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2018年7月22日、第15回『岡山ブログカレッジ (岡ブロ)』が開催された。
今回は久々のゲスト講師が登場。
それはF太 (@fta7)さん。
Twitterの専門家として知られ、3つのアカウントで多数のフォロワーをほこる大物だ。
ネコのキャラクターでも有名。
そしてテーマは「研ぎ澄ませ!プロに学ぶTwitter発信術」。
F太さんから直々にTwitterを使った情報発信の極意や活用のポイントを教えていただいた。
その量は膨大で、いっさいの出し惜しみなく紹介してくれ、F太さんのやさしい人柄もあり、本当に有意義な時間だったと思う。
その内容で特に大切と感じたことをまとめてみたい。
もくじ
岡山ブログカレッジとは
岡ブロは「岡山スマホユーザー会 (岡スマ)」を主催するチー (@ktoi_chi)さんが発起人となり設立された、岡山県内で開催されているるブロガーのための学習会・コミュニティ。
「共に学ぶ」をキーワードに「参加者全員で勉強して、お互いに高め合う」をコンセプトとし、メインとなる居場所の他に「もうひとつの居場所を作る」場として活動している。
運営者はチーさんの他、T.村上(トシ)(@SY_SI_Murakami)さん、きーたん(@keyturn312)さん、生川敏弘(@toshi_narukawa)さん、パパンダ(@papanda_life)さんと、いずれも岡山県を拠点に活動されている現役ブロガーの皆さんという豪華な会だ。
参考
岡山ブログカレッジ(岡ブロ)ーブログを楽しく学び合う勉強会アナザーディメンション
▼参考 過去のレポート記事
- 【第14回岡山ブログカレッジ】手持ちの武器を磨け!強みを分析してポジショニング戦略を考えよう
- 【第13回岡山ブログカレッジ】自分の武器とは何だ!? 強みを生かすには
- 【第12回 岡山ブログカレッジ】祝 一周年!一年前の夢はかなったのか
- 【第11回岡山ブログカレッジ】意外と大事なプロフィールを学ぶ
- 「岡山ブログカレッジ」記事一覧
会場は『オーガニックカフェ・ソイル』
今回の会場は以前に使ったことのある『オーガニックカフェ・ソイル」。
倉敷美観地区の本町通にあり、鶴形山の西麓にある古民家カフェだ。
おしゃれで健康的なメニューが人気。
【オーガニックカフェsoil(現ナチュール)】有機野菜を使ったカフェ!広くて子連れでも安心(倉敷市阿知)
講師の「F太」とは
今回の講師F太(えふた)さんは、3のTwitterアカウントの運営者だ。
いずれも物凄い数のフォロワー数をほこる。
そして、Twitterを活用した情報発信活動を展開している。
今回は、そんなF太さんがTwitterを活用した情報発信術について語ってくれた。
研ぎ澄ませ!プロに学ぶTwitter発信術
今回のテーマ『研ぎ澄ませ!プロに学ぶTwitter発信術』だ。
単にTwitterとな何か?コツは何か?というだけでなく、自分の強みを知った上でそれを生かした発信術を学ぶというもの。
F太さんは出し惜しみ無しのノウハウを提供してくださり、時間を超えてまで熱弁を振るってくれたほど。
そのため教えていただいたものはどれも有益なものばかりで、その情報量も膨大。
ということで、今回は私の特性に合ったもの、活用できそうなものを厳選してレポートしたい。
なお全容を知りたい方は運営者のT.村上 (@SY_SI_Murakami)さんや常連参加者のやぶなお (@yabnao )さんのレポートが詳しい。
参考
プロに学んだTwitter活用術!をステップ・バイ・ステップにまとめてみたぞ!【第15回 #岡ブロ レポート】ブログのちから
参考
Twitter36万フォロワー越えのF太さん講座有益すぎた……!『自分の強みに合わせた、継続できて結果がちゃんとでるTwitter運用術』 #岡ブロやぶなおブログ
参考
フォロワー数合計36万人以上のF太さんから学ぶTwitter発信術!第15回岡山ブログカレッジに行ってきた!ストレスフリーな働き方や仕事術、おすすめ文房具&本『ぼくらの働き方戦略』
なぜF太はTwitterを使うのか
まず、なぜF太さんは数あるSNSなどのツールの中からTwitterを選択したのかだ。
最初F太さんはブログをやっていたが、長文を書くのが苦手だったので、短文のTwitterをやってみたところ、ブログと違ってTwitterは結果がすぐに出て魅力を感じたのがきっかけ。
Twitter魅力は思ったことを吐露しやすい点で、感情でつながるSNSだという。
誰に向けて発信するのかを明確に
