【味の蔵】豚骨と尾道系の二枚看板！座敷・テーブル充実で子供連れにもおすすめのラーメン店(福山本店・川口店)

福山市は密かにラーメン激戦地区。
その福山を拠点に数店舗展開するラーメン店がいくつかある。

そのひとつが『味の蔵 (あじのくら)』。

味の蔵は、豚骨ラーメンと尾道ラーメンを二枚看板にしながら、いろいろなラーメンも展開している。
チェーン店なので、席数も多くテーブル席や座敷もあるで、子連れやご年配でも行きやすいのいい。
実際にファミリーや年配者のお客が多い。

味の蔵のおすすめポイントを挙げると、以下のような点があるだろう。

• 二枚看板の豚骨ラーメンと尾道ラーメン
• 豚骨ラーメンは本場博多のスタンダードな味に近い
• 尾道ラーメンは基本に忠実な安定的な味でおいしい
• 本店はオリジナルメニューがある
• テーブル席・座敷が多く、子供連れや年配でも行きやすい

そんなファミリー層や年配層にも人気の店・味の蔵について紹介したい。

なお、味の蔵は福山市やそれ以外の地域、さらに海外にまで店舗がある。
その中から、私がよく行く福山本店と福山川口店を紹介。

味の蔵の営業時間・定休日・店舗情報など

味の蔵 サファ福山本店

味の蔵 川口店

「豚骨ラーメン」はスタンダードな博多風で豚骨の風味がしっかり味わえる

豚骨ラーメンをハリガネで注文。

見た目は、スタンダードな博多ラーメンのようだ。

スープは白っぽい薄いベージュ色。
博多ラーメンらしい。

豚骨の風味がしっかりと味わえ、適度なコッテリ感で食べやすい味。
塩味もちょうどいい。

具材には太モヤシが入っていて、シャキシャキとした食感だ。

麺も博多ラーメンの定番・極細ストレート。

チャーシューは、中ぐらいの大きさ・厚さのが2枚。

赤身と脂身と半々くらいで、脂身はトロトロ。甘辛い味がしっかりと染みていてうまい。

替え玉は140円でやや高めな印象。
川口店では、店員が直に丼へ入れてくれた。

「尾道ラーメン」は基本に忠実な尾道スタイル

豚骨と並ぶ味の蔵の看板メニュー・尾道ラーメン。

醤油スープにブタの背脂、シンプルな具材という尾道ラーメンによくある

基本形ともいえるスタイルだ。

スープの色は、ややクリアな感じがある濃いめの茶色。

キリッとした甘めの醤油の味わいがおいしい。

尾道ラーメンのシンボルでもある、スープに浮くブタの背脂。

味の蔵の尾道ラーメンは、ブタの背脂が多めだ。
また、背脂のサイズは小さめから中くらいまで。

背脂を食べるとプヨプヨの柔らかめの食感。
そして、甘味がある。

麺は、中細の平打ちストレート麺。
尾道ラーメンでは、よく見かけるスタイルの麺だ。

よくある平打ち麺だが、一般的なものよりやや厚みがあり、角型に近い印象。
シコシコした弾力のある歯ごたえの麺だと思う。

チャーシューは、丸い渦巻き型の薄めのが一枚。
中央が赤みで、周囲が脂身。

豚骨ラーメンのチャーシューとは異なっていた。

メンマは細長いのが多めに入っている。

「香味ラーメン」は豚骨ラーメンに香油が入る

こちらは、香味ラーメン。

名前のとおり、豚骨ラーメンに「香味油」が入っているラーメンだ。

スープは、豚骨ラーメンのスープと同じもの。

スープの中の黒っぽい色のが香味油だ。
いわゆる「マー油」で、焦がしニンニクの香ばしい風味が印象的。

麺も豚骨ラーメンと同じ極細ストレート麺。

「ドとんこつラーメン」は本店限定メニューで背脂入り豚骨

本店限定メニューの「ドとんこつラーメン」。

豚骨スープに、さらにブタの背脂が入っている。
そのため、けっこうグッとくるコッテリ感だ。

麺は、豚骨と同じ極細ストレート麺。

味玉が1玉、半分ずつ入っているので、ちょっとお得だ。

チャーシューも豚骨ラーメンと違っていて、尾道ラーメンと同じような丸い形のチャーシューだった。

「あっさり尾道ラーメン」は背脂なしの尾道ラーメン

