【笹】倉敷駅前で笠岡ラーメンが楽しめる店(倉敷市鶴形・倉敷デパート)

『笹 (ささ)』は、岡山県南西にある街・倉敷市のラーメン店だ。

倉敷駅前で、駅の南東部にあたる鶴形(つるがた)地区の「倉敷デパート」という施設の一角に所在している。

笹は、倉敷で数少ない「笠岡ラーメン」が食べられる店になる。

笠岡ラーメンは、岡山県南西端にある笠岡市のご当地ラーメンで、鶏ガラベースの醤油スープや、「カシワ」と呼ばれるヒネ鶏(排卵を終えた鶏)の肉のスライスが乗っていることが特徴のラーメンだ。

笹のポイントは以下の通り。

• 倉敷駅前で笠岡ラーメンが食べられる貴重な店
• カシワ肉のスライスのほかに太めの肉もひとつ入っている
• カシワ肉増量やカシワ肉を豚肉へ変更などのアレンジメニューもある
• カレーや親子丼というラーメン屋には珍しいサイドメニュー

そんな笹のメニューや味・特徴、店内外のようすなどを紹介しよう。

笹の概要

笹のメニュー

メインは笠岡ラーメンをベースに3種

笹のラーメンは、3種類がメイン。

• 笠岡ラーメン
• とりそば (笠岡ラーメンのカシワ肉増量したもの)
• とんとん麺 (笠岡ラーメンのカシワ肉の代わりに豚肉チャーシューが入ったもの)

なお、ベースのラーメンは全て笠岡ラーメンだ。

【笠岡ラーメン】地元民おすすめ店一覧！人気店パーフェクトガイド(マップ付き)

サイドメニューやセットメニューが少し独創的。

チャーハンやギョウザはよくあるが、カレーや親子丼はめずらしい。

メニュー表の裏側には笠岡ラーメの解説。

壁にもメニューが掲示されている。

メニュー表にはなかった、味噌ラーメンや豚丼もあるようだ。

笠岡ラーメン

笠岡ラーメンのカレーセットを注文した。

笠岡ラーメンの基本を踏襲しながらも独自性もあり

スープは、笠岡ラーメンらしく透明感のある醤油スープ。

スープは、飲むと鶏の旨味と甘みが広がる。

後口スッキリな醤油風味だ。

笠岡ラーメン定番の煮たかしわ肉のスライスが数枚。
太めの肉も一枚入っていた。

かしわ肉は歯ごたえ良く、噛むほどに旨味が。

大きめの肉は柔らかめだった。

これはカシワではなく普通の鶏肉？

ネギは、ななめ切りでも輪切りでもなく、長細い独特の切り方。

メンマも入っている。

麺は中細ストレート麺だが、すこし独特の食感。

ミニカレー

ルーは典型的な洋食風煮込み系

カレーは典型的な洋食煮込み系のルーだ。

一般家庭で食べるような感じ。

食べるとコクのあるまろやかな甘さと塩味。

辛さはほとんどない。

ルーの粘りは強めでドロッとしている。

具材には、大きめに切られた玉ねぎ。
柔らかく、甘い。

肉は角切りの肉と挽き肉が入っていた。

笹の外観・店頭のようす

倉敷駅前の「倉敷デパート」の一角

笹があるのは、倉敷駅のすぐ南東・鶴形地区にある「倉敷デパート」の一角。

倉敷デパートは、じっさいのデパートではなく、長屋型の建物にいろいろな店舗が集まった商店街のようなところ。

ノスタルジックな雰囲気の場所だ。

倉敷駅前の元町通り(中央通り)から東にのびる、倉敷センター街(ビオス倉敷)を東へ直進。

すると上記画像の場所に出る。

トマト銀行の向かいの路地を北(向かって左)へ曲がる。

曲がる場所の歩道には、看板が出ている。

上記は、曲がる地点を逆側を見たところ(東側から西方面を見る)。

上記は曲がった道を北方向へ見たところ。

道の向かって右側に笹がある。

緑色の軒が目印だ。

赤い看板がある。

営業していれば、メニューの書かれた立て看板がある。

店内のようす

カウンターは、厨房前に鉤型で6席。

テーブルは4人がけが2つ。

カウンターのみ喫煙席のもよう。

店内には手づくりクッキーも販売されていた。

これは近隣店舗の商品を置いているのだろうか。

さいごに

笹は少しわかりにくい場所にあるものの、倉敷駅前という立地で笠岡ラーメンが食べられる貴重なお店だ。

近くには老舗ラーメン店の『第二又一』など飲食店が多いが、付近で唯一の笠岡ラーメン店という点がおすすめポイントだ。

笹のイチオシポイント

• 倉敷駅前で笠岡ラーメンが食べられる貴重な店
• カシワ肉のスライスのほかに太めの肉もひとつ入っている
• カシワ肉増量やカシワ肉を豚肉へ変更などのアレンジメニューもある
• カレーや親子丼というラーメン屋には珍しいサイドメニュー

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