F太さんはTwitterを利用するときにとても気をつけていることがある。
それは情報を受けた人がどのように考えるのかということ。
Twitterは誰に向けて発信するかがとても重要で、ターゲットは誰かを意識して発信するのがコツだ。
さらにテーマを決めてつぶやくのが有効で、テーマごとにTwitterアカウントを複数用意するのも手。
人によってやり方はそれぞれなので、合わなければTwitterを使わずにブログだけにするのもアリだ。
また、ターゲットの世代は自分の3〜5歳下の人にすると効果的だ。
それは自分の経験に基づいたリアルな情報が提供できるから。
Twitterの活用例
ブログ作成に活用
ブログのあとにTwitteをするのではなく、先にツイートしておいて、それを活用してブログの記事を書いていく方法もある。
仕事に活用
Twitterを使って仕事を増やしたいなら、プロフィールが重要。
どんな人が依頼するか、依頼してもらいたいかを意識し、見ただけで内容がわかるように考えてプロフィールを作る。
- どんな仕事をしているか
- どんなことが得意なのか
- フォローするとどんな得なことがあるか
また、仕事を増やすには自分の得意分野の情報をメインに発信すること。
注意したいのは、特にライターのように文章を扱う仕事の場合、文法が正しいか、「てにをは」を正しく使っているか、読んでて違和感がないかなどを気をつけてツイートする。
さらに、「情報発信用&広めの交流」用と「情報集取&狭い交流」用のアカウントを分けるのがよい。
同一アカウントだとタイムラインがごちゃまぜになるためだ。
Twitterのスマホアプリはワンタッチで簡単にアカウント切り替えが可能だ。
一方、PCのWebブラウザからだといったんログアウトしないといけないので面倒。
そこで休憩中にF太さんにこっそりPCでの簡単な方法を聞いてみた。
方法はブラウザはChromeを使うこと。
そしてアカウントの数だけユーザーを設定して、そのそれぞれでTwitterのアカウントにログインしておく。
画面右上のアカウント名クリックでユーザー切り替えができるので、これを利用して切り替えをする。
一番大切なのは「続けられるか」
自分の特性を知り、自分に合った運用をするのがポイント
目的よりも重要なことはTwitterでの情報発信を「続けられるか」ということ。
Twitterもブログと同様に更新頻度が重要。
そして続けるためには、自分の特性に合った運用をすること。
また「楽」で「楽しいか」ということだ。
ただし何が楽で楽しいかは人によって違う。
人によって特性がちがうからだ。
これを自分で把握するために役に立つのが「ウェルスダイナミクス」。
「ダイナモ」「ブレイズ」「テンポ」「スチール」の4つの周波数で人の特性を知ろうとするものだ。
参考
ウェルスダイナミクス|一般社団法人 日本適性力学協会公式サイト
なお、人間は単純に4つに分けることはできず、もっと複雑。
ここに出た4つの特性は一人の人が複数持ち合わせている可能性がある。
結果に出ているのは一番強く出ている特性というわけだ。
設問を解いて周波数がわかるのだが、私は「スチール」だった。
スチールタイプの特性
- 自分の時間を大切にする
- ルーチン・仕組み化により能力を発揮
- ブログに向いている
スチールタイプのTwitter運用方法
スチールタイプはルーチン・仕組み化できれば強いので、そこへTwitterを組み込む。
「楽」と「楽しい」の内で「楽」はスチールタイプの人にとって重要で、いかに「楽」にできるか 工夫する。
それがルーチン化・仕組み化というわけ。
テンプレの活用
テンプレをいろいろ使ってみるのも仕組み化のひとつ。
よくあるTwitterの言い回しは下記のようなものがある。
- 「試したらすごかった」
- 「これもっと広まって欲しい」
- 「大切だから何度も言う」
- 「〜に伝われ」
- 「超絶〜」
- 「禁断の〜」
- 「絶対に〜した方がいい」
- 「この世の全ての○○に伝えたい」
そして、スレッド式で補足ツイートするのも有効だ。
テンプレはターゲッティングをしっかりとした上で使おう。
情報収集経路にTwitterを入れる
自分のふだんの情報収集経路の途中にTwitterを入れるのも手だ。
情報収集をおこなったあと、その内容をツイートする。
そして、そのツイートを下書きと捉え、反応がよかったツイートを記事に書くというのも手。
また調べごとをした段階、目的地へ行った段階、ものを使った段階でツイートするのだ。
これはガジェット系や地域情報系のブログ運営者におすすめのやり方。
データを収集・分析する
Twitterの運用データを収集・分析して、それを運用に生かす。
