【サニーバーガー(sunny burgers)】海岸にある旬の魚介が味わえるフィッシュバーガー専門店(福山市内海町)

2024年（令和6年）9月23日に閉鎖

『サニーバーガー（sunny burgers）』は、福山市内海町にあるフィッシュバーガーの専門店だ。

内海町は福山市南西部の沖合に浮かぶ、田島と横島を中心にした地区。
本土から架橋されているので、すぐに渡って行ける。

その田島にある海岸「クレセントビーチ海浜公園」の中に、サニーバーガーはある。
ビーチ内にある「内海フィッシャリーナ」の1階に店が入っているのだ。

サニーバーガーはフィッシュバーガー専門店なので、多彩なフィッシュバーガーがラインナップする。
どれも地元・内海町や周辺の瀬戸内海で捕れた魚介が中心だ。

そんなサニーバーガーのイチオシポイントは以下のとおり。

地元の旬の魚介をハンバーガーで楽しめるサニーバーガーについて、メニューや実際に食べた料理、店舗情報などを詳しく紹介したい。

もくじ

• 1 サニーバーガー（sunny burgers）の営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 メニュー
• 3 おすすめのハンバーガーメニュー
  • 3.1 ボラバーガー
  • 3.2 鯛バーガー
  • 3.3 シタビラメバーガー
  • 3.4 アジフライバーガー エビセット
  • 3.5 イカゲソバーガー
  • 3.6 タチウオバーガー
  • 3.7 ハモバーガー
  • 3.8 ハマチてりバーガー
  • 3.9 カキフライバーガー
  • 3.10 ポークバーガー
• 4 おすすめのサイドメニュー・セットメニューなど
  • 4.1 ドリンクセット（ポテトフライ付き）
  • 4.2 エビセット
  • 4.3 スープセット
  • 4.4 かき氷 メロン
  • 4.5 かき氷 塩レモン
• 5 店内のようす・席
• 6 外観・所在地・駐車場
• 7 サニーバーガー（sunny burgers)のイチオシポイント

サニーバーガー（sunny burgers）の営業時間・定休日・店舗情報など

店名	サニーバーガー（sunny burgers）
所在地	広島県福山市内海町ハ340-7
営業時間	11:00〜16:30 ※時季やイベント等により変動あり
定休日	火曜、第3月曜 ※詳細はInstagramを参照
電話番号	050-3134-3866
席	カウンター×4脚 4人がけテーブル×4卓 6人がけテーブル×1卓 テラスカウンター×4脚 テラス2人がけテーブル×3卓 テラス3人がけテーブル×1卓
禁煙状況	禁煙
駐車場	有り（クレセントビーチ共用。管理人在駐時は、管理人に「サニーバーガーのみ利用する」旨を告げると、2時間無料で利用可能。ビーチ等サニーバーガー以外の施設も利用する場合は有料になる）
SNS	Instagram、Facebook
備考	PayPayでの支払可能

メニュー

サニーバーガーでは7〜8種ほどのハンバーガーメニューがラインナップする。

フィッシュバーガー専門店なので、ハンバーガーメニューのうち豚肉を使った「ポークバーガー」以外は、魚介類をつかったフィッシュバーガーとなる。

フィッシュバーガーは時季によって捕れる魚介が変わり、さらに日によっても漁獲・仕入れ内容も変わってくる。
そのため時季や日によって、メニューのラインナップは変更となる。

時季ごとの旬の魚介がハンバーガーとして楽しめるのが、サニーバーガーの魅力といえよう。

なおポークバーガーと、ボラのミンチパテを使った「ボラバーガー」は、通年で楽しめる。

またプラス110円でハンバーガーの具材にチーズ、または目玉焼きを追加できる。

またハンバーガーで使うバンズ（パン）は自家製だ。

さらにプラス50円でイカスミ入りの自家製バンズに変更も可能だ。

ハンバーガーにドリンクとポテトフライが付く「ドリンクセット」や、日替わりの「本日のスープ」とポテトフライが付く「スープセット」、ドリンクと自家製プリンセットが付く「プリンセット」といった、お得なセットメニューもある。