尾道ラーメンには「あっさり」というのもある。

写真のとおり、尾道ラーメンあっさりは、ブタの背脂抜きの尾道ラーメンだ。
背脂がない代わりに、大きな海苔が入っている。

なお、上記写真では味玉とコーンをトッピングしている。

「野菜ラーメン」は店舗限定

一部の店舗限定の野菜ラーメン。
尾道ラーメンベースの醤油スープに、キャベツ・ニンジン・モヤシなどの野菜がたっぷり入ったラーメンだ。

その他のメニュー

川口店で食べたチャーシュー丼。

チャーシュー丼のセットもあった。

同じく川口店で食べたから揚げ丼。

ギョウザ。
ギョウザは各店共通のようだ。

から揚げも各店共通のよう。

お子様セット。
内容は店によって違うかも。

薬味コーナー

味の蔵では、薬味は「薬味コーナー」から自分で好きなものを取ってくるというスタイルだ。

上記写真は、本店の薬味コーナー。

上記は川口店の薬味コーナー。

置いてある薬味は、写真左上から時計回りに、紅ショウガ・生ニンニク・辛子高菜漬け・辛子モヤシ。

味の蔵のメニューは基本は同じだが店舗で少し違いがある

味の蔵のメニューは、基本の豚骨ラーメンや尾道ラーメンなどの基本的なメニューは同じ。
しかし、ほかのラーメンメニューやサイドメニュー、セットの内容などは、店舗によって違うことがあるようだ。

以下に、本店と川口店のメニューを紹介するので、比べてみて欲しい。

福山本店のメニュー

川口店のメニュー

店内のようす

味の蔵の店舗は店によって規模や形状は異なるものの、テーブル席や座敷が充実しているのは共通している。

子供連れやご年配でも行きやすいのは魅力だ。

サファ福山本店

福山店は、カウンターが7脚ある。

4人がけテーブル席が4卓、5人がけテーブル席は2卓ある。

そして、6人がけ座敷が6卓もあるのはうれしいところ。

本店は、店内完全禁煙となっている。

川口店

川口店には、厨房前カウンターが4脚あるほか、ホール中央に8人がけのテーブルも。
こちらは相席用だろう。

また、4人がけテーブル席が3卓ある。

さらに、2人がけテーブル席が2卓。

そして、座敷は6人が3卓ああった。
子供用のイスも完備されている。

なお、川口店は店内禁煙だ。

味の蔵の外観・所在地

福山本店

福山本店は「サファ」という複合商業施設の中にある。
国道2号線沿いで、道路の南側にあたる。
ちょうど免許センターの向かいだ。

敷地内の一番北東、国道2号線に近い場所に味の蔵はあるのでわかりやすいだろう。
もちろん、駐車場は敷地内のどこに停めてもいいので、駐車台数はタップリだ。

川口店

川口店は、店名は川口だが実際は多治米町にある。
多治米町の北のほうにあたる。

幹線道路沿いにあり「多治米町一丁目東」交差点の約80m西側だ。

駐車場は比較的多め。
ただし、ランチタイムは満杯になることも多い。

上記の看板が目印。
道路の南側に面している。

味の蔵のイチオシポイント

• 二枚看板の豚骨ラーメンと尾道ラーメン
• 豚骨ラーメンは本場博多のスタンダードな味に近い
• 尾道ラーメンは基本に忠実な安定的な味でおいしい
• 本店はオリジナルメニューがある
• テーブル席・座敷が多く、子供連れや年配でも行きやすい

味の蔵はローカルチェーンであるが、あなどれない。
看板の豚骨・尾道とも本場のスタンダードな味でおいしい。

そして、チェーン店らしく席数も充実していて、テーブル席・座敷も多いので子供といっしょのファミリー客や年配グループなども多く訪れている。
そのため、昼時には待たなければいけないことも多い。

豚骨や尾道のほかにも味噌などもあるのもポイントだ。

店舗情報

味の蔵 福山本店

味の蔵 川口店

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