【ちゃちゃぶー】豚蒲重も楽しめる完全セルフうどん。幼児はうどん無料！座敷・テーブルも多い(岡山市今)

『かばくろ製麺 ちゃちゃぶー』は、岡山県中南部の県庁所在地・岡山市にあるうどん店だ。

岡山市の中心市街地から2kmくらい西の郊外型市街のエリアにある。

幹線道路沿いでアクセスし安い場所だが、ここはもともと「かばくろ」という「豚蒲重」の専門店だった。
それが、運営会社はそのままで、セルフサービス型のうどん店に様変わりした。

豚蒲重は、かばくろが発祥とされる、比較的新しい名物料理。
豚バラ肉の蒲焼きをごはんの上に乗せた料理だ。

うどん店に変わっても、名物として「豚蒲重」や「ひつま豚」も食べられるのが特徴だ。

ちゃちゃぶーのポイントは、以下のような点。

• 岡山名物で発祥とされる「かばくろ」の豚蒲重やひつま豚が食べられる
• パクチーや黄ニラ、豚バラ肉の天ぷらなど、オリジナリティーのある天ぷらやサイドメニュー
• 子供用のミニうどんが無料
• 独特のカレーうどん
• 店内は広く、広めのテーブル席や座敷もある
• 子供連れで行きやすい
• 旧国道2号線沿いで行きやすい

そんなちゃちゃぶーについて紹介したい。

ちゃちゃぶーの概要

ちゃちゃぶーのメニュー

ちゃちゃぶーはセルフサービス店。
入店して目の前にメニューが並んでいる。

「豚蒲重」で有名な「かばくろ」と同じ系列の店なので、ちゃちゃぶーでも「ぶたかば重」が注文できるのもポイント。

ひつまぶしの豚肉版のような感じの「ひつまぶた」も注文可能だ。

ぶたかば重や一部のサイドメニュー、さらにうどん玉やダシなどが持ち帰ることができる。

なんと子供用のミニうどんが無料！
これは、子供連れにはうれしい。

なお、小学生未満(つまり未就学児)のみが対象。
小学校に入学したら対象外だ。

揚げたときに形が崩れたり割れたりした「割れ天」も。
数量限定で、安く食べられる。

入口でうどんを注文して、レジ方面に進むと、天ぷら等がならぶ。

「ゲソ天」と「エビ天」。
やはりエビ天は人気のようで、なくなっている。

これはめずらしい「ぶた天」。

ぶたかば重やひつまぶたと同じ肉を天ぷらにしたものだろうか。

これまためずらしい「パクチーと黄ニラのかき揚げ」と「青バナナの天ぷら」。

パクチーと黄ニラは岡山の名産だからだろう。

青バナナはちょっと想像がつかない。
というか食べたいと思わないな。

「揚げ」もたくさんならんでいる。

かけうどん

基本ともいえる「かけうどん」。
ちゃちゃぶーでは、夏場になると「冷やしかけうどん」も登場。

香川ではよくあるが、岡山ではめずらしい。

無料の薬味を投入してみた。

投入したのは、ネギ・天カス・カツオ節。

透明感があるつゆ。
ダシの風味がよく感じられる。

サッパリとしていて、喉越しがとてもよい。

麺は、太めで角ばったもの。

コシはかなり強く、かため。
それでいて、どこかしなやかさもある岡山的なうどんの特徴もある気がする。

モチモチとした食感が楽しめる。

ぶっかけうどん

「ぶっかけうどん」は、つゆが最初からかかっているのではなく、つゆが別に出てきて、自分でかけるスタイル。

ぶっかけのつゆは、倉敷風みたいに甘味は強くない。
たまにある、酸味があるタイプでもなかった。

温玉肉ぶっかけうどん

「温玉肉ぶっかけうどん」は、ちゃちゃぶー独自のメニューだろう。

通常のぶっかけうどん同様、つゆは別に出てきて、自分でかけるスタイルだ。

また、温泉玉子も自分で殻を割って入れる。

豚バラ肉のやさしい甘味が楽しめる。

ざるうどん

「ざるうどん」もある。

かけうどんやぶっかけうどんを頼む人が多いようで、私が行ったときはざるうどんを注文する人は少ないようすだった。

子供用ミニうどん(無料)