サイドメニューもラインナップ。

夏季限定の「かき氷」各種は、ハンバーガーと並ぶ夏の人気メニューだという。

店内の黒板に当日限りのメニューや、時季限定のメニューなども掲示されているので、注目だ。

取材時には、ハンバーガーに地エビのから揚げが付く「エビセット」があった。

ドリンクやデザートも、当日限りのメニューが掲示されていることがある。

おすすめのハンバーガーメニュー

ボラバーガー

「ボラバーガー」は通年で楽しめるハンバーガーだ。

ボラの身をミンチにして、パテにしたものを焼き、自家製のカレーマヨネーズとともにバンズに挟んでいる。

自家製バンズは表面はムチッとした歯ごたえある食感で、中の生地はフックラしながらもフカフカとした弾力を感じる食感。具材とのバランスも抜群だ。

いっしょに挟まれている野菜は、キャベツの千切り。

この日は地元・沼隈産のキャベツだった。

カレーマヨネーズはスパイシーなカレーの風味にマヨネーズのまろやかさがいい感じに混じり合う。
辛さは控えめだ。

ボラのパテはジューシーでおいしい。

魚感はあまりなく、カレーマヨネーズやバンズとの相性も抜群で、食が進む。

鯛バーガー

「鯛バーガー」は、春から夏に旬を迎える鯛のフライを挟んだハンバーガー。

そこに自家製タルタルソースやリーフレタスがいっしょに挟まれている。

鯛フライの衣はとてもサクッとした軽やかな食感で香ばしい。

中の鯛の身は非常に柔らかでホクッとしている。

淡泊な鯛のうまみがタルタルソースのまろやかな味わいと一体となって絶妙なおいしさに。

リーフレタスのシャキシャキ感もいいアクセント。

タルタルソースはサッパリとした味わいで、ほどよい甘味と酸味、そこにタマネギのシャキッとした食感と風味、さらに玉子のまろやかな味わいがしてきて、とてもおいしい。

シタビラメバーガー

「シタビラメバーガー」はおもに夏に旬を迎えるシタビラメ（ゲタ）のフライを挟んだハンバーガーだ。
取材時はドリンクセットで注文したため、ドリンクとフライドポテトが付いてきた。

シタビラメフライとともにリーフレタスが挟んである。

シタビラメのフライは、バンズから大きくはみ出すほど大きい。

シタビラメフライには、タップリの自家製タルタルソース。

なおシタビラメは内海町で水揚げされた瀬戸内海のもの、野菜も近隣地域で採れたものを使用。

フライは衣はザクザクッとした軽快な音がする食感。
それとともに香ばしい風味が広がってくる。

中の身はホクホクとした食感で、ほどよくジューシーさもあり、シタビラメの淡泊な味わいが、香ばしい衣と相性抜群。
そこにタルタルソースの味わいが加わる。

歯ごたえのあるバンズと、カリッとした衣のフライの組み合わせがおいしい。

アジフライバーガー エビセット

「アジフライバーガー」は、名前のとおり魚フライの中でも人気の高いアジフライを、ウスターソースと自家製マヨネーズともに挟んだハンバーガー。

なおエビセットで注文したため、地エビのから揚げもいっしょに盛られている。

アジは春から夏にかけてが旬なので、アジフライバーガーもおもにこの時季に登場する。

いっしょに挟まれた野菜は、千切りキャベツ。

この日のアジフライは切り身がやや小さめだったため、アジフライは2個挟まれていた。

衣はカリカリッとした食感で香ばしく、中のアジの身はホクホクとしてアジの風味が濃厚。

そこにウスターソースの甘辛い味わい、自家製マヨネーズのまろやかな風味が絡んで、千切りキャベツのシャキシャキ感やバンズと一体となって、とてもおいしく、食べごたえがある。

