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JR福山駅のすぐ南東のエリア・伏見町。
近年新しい店のオープンが相次いだ注目のエリアだが、このエリアには古くから続く老舗の和食店がある。
それが『千里十里(ちりとり)』だ。
戦後の昭和24年(1949年)創業で、70年を超える歴史がある。
なかでもウナギ料理が名物で通年で数種類そろっているほか、トンカツや鶏のから揚げ、冬季限定のカキフライといった定食も人気だ。
そんな千里十里のイチオシポイントを挙げると、 以下のとおり。
- うな重など、6種類ほどラインナップする愛知県産ウナギ料理が名物で、通年で楽しめる
- トンカツ定食やとりから定食などの定食も人気がある
- 冬季は寄島産の牡蠣を使ったカキフライ定食などの牡蠣メニューも人気
- 掘りごたつの座敷の個室もある
- 昭和24年創業の70年を超える老舗
福山駅前のウナギが人気の老舗和食店・千里十里のメニューや実際に食べた料理、店舗情報などについて詳しく紹介!
千里十里の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 千里十里(ちりとり) |
---|---|
所在地 | 広島県福山市伏見町3-20 |
営業時間 | 11:30~14:00、16:30~20:00(ラストオーダー 19:45) |
定休日 | 日曜 |
電話番号 | 084-923-2844 |
席 | カウンター×6脚 4人がけテーブル×2卓 ほか、6人がけ座敷の個室が数部屋あり |
駐車場 | 無し |
SNS |
メニュー
千里十里はウナギ専門店ではないが、メインは各種ウナギ料理になっている。
- うな丼
- うな丼 上
- うなぎ弁当
- うな重
- うなぎの蒲焼き定食
- うな茶(うなぎ茶漬け)
おいしそうなウナギ料理がそろっている。
しかも、通年でウナギが楽しめる。
ウナギは少し値が張るが、トンカツ定食やとりから定食といったお手頃な定食も人気メニューだ。
さらに夏季限定で、牡蠣のメニューも登場。
牡蠣は福山から近い牡蠣の産地・岡山県浅口市の寄島産だ。
とくにカキフライ定食は、冬季の人気メニューだそう。
ほかにも単品の酢牡蠣、カキフライなどもある。
一品料理も豊富で、これらをアテに酒を楽しむのもよい。
ウナギの白焼やうざくもある。
なお一品料理の内容は、時季によって異なる。
取材時は冬季だが、静岡県磐田産の海老芋や小芋があった。
さらにギンナンがたっぷりと入った、手づくりのがんもどきも秋冬期のおすすめメニュー。
店内の黒板には、当日限定のメニューもある。
この日は、フクヤマ名物の小クワイのから揚げなどがあった。
おすすめメニュー
うな重
ウナギ料理の中から、一番豪勢な「うな重」を注文した。
うな重には、肝吸いと自家製の漬物が付いてくる。
なおうな重と肝吸いは、フタをした状態で運ばれてくる。
千里十里のうな重は、なかなかボリュームがあって食べごたえがありそう。
なお、ウナギは愛知県産のものを使用。
ウナギの蒲焼きが6枚、重なり合うようにごはんの上に載せてある。
ウナギの一切れは、大ぶりにカットされている。
千里十里では、ウナギの蒲焼きは二度焼してつくっているという。
その日のうちに、あらかじめウナギを白焼にしておき、注文が入ってからガスオーブンで蒲焼きにしていくそう。
こうすることで提供が早くなり、さらにウナギの身がフンワリとなるとのこと。
キツネ色に焼かれたウナギには、茶色いタレがタップリとかかり、香ばしい匂いがしてきて、食べる前からおいしい気分になってしまう。
ウナギを食べると、身はフックラとした柔らかな食感で、脂がのってジューシーな味わい。
甘辛い味わいのタレをシッカリとまとい、フワフワとしていて香ばしくて甘くて最高。
皮の表面はサクサクとして香ばしく、皮の内側はプニッとしている。
ごはんにも適度にタレがかかり、甘辛くてうまい。
ウナギとごはんをいっしょに食べると、至福のおいしさだ。
うな重とともに、粉サンショウが付いてくる。
途中でサンショウを振りかけ、味わいに変化をもたらして食べ進めてみた。
お吸い物には肝が入っている。
プニッとした弾力のある食感で、クセはあまりない。
漬物は、キュウリとハクサイ、コンブ。
自家製なので、手作り感がある味わいだ。
ボリュームあるうな重であったが、ウナギの香ばしさと味わい、タレのおいしさもあり、あっという間に食べ終えてしまった。
