広島県の南東にある尾道市は、観光地であると同時に名物「尾道ラーメン」で有名だ。
市内にはたくさんの尾道ラーメンを出す店があり、中にはものすごい行列のできる店がある。
おいしい店には行きたいが、長時間待たされるのは嫌だ。そう考える人も多いのではなかろうか。
そこで、比較的少ない待ち時間で食べられ、なおかつ美味しい尾道ラーメンが食べられる穴場・隠れた名店があれば助かる。
私は、そう考えていろいろと尾道市中心部の尾道ラーメン店を探してみたりしている。
尾道市十四日元町にある『雑兵 (ぞうひょう)』はまさに、そんなラーメン店のひとつといえるかもしれない。
雑兵のポイントは、以下のような点だ。
- 朱華園系のスタンダードな尾道ラーメン
- 尾道醤油ラーメンのスープとたくさんの背脂
- 尾道系以外にも豊富なラーメンの種類
そんな尾道のラーメン店・雑兵を紹介したい。
雑兵の概要
店名 | 雑兵 (ぞうひょう) |
---|---|
所在地 | 広島県尾道市十四日元町3-23 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 火曜 |
電話番号 | 0848-37-6755 |
禁煙状況 | 混雑時のみ禁煙? |
駐車場 | 無し |
HP | |
SNS | |
備考 |
雑兵のメニュー
メニューは尾道ラーメン(尾道醤油ラーメン)がメイン。
ラーメンは、尾道以外も豊富だ。
焼きそばもある。
店頭には、代表的なラーメンの写真がある。
麺は、自家製手打ち麺とのこと。
尾道醤油ラーメン
半チャンセット(900円)を注文してみた。
尾道醤油ラーメンと半チャーハンのセットだ。
中央に大きなチャーシューが鎮座。
そして醤油スープに、一面ちりばめられたたくさんの豚の背脂。
まさに尾道系のラーメンというような見た目で、おいしそうなビジュアルだ。
スープは甘めの醤油味。
醤油のうまみがよく感じられ、自然とズビズビと飲み進めてしまう。
ラーメンは、背脂多め。
背脂の大きさは大小ざまざまだ。
背脂は、柔らかくトロッとした舌触り。
背脂だけつまんで食べてもおいしい。
麺は、中太平打ち麺のストレート。
尾道系ラーメンではよくあるタイプだ。
チャーシューは、赤み多めの薄切りで、大きめ。
それが2枚入っていた。
肉のうま味が感じられて、おいしい。
半チャーハン
チャーハンは塩加減もよく、食べやすい。
パラパラ感もほどよく、いい感じ。
店内のようす
雑兵の店内は、間口狭めで奥行きのある町家のようになっている。
入口から入ると、向かって右側に厨房。
その前に厨房を囲むようなカギ型カウンターで12席。
さらに、一番奥に小さな丸テーブル一つ+丸椅子2つあった。
雑兵の所在地
雑兵は、国道2号線の「長江口」交差点から、尾道市役所方面に向かって南に延びる道筋にある。
その道の南の突き当たりに近い位置で、道の東側に面している。
少し北には尾道ラーメンのパイオニアといわれ、行列ができる人気店『朱華園(しゅかえん)』がある(2019年6月に無期限休業)。
また、以前当サイトでも紹介したそば店『そば鴻』、カレー店『ますや』もある。
また、朱華園とならぶ尾道ラーメンの人気店・老舗店の双璧である『つたふじ』の本店もすぐそばだ。
なお、つたふじの向かいには、当サイトで紹介しているエスニック料理店『参遍来(マイペンライ)』がある。
さいごに
尾道ラーメンは、尾道市の名物として有名だ。
だから、尾道市内には尾道系のラーメンを提供する店はかなり多い。
しかしながら、どうしても人気店にお客が集中してしまい、行列ができてしまう。
雑兵は、行列ができる店ではないが、少なくとも「尾道醤油ラーメン」は十分満足ができるものだと思う。
しかも雑兵の尾道醤油ラーメンは、2019年に休業してしまった名店・朱華園のラーメンにどことなく似ている気がする。
雑兵は隠れた尾道ラーメンの名店といえるだろう。
ただし、店内はせまく席数も少ないので、ごはんどきには待ち時間が発生するかもしれない。
もしからしら、朱華園閉店で雑兵の客数も増えているかも。
雑兵のイチオシポイント
- 朱華園系のスタンダードな尾道ラーメン
- 尾道醤油ラーメンのスープと背脂
- 尾道系以外にも豊富なラーメンの種類
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店舗情報
店名 | 雑兵 (ぞうひょう) |
---|---|
所在地 | 広島県尾道市十四日元町3-23 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 火曜 |
電話番号 | 0848-37-6755 |
禁煙状況 | 混雑時のみ禁煙? |
駐車場 | 無し |
HP | |
SNS | |
備考 |