンニク・豚ミンチが載っている。
横から見ると山盛りだ。
透明感が少しあるスープは、焦茶色。
スープを飲むと、甘味のある醬油の味わいとともにピリリとした辛味、そして炒められた野菜たちの香ばしし風味も感じられる。
スープには、少量の豚の背脂が浮かんでいる。背脂は細かめのもので、トロッと柔らかな食感。
ニラやモヤシは適度なシャキシャキ感が残っていてアクセントとなるとともに、瑞々しさと香ばしさ、ニラ特有の風味などが広がってくる。
そこへフライドガーリックチップのカリカリとした食感と香ばしさ、ニンニクの風味が。
挽き肉は、甘辛い味わいと肉のうま味が広がり。
スープとともに挽き肉を味わうとうまい。
麺は中細だ。
ほぼストレートで、緩やかなカーブがある。
トウガラシは炒められてカリカリとした感じになっているが、さすがに食べなかった。
幸楽ラーメンは、なかなかクセになる味わいで人気なのもわかる。
ボリューム感もタップリだ。
次は、少し辛さが控えめだというピンクを味わってみたいこところ。
鶏のから揚げは、中くらいのが2個つく。
衣はサクっとした食感で香ばしい。
中の肉はジューシー。
サラダがつくので、口をサッパリとリセットしながら食べられる。
ザーサイ
けっこうピリ辛だったので、ごはんがつくのはうれしい。
「四川麻婆豆腐」は辛めで花椒の風味がよく利いたごはんが進む味わい
「麻婆豆腐」には、通常のものと「四川麻婆豆腐」の2種類がある。
以前は1種類だけだったが、いつの間にか増えていた。
またそれぞれ「麻婆豆腐定食」と「四川麻婆豆腐定食」がある。
通常の麻婆豆腐は、日本風の家庭的な麻婆豆腐。
四川麻婆豆腐は、通常の麻婆豆腐よりも花椒などの香辛料が利いているという。
悩んだ結果、四川麻婆豆腐定食に決定。
内容はメインの四川麻婆豆腐のほか、ごはんと鶏のから揚げ2個、サラダ、玉子スープ、ザーサイ。
ちなみに上記写真は、定食と同時にギョウザを注文したので、ギョウザ用のタレとラー油もお盆にいっしょに載っている(あとで気づいた……)。
四川麻婆豆腐は全体に赤みがかっていて、見るからに辛そう。
中央には炒められたトウガラシの皮が載っている。
大きな平たい皿に盛りつけられて出てくるが、なかなかボリュームがある。
食べるとトロトロとした粘りのある舌触り。
甘辛い味わいと同時にかなりのピリ辛さがし、さらに花椒(ホアジャオ)の風味が口の中にまたたく間に拡散、舌がピリリとしびれてくる。
そしてトロッとした豆腐の食感と淡泊な味わい、挽き肉の食感とうま味が加わると、辛くもおいしい味に。
すかさずごはんをかき込む。
かなりクセになる味わいだ。
ごはんがとてもよく進む。
料金をプラスして大盛りにすればよかった。
ごはんの上に載せて食べるのもいい感じ。
ちなみに麻婆丼もメニューにあった。
トウガラシは、さすがに食べられなかった……
鶏のから揚げ2個は、幸楽ラーメン定食のと同じもの。
サラダがついているので、口直しになってうれしい。
ザーサイも幸楽ラーメン定食と同じ。
玉子スープは、幸楽ラーメン定食にはなかった。
トロリとした舌触りのスープだ。
「手づくり焼ギョウザ」は野菜と肉のバランスがいい
「手づくり焼ギョウザ」も注文。
ギョウザは、一皿に4つ。
片面はキツネ色の焦げ目が付いている。
食べると、皮はモチモチと弾力があり、焦げ目のカリカリとした食感もある。
中は野菜と肉のバランスがよく、シャキシャキとした野菜の食感とニンニクの風味に肉のうまみも加わってくる。
タレもついてくるが、タレなしでもけっこうおいしい。
ラー油は自家製だそう。
ピリ辛だが、コクがあっておいしい。
店内のようす・席
幸楽の店内を紹介。
幸楽の席は、奥側の厨房の前にカウンター席が3脚。
駐車場側の窓際に、テーブル席が並ぶ。
テーブル席は、2人がけが1卓と4人がけが2卓ある。
道路側の窓際には座敷。
座敷は4人がけと6人がけが1卓ずつあった。