カキフライ定食
冬季限定メニューの「カキフライ定食」。
ごはんにカキフライのほか、小鉢、お吸い物、自家製の漬物が付く。
カキフライは、4個盛りつけられている。
同じ皿には、サラダ(レタス、ブロッコリー、トマト)とポテトサラダ、カキフライにかけるレモンが載っていた。
千里十里では、牡蠣は昔からずっと寄島産を使用しているそう。
めずらしいのは、タルタルソースやウスターソースなどではなく、辛子酢味噌ダレい付けて食べること。
カキフライを辛子酢味噌ダレで食べるのは、はじめて。
カキフライの一切れは、なかなか大ぶりなサイズだ。
キツネ色に揚げられた衣は、パン粉は粗め。
食べるとサクサクっと軽快な音と食感で、香ばしさと衣の味わいが口いっぱいに広がる。
と同時に、中の牡蠣のプリプリっとした柔らかな食感とジューシーさが感じられる。
そして牡蠣のうまみ、牡蠣特有の風味が広がっていく。
ここで辛子酢味噌ダレを付けてみる。
辛子酢味噌ダレはベージュ色をし、サラッとしている。
衣や牡蠣の味わいに、辛子酢味噌のほどよくピリッとした辛味、適度な甘酸っぱさが加わり、アッサリとした口当たりになり、食べやすくなった。
これはなかなかアリな味わいで、ごはんも進んだ。
横に盛りつけられたポテトサラダは、トロッとした味わい。
手づくり感のあるポテトサラダだ。
お吸い物には、シュンギク、豆腐、巻き麩が入る。
さらに、白身魚の身も入っていた。
小鉢は、大豆や高野豆腐、コンブ、ニンジン、シイタケ、揚げなどの煮物。
うな重と同じく、手づくりの味わいを楽しめる漬物は、キュウリ、ハクサイ、コンブ。
1個が大ぶりでプリッとした食感のカキフライは、辛子酢味噌ダレでサッパリとして食べられ、ごはんも進んだ。
アッという間に平らげてしまった。
店内のようす・席
千里十里の席は、カウンターが6脚、4人がけテーブルが2卓ある。
年季の入った木製のカウンターやテーブルが老舗らしい。
なおテーブル席は、イチョウの木だという。
さらに奥には個室の座敷もある。
個室は掘りごたつ式で、6人がけなど。
人数に合わせて調整もできるようだ。
外観・所在地・駐車場
千里十里があるのは、JR福山駅前の伏見町。
福山駅のすぐ南東に位置するエリアだ。
千里十里は、駅前ロータリーの東側、福山駅前交番(2023年移転予定)の横から東方面へ延びる道「福山駅前一号線(ゴッサム通り)」沿いにある。
西側(駅前ロータリー側)からは約120m、東側からは約50mの場所で、道路の北側に面している。
斜向かいには『今川茶舗』、その少し横には『旧水曜カレー』などがある。
【今川茶舗】老舗茶舗ならではの濃厚な抹茶ラテやほうじ茶ラテを堪能!カフェ併設でリニューアル 【旧水曜カレー】福山駅前で楽しめる本格スパイスカレー!不定期の気まぐれカレーもおすすめ(福山市伏見町)なお、駐車場は無い。
千里十里のイチオシポイント
- うな重など、6種類ほどラインナップする愛知県産ウナギ料理が名物
- トンカツ定食やとりから定食などの定食も人気がある
- 冬季は寄島産の牡蠣を使ったカキフライ定食などの牡蠣メニューも人気
- 掘りごたつの座敷の個室もある
- 昭和24年創業の70年を超える老舗
店舗情報
店名 | 千里十里(ちりとり) |
---|---|
所在地 | 広島県福山市伏見町3-20 |
営業時間 | 11:30~14:00、16:30~20:00(ラストオーダー 19:45) |
定休日 | 日曜 |
電話番号 | 084-923-2844 |
席 | カウンター×6脚 4人がけテーブル×2卓 ほか、6人がけ座敷の個室が数部屋あり |
駐車場 | 無し |
SNS |
【旧水曜カレー】福山駅前で楽しめる本格スパイスカレー!不定期の気まぐれカレーもおすすめ(福山市伏見町) 【今川茶舗】老舗茶舗ならではの濃厚な抹茶ラテやほうじ茶ラテを堪能!カフェ併設でリニューアル 【ねぎ房’z】広島お好み焼から鉄板焼料理まで。「かしわ」入りや「お好みランチ」もおすすめ(福山市伏見町) 【玄人(げんと)】豚骨らしさが味わえるコッテリ豚骨ラーメン!牛スジ煮込も名物でチョイ飲みも(福山市伏見町) 【ともんちゃ】2種のオムライスとデミカツが名物!老舗の洋食屋(福山市伏見町) 【えんまる】牛しょぶりや韓国海苔の広島お好み焼など個性派も!本場の名店直伝の味を福山駅前で(福山市元町)
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