イカゲソバーガー

「イカゲソバーガー」はイカの身と足（ゲソ）を挟んだハンバーガー。

だいたいメニューにラインナップされていることが多いが、漁獲量によってメニューになかったり、数量限定だったりすることもある。

挟まれているのは、適度なサイズにカットされたイカの身とゲソ。
イカとゲソは特製の醤油ソースで炒められている。

野菜は千切りキャベツで、自家製マヨネーズがタップリ。

バンズはフカフカで歯ごたえあって味わい深い。
そしてキャベツのシャキシャキ感と瑞々しさに、イカとゲソのムチリムチリとした弾力感ある歯ごたえの食感。

醤油ソースの甘辛い味わいに、ほんのりとかざむショウガの甘い独特の風味がいい感じ。

それらに自家製マヨネーズのまろやかさがからみついて、なんともいえないおいしさ。

タチウオバーガー

「タチウオバーガー」はタチウオのフライを挟んだハンバーガー。

最近はタチウオの入荷が少なくなっているそうで、メニューにあったらラッキーなハンバーガーだ。

メイン具材のタチウオのフライは、ハンバーガーから大きくはみ出すほどの大きさで、インパクトが抜群だ。
その上からたっぷりめの自家製タルタルソース。
さらにタップリのレタスが入る。

タチウオの衣は粗めで、コンガリとしたきれいなキツネ色。
ところどころ、タチウオの銀色の皮が透けて見える。

食べるとサクッと軽やかな音と食感で、同時になんともいえない香ばしさが広がってくる。
中の身はホクホクで、ジューシー。

そこにタルタルソースのまろやかな甘味とほのかな酸味、そして玉子感がやってくる。

自家製タルタルソースは、サッパリとした味わいで、玉子の風味が濃厚。
そしてレタスのシャキシャキ感がアクセントになる。

ハモバーガー

「ハモバーガー」は夏の旬の魚であるハモのフライを使ったハンバーガー。

バンズは自家製イカスミバンズにしてみた。

ハモのフライを自家製ウメマヨネーズソースや大葉、千切りキャベツとともにバンズに挟んでいる。

黒いイカスミバンズとピンク色のウメマヨソース、鮮やかな緑色の大葉のコントラストが美しい。

イカスミバンズは真っ黒な見た目がインパクトあるが、色以外は通常のバンズと特徴はあまり変わらない。

食感もフカフカとしていて通常のバンズと同じで、意外とイカスミの風味は強くない。

ハモフライの衣はややきめ細かく、食べるとサクサクッと軽やかな食感で、香ばしい。
同時に身のホクホクとした食感と淡泊なうまみが広がる。

そこにウメマヨのまろやかで、ほんのりとした甘酸っぱさが絡んでくる。
ときおり感じる大葉の爽やかな風味と、キャベツのシャキシャキ感・瑞々しさが良いアクセントに。

なおハモは骨斬りされているので、骨の存在は感じない。

ハマチてりバーガー

「ハマチてりバーガー」はハマチの照り焼きを自家製マヨネーズや、千切りキャベツとともにバンズに挟んでいる。

なお冬場には「ハマチてり」が「ブリてり」になるそうだ。

ハマチの切り身は大きめで、ハンバーガーからはみ出ていてボリューム感がある。

ハマチはホクホクとした食感で、香ばしさもあり、脂が載っていておいしい。

厚みもあって食べごたえバッチリ。

ハマチの味わいと甘い照り焼きソースの味わい、自家製マヨネーズのまろやかな味、キャベツの組み合わせが最高においしい。

カキフライバーガー

「カキフライバーガー」は内海町産の牡蠣（真牡蠣）を使ったカキフライを、自家製タルタルソースとともに何個かバンズに挟んでいる。

カキフライバーガーは秋〜初春がメインだが、内海町では通年で真牡蠣が生産されており、夏でも入荷があればカキフライバーガーがメニューにラインナップする（ない場合もある）。