なお、店内は禁煙だ。
外観・所在地・駐車場
幸楽があるのは、福山市北部・神辺町の中部。
JR・井原鉄道の神辺駅から、南西に約350mの住宅街の一角にある。
幹線道路からは近いものの、店周辺の道路が狭めなのが難点。
駐車場は完備されている。
広いように見えるが、駐車台数は6台程度。
ほかに車が停めてあると、意外に出入りしにくいので注意だ。
幸楽は国道313号線から近い。
井原方面から来る場合は「神辺駅入口」交差点を過ぎて約500m過ぎたところの交差点を北(進行方向右)に入る。
交差点には、幸楽の看板があるのが目印。
国道313号線を福山市街地方面から来る場合は「神辺第1陸橋」三叉路を約550m過ぎたところに、幸楽へ入る交差点がある。
こちらも幸楽の看板が見えるので目印になる。
ここを北(進行方向左)に曲がる。
上記の看板が目印だ。
交差点を北に曲がると、すぐ踏切があるので注意。
道は狭い上、近くに企業があるため意外と大きなトラックも通るのが難点だ。
踏切を渡ると進行方向左前方に、幸楽が見えてくる。
踏切を過ぎて最初の交差点を左に曲がれば、すぐ幸楽に到着。
国道313号線の交差点からは、約100mだ。
国道313号線の看板がある交差点からは、幸楽までの距離は少ないが、道が狭い上に大型車も通ることがあり、踏切があるなど、通りにくい。
運転に自信がない場合は、国道182号線の「片山口」交差点を東に入る道順がおすすめだ。
福山市街地方面から来る場合は、東(進行方向右)に丸源ラーメンやファミリーマート、西(進行方向右)にエネオスがあるのが目印。
回転寿司すし丸の手前の交差点が片山口。
ここを東(進行方向右)に入る。
加茂方面から来る場合は、東(進行方向左)にサンエスや回転寿司すし丸があるのが目印。
すし丸とファミリーマートのあいだの交差点が片山口なので、ここを東(進行方向左)に曲がる。
片山口を東に曲がったら、あとは直線道路なので約650m直進する。
道路は白線で区画はされていないものの、一般車両なら十分離合できる。
幸楽の店の前70mほどのみが狭くなっているので注意。
ただし直線道路なので対向車はすぐ確認できるし、狭くなる直前で待機できる広さもあるので安心だ。
幸楽へは紹介した意外の道順でも行けるが、どれもかなり道が狭いのでおすすめしない。
幸楽のイチオシポイント
- 人気メニューの担々麺は甘味と適度なピリ辛さが楽しめ、自家製ラー油を使用
- 幸楽ラーメンは、ボリュームが十分なスタミナ系辛口ラーメンの看板メニュー
- 四川麻婆豆腐はなかなかの辛さとしびれ、花椒の風味が楽しめる本格派の味わい
- 定食メニューやセットメニューが豊富にラインナップ
- 座敷もあるので子連れにはうれしい
幸楽はけっこうな人気店で、お昼時前後は次々とお客が訪れる、地元に根付いた店。
まさに大衆中華料理、町中華料理という言葉がピッタリの店だと思う。
単品メニューも多いが、麺類や人気のおかずをメインとした定食メニューがたくさんあるのもうれしい。
担々麺や幸楽ラーメン、麻婆豆腐など、ピリ辛系の中華料理が好きな人には隠れた名店だと思うのでおすすめ。
とくに担々麺は、市内でも有数のおいしさだと感じた。
店舗情報
店名 | 中華食堂 幸楽 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市神辺町川南1058-19 |
営業時間 | 11:30〜14:00、17:30〜22:00 (オーダーストップは21:00) |
定休日 | 木曜 |
電話番号 | 084-963-3335 |
席 | カウンター×3脚 2人がけテーブル×1卓 4人がけテーブル×2卓 4人がけ座敷×1 卓 6人がけ座敷×1 卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 有り |