アナリティクスの機能をよく見ること。
質問箱(Peing)を利用
質問箱(Peing)を利用し、質問に対するアンサーとして記事を書く。
ブログのネタ=質問を集めるためにTwitterを活用するのだ。
また、需要を見極めるためのツールとしても活用できる。
Twitterのコツ
リツイートするなら引用リツイートが有効
リツイートするときは、普通のリツイートよりも引用リツイートが重要。
それは「単純接触効果」の活用のため。
単純接触効果とは、目に触れる機会が多くなれば高感度を抱きやすく鳴るというもの。
引用リツイートすると、自分のアイコンもタイムラインに流れるので、自分のアイコンが目に触れる回数が増えるのだ。
Twitterの肝は「自分の生活の垂れ流し」
Twitteは「自分の生活の垂れ流し」が運用の肝。
これは、普段自分が使っている脳を「ほんの少しだけ」Twitterに流すということだ。
- 思考を流す
- 自分のために行った情報収集を流す
- 勉強していることを流す = アウトプットをして定着させる効能もあり
- 副産物に価値を付けるためにツイート
などの使い方がある。
地域ブログにTwitterを活用
いま地域の情報は求めれているので、地域情報を発信するブログはチャンス。
これはTwitterも同じなので、地域ブログにTwitterを活用するのは有効だ。
地域ブログで使った写真をTwitterに
地域ブログで使った写真をTwitterにアップするのもいい。
過去の写真を整理するついでの代わりにアップするのがF太さんのおすすめだ。
地元のうんちくや神社仏閣に関することはチャンス
Twitterにはうんちく好きや神社仏閣好きが多いのが特徴。
とくに地元のうんちくや、地元の神社仏閣に関する情報は求められている。
これらについてのツイートはチャンスだ。
多くの人は「行きたいところ不足」
なぜ地域の情報が求められているかというと、みんな「行きたいこところ不足」だからだ。
有名な場所や定番な場所の情報は、見る人は飽きている。
だから下記のような情報が求められているようだ。
- 地域の行事(祭、花見など)
- オフの時期(閑散期)の見どころ
- 季節もの
各地の場所や店を知っているのは価値がある。
だから地域ブログは注目なのだ。
Twitterでは「知らない人」に魅力を伝えられる
Google検索でブログに来る人や、インスタで検索をする人は「そこに行こうとしている人」「すでに知っている人」だ。
一方、Twitterは「そもそも行こうとすら思っていない人」に伝えられるのが魅力。
だから意外な人にも地域情報を届けることができる。
ふだんから、そういう人にどうやったら伝わるのかを考えてツイートするようにしたい。
前述のテンプレを活用するのも有効だ。
Twitterでブログ記事を紹介
Twitterで自分のブログ記事の紹介する人も多いと思うが、そのコツも教えていただけた。
- 出し惜しみせずにツイート内で結論を書く
- 箇条書きで説明
- 記事に書けなかかったことを、補足ツイートとしてスレッド形式で紹介(元ツイートをたどる人は意外と多い)
- スレッドが増えたら、それをネタに新たに記事を書く
- ブログ記事のおすすめ部分のスクショを撮って、ツイートに添える
- 目次をスクショしてTwitterに添える
- スクショ画像はスマホに合わせて縦長に
- 例:ARuFa (@ARuFa_FARu)
- 記事の紹介をモーメントにまとめる
- Twitter用の画像、Twitter用の動画をつくる
まとめ
今回、ここに書き切れないくらいのノウハウを語ってくれたF太さん。
そんな中でも特に響いたのが
- Twitterにはうんちく好き・神社仏閣好きが多い
- 行きたいところ不足なので、地域の場所などの情報が求められている
- Twitterは「知らない人」「関心のない人」に伝えられる
- Twitterブログ記事紹介の際は、おすすめの部分や目次の画面をスクショ画像も上げる
- スチールタイプは「楽」かどうかが大切で、ルーチン化・仕組み化を工夫する
といったところ。
これらは私の強みを生かしてTwitterに活用できそうだ。
特にウンチク×神社×地域の場所などは私が得意とするところである。
次回の岡ブロ
次回の岡ブロは、2018年8月19日に倉敷美観地区にあるお食事処『かも井』で開催。
岡ブロではおなじみの会場だ。
テーマは『役立てたい!みんなで考えるSNS座談会』で、講師のない座談会形式。
詳細は下記参照。
参考
役立てたい!みんなで考えるSNS座談会。第16回岡山ブログカレッジは8月19日に倉敷美観地区「かも井」で開催 #岡ブロアナザーディメンション