なんといっても、子供用のミニうどんが無料なのは、子連れにとってはとても助かる。

なお、ミニうどんはかけうどんだ。
温と冷がある。

豚蒲重

そして、うどんとならぶ名物「ぶたかば重」。

かんたんにいえば、うな重のウナギが豚バラ肉に置き換わったもの。

とはいっても、タレなどは蒲焼きのタレをベースにしているが、ちょっと豚肉にあうようにアレンジされている気がした。

表面の焦げた感じがいい。

豚肉はしっかりめの食感。
噛むと肉の旨味とやさしい甘さ、タレの甘辛さと香ばしさがじょじょに広がってくる。

味わいが、本店とちょっとちがうような気もした(悪い意味ではなく)。
うどん店なので、うどん用にアレンジしている？

甘辛いタレがご飯と絡んでよい。
アッという間にごはんが進んでいく。

天ぷら類

岡山の特産物であるパクチーと黄ニラを使った「パクチーと黄ニラのかき揚げ」。

とてもめずらしい天ぷらだ。

「ゲソ天」はかなり巨大で食べ応えがある。

なお、写真はないが「エビ天」もかなり巨大だ。

めずらしい「ぶた天」も巨大。
平べったくて面積が大きい。

ぶた天は、豚バラ肉を天ぷらにしたものだ。

豚バラ肉はぶたかば重に使う肉と同じものなのかな。

ぶたかば重よりも、豚肉のうま味や甘味が感じられる。

思ったよりしつこくなかった。

店内のようす

ちゃちゃぶーはセルフサービス店

ちゃちゃぶーはセルフサービス店。

上記画像の右側から店内に入り、メニューを選んで注文。
かけうどんなどは、注文口でうどん麺を受け取り、そこですぐ湯がく。

そのまま上記画像の左方向へ進み、天ぷら等を必要に応じて選び、上記画像左端のレジで支払う。
かけうどんの場合は、レジの左にあるダシ汁汲み機で、ダシ汁を入れる。

セルフうどん店は、自分で湯がくスタイルと、そうでないところがあるが、ちゃちゃぶーは自分で湯がくスタイルだ。

レジの横には、ダシ汁汲み機。

レジから振り向くと、薬味コーナー。

無料の薬味は、天カス・ネギ・煮削り節・漬物(たくあん)。

さらに、ごまや醤油・ソース類も。
天ぷら用ハサミがあるのもうれしい。

ご覧のとおり、店内は広々としていて、テーブルも多く、テーブルのあいだも広め。

ちゃちゃぶーの席数は、以下のとおり。

• 4人がけテーブル×5
• 2人がけテーブル×3
• カウンター席×15
• 6人がけ座敷×3

カウンターは窓際に、一列に並ぶ。

店内の一番奥には、6人がけの座敷。

広いのでゆったりでき、子連れのときでも安心だ。

なお、子供用の取り皿・食器・紙エプロン・子供用イスなどもそろっている(うどん切りは無いようにみえた)。

席も広いので、ちゃちゃぶーは子供連れのグループでも訪れやすいのもポイントだろう。

ちゃちゃぶーの外観

ちゃちゃぶーは、旧国道2号線沿いにある。
アクセスはしやすい。

岡山市の今(いま)という中心市街の少し西にある郊外型市街地で、路面店が多いエリア。
岡山ドームやJR岡山貨物ターミナル駅(旧 西岡山駅)の南側にあたる。

JR山陽本線の北長瀬駅からは東へ約1km。

なお、今・野田・中仙道などちゃちゃぶーの周辺エリアは、うどん店が多い。

駐車場が広く、出入りもしやすいのも利点だろう。

上記は、旧国道2号線を店の西側から東方向を見たところ。

西隣には人気の焼肉屋「東風(こち)」がある。

上記は、旧国道2号線を店の東側から西方向を見たところ。

営業時は、上記の看板が店頭に出ているので、目印に。

やはり「かばくろ」の系列ということで、ぶたかば重がかなりアピールされている。

なお、うどん店になる前は、かばくろ系列の豚蒲重の専門店だった。

さいごに

あとで知ったのだが、ちゃちゃぶーのうどんの中でも「カレーうどん」が特徴があって名物のようだ。
次回の来店時には、ぜひ注文してみたい。

ちゃちゃぶーは、旧国道2号線沿いで駐車場もあるので、アクセスしやすいのがポイント。

ほかに、子供用ミニうどんが無料だったり、子供用の食器などもそろい、広い座敷やテーブル席がある。
そのため、子供連れの場合でも訪問しやすいのも魅力だ。

もちろん、岡山名物の元祖かばくろが運営しているので「豚蒲重」もおすすめ。
ほかに、パクチーや黄ニラなどを使った天ぷらなど、個性的な天ぷら・サイドメニューもおもしろい。

ちゃちゃぶーのイチオシポイント

• 岡山名物で発祥とされる「かばくろ」の豚蒲重やひつま豚が食べられる
• パクチーや黄ニラ、豚バラ肉の天ぷらなど、オリジナリティーのある天ぷらやサイドメニュー
• 子供用のミニうどんが無料
• 独特のカレーうどん
• 店内は広く、広めのテーブル席や座敷もある
• 子供連れで行きやすい
• 旧国道2号線沿いで行きやすい

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