この日は、リーフレタスがいっしょに挟まれていた。

カキフライは想像より多めに入っており、自家製タルタルソースもけっこうタップリめ。

カキフライはやや小ぶりであるが、牡蠣の味わいがとても濃厚。

サクサクとした食感で香ばしい衣に、プリッとした食感のみ、濃厚な牡蠣の味わいと、自家製タルタルソースのまろやかな味わいと玉子の風味が一体となり、バンズとともにおいしいハーモニーを楽しめる。

ポークバーガー

「ポークバーガー」は通年で楽しめるハンバーガー。

名前のとおり、魚ではなく豚肉を使っている。

地元・内海町で生産される豚肉（うつみ潮風豚）を使ったパテを挟んでいるのが特徴だ。

パテとともにリーフレタス、ピクルスがケチャップ&マスタードも挟まれている。

豚肉のパテはジューシーで肉々しい、うまみあふれる味わい。

ケチャップやマスタード、ピクルスの酸味、レタスの瑞々しさ、フカフカのバンズとの相性もバッチリ。

サニーバーガーはフィッシュバーガーの専門店だが、豚肉のハンバーガーも侮れない。

おすすめのサイドメニュー・セットメニューなど

ドリンクセット（ポテトフライ付き）

「ドリンクセット」はハンバーガーにドリンクとポテトフライが付くセット。

ポテトフライは1個がやや大きめにカットされている。

表面がカリッと香ばしく、中はホクホクで、そこに芋の風味と塩味がしてくる。

エビセット

「エビセット」はハンバーガーにドリンクと地エビのから揚げが付くセット。

地エビは一口サイズで食べやすい。

食べるとサクッとした食感で香ばしさが広がると同時に、小ぶりだが豊かなエビの風味が口内に拡散。

エビの味わいが楽しめて満足できる。

スープセット

「スープセット」はハンバーガーにフライドポテトと、日替わりの「本日のスープ」が付くセット。

取材時のスープは「ジャガイモの冷製スープ」だった。

かき氷 メロン

夏場、サニーバーガーでハンバーガーに次ぐ人気があるのが「かき氷」だ。

各種の味がラインナップしているが、上記はメロン味。

とにかくボリュームがあり、山盛りサイズのかき氷なのがうれしい。

かき氷 塩レモン

変わり種のかき氷として、塩レモン味も。

レモン味のシロップと練乳がかかり、その上にレモンの輪切りが載る。

かき氷を、塩をつけて食べる。

レモンの酸味やさわやかさ、練乳のネットリとした濃厚な甘味の中に、ほのかに塩味が感じられる。

店内のようす・席

店内は広々としており、テーブル席が多い。

4人がけが4卓、6人がけテーブルが1卓ある。

ほかにカウンター席が4脚ある。

さらにテラス席があるので、夏の海水浴のときでも食べられる。

なお店内は禁煙だ。

外観・所在地・駐車場

サニーバーガーがあるのは、福山市南西部の内海町。

田島という島の北岸にあり、橋で渡れる。

「クレセントビーチ海浜公園」という海岸内にある「内海フィッシャリーナ」という施設の1階にある。

フィッシャリーナの正面入口をくぐってすぐ右手にサニーバーガーの入口がある。

なお正面入口前のテラス側にも入口があり、そちらの入口は海水浴時にサニーバーガーで持ち帰りしたいときに利用できる。

駐車場は海水浴場やキャンプ場と共用。
夏の繁忙期には有料となるが、サニーバーガーのみを利用する旨を管理者に伝えると、2時間まで無料となる。

上記写真の左奥寄りの建物が、サニーバーガーの入るフィッシャリーナ。
写真右側やや手前よりのアスファルト部分がクレセントビーチ駐車場だ。

なおフィッシャリーナ用の駐車場は、サニーバーガー等を利用する人は駐車できないので注意。

サニーバーガー（sunny burgers)のイチオシポイント

2024年（令和6年）9月23日に閉鎖

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