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【第17回 岡ブロ】ヨソ者になって好きな場所に住むという生き方

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

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2018年9月16日に第17回「岡山ブログカレッジ (岡ブロ)」が開催された。

移住体験がテーマで、講師は岡ブロ常連参加者でもあるmeg(メグ)(@yukimegri )さん。

大阪や三重など様々な地を経て岡山へ移住した方で、移住後に移住者目線で岡山県などの良い点を紹介するブログ(晴れの国から旅まち巡り)も運営。

移住体験談についてラジオ出演した経験もあるmegさんが、移住体験やそこから得たことなどを語った。

一見、ブログとは関係のないテーマのようだが、移住の体験から得た「複数のコミュニティに所属する」「地方は人とつながりやすい」「何かを得るときは何かを失う何かを失わないと何かを得られない」などの考えは、ブログ運営はもちろん、普段の生活においても役立つものだった。

岡山ブログカレッジとは

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

岡ブロは「岡山スマホユーザー会 (岡スマ)」を主催するチー (@ktoi_chi)さんが発起人となり設立された、岡山県内で開催されているるブロガーのための学習会・コミュニティ。

共に学ぶ」をキーワードに「参加者全員で勉強して、お互いに高め合う」をコンセプトとし、メインとなる居場所の他に「もうひとつの居場所を作る」場として活動している。

運営者はチーさんの他、T.村上(トシ師匠)(@SY_SI_Murakami)さん、きーたん(@keyturn312)さん、生川敏弘(@toshi_narukawa)さん、パパンダ(@papanda_life)さんと、いずれも岡山県を拠点に活動されている現役ブロガーの皆さんという豪華な会だ。


参考
岡山ブログカレッジ(岡ブロ)ーブログを楽しく学び合う勉強会アナザーディメンション

▼参考 過去のレポート記事

会場はカモ井

倉敷美観地区 倉敷川畔

今回の会場は、岡ブロでは定番の『カモ井』の2階。

カモ井は倉敷美観地区の倉敷川畔にあるお食事処で、景観にあった白壁とナマコ壁という倉敷らしい外観の店だ。

会場となる2階は全席が座敷で、靴を脱いでくつろぎながら参加できるのが魅力の場所。

今回のテーマは「ヨソ者になって好きな場所に住むという生き方」

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

今回のテーマは「ヨソ者になって好きな場所に住むという生き方」。

講師はmeg(メグ)(@yukimegri )さんという岡ブロ常連の参加者の方。

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

幾多の地をめぐり、岡山市に移住。

移住先岡山についての情報をブログ等で発信している。


参考
晴れの国から旅まち巡り

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

megさんは未成年時代にはやくも大阪府→三重県という移住を経験。

その後、進学・就職・転職により複数の土地を移ってきた。

その後、環境を変えるべく自らの意志で移住を決意。

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

複数の候補地の中から「過去訪れた経験から魅力がある場所だった」「親の実家が近い」「好きな観光地がある・近い」「自分との相性」などの理由で岡山県を選択。

県庁所在地の市街地近郊は大抵どこも住みやすいので岡山市に住むことになった。

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

移住後に現在のブログを開始。

移住者の目線から岡山県内の良い点などを発信し、エフエム倉敷にゲスト出演し、移住について話をするまでに。

移住のメリットとノウハウ

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

移住には次のようなメリットがある。

  • 生活環境がリセットできる
  • ライフスタイルを変更できる
  • 自分の優先したいことを選べる
  • 新しいことに挑戦しやすくなる
  • どこにも属さず、どこででも働けるようになる

そして今回の講義の一番のポイントは移住後の生活を確立するまでのノウハウだろう。

そのノウハウは移住者だけでなく、移住とか関係ないすべての人に役立つものと思う。

地方は人とつながりやすいという利点を活用

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

まず移住後に必要なのが仕事。

この仕事を探すのに、コミュニティを活用。

地方は都会に比べ人とつながるのが早いという特性があるそうだ。

もともとmegさんは特技である中国語を生かした仕事を探していたが、よい職がなかった。

そこで中華料理店の中国人店員に話しかけ、中国人や中国語が話せる人が集まるコミュニティを紹介してもらい、参加。

そこで自分の望んでいた中国語を生かす仕事を紹介された。

自分の希望をアピールすることが大切

このときのポイントは、参加するだけでなく、自分の希望をつつみかくさずオープンに語ること。

megさんも自己紹介等で中国語を生かす仕事を探していることを語っていたそうだ。

とにかくアピールが大事。

複数のコミュニティに参加し、人間関係でも複数の柱を

移住後の生活でもうひとつのポイントは、複数のコミュニティに参加すること。

収入などで複数の柱を持つことはよく語られるが、それは住まいや人間関係においても同様。

移住がきっかけでこだわりを捨てることができたので、結果として選択肢が増えた。

選択肢が増えるということは、いざというときに逃げ道があるということ。

複数のコミュニティに参加すれば、ひとつのコミュニティで問題がおこっても別のコミュニティに逃げることができる。

「何かを得るときは何かを失う」「何かを失わないと何かを得られない」

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

移住で大切なのは「有得必有失」の考え方。

この言葉は中国での言葉で「何かを得るときは何かを失う」という意味。

逆にいえば「何かを失わないと何かを得られない」とも考える事ができる。

もし捨てても何かは残る。

それによって、やりたいことがよりクリアになるという利点がある。

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

今回のテーマは移住であったが、ブログと離れたテーマのようで、実は移住体験を通して培われた「有得必有失」はブログ運営でも生かせるだろうと思う。

また、それ以外の人生のいろんなところで応用ができる考えだと思った。

感想

今回の学びの一つは、地方は人とつながりやすいが、それに加えて自分の希望をアピールすることが重要という点。

このあたり、自分が不足している部分かな〜と思う。

アピールすることが下手というより、やりたいことが多すぎる、さらにそれぞれが中途半端だということがある。

だから自分の中でまとまらず、からまった紐のようになって、結局アピールすべきことがうまく言い出せない。

それぞれが中途半端だからという遠慮もあるだろう。

もうひとつの学んだことが「有得必有失」の考え。

自分のスキルややり方をうまく取捨選択をしていって、アピールできるようなことをつくっていいくのが課題か。

  • 地方は人とつながりやすい ⇒ 人とつながったときに、自分の希望をアピールしていくことが重要
  • 複数のコミュニティに属する ⇒ 選択肢が増えて生きやすくなる
  • 何かを得るときは何かを失う、何かを失わないと何かを得られない ⇒ やりたいことがクリアに

あと、じつはmegさんと私は同い年。

岡ブロに参加するまでまったく接点はなく、それまでの人生も私とは異なるものがあるので、自分の人生と比較しながら聞けた。

その一方で超就職氷河期といわれたときに就職活動をしたのはいっしょで、就職活動自体についての違和感などは深く共感。

また派遣の仕事の活用なども同じで、意外と共通することもあるなと思った。

次回の岡ブロ

第17回 岡山ブログカレッジ@カモ井

次回の岡ブロは2,018年10月21日(日)、倉敷美観地区のカモ井で行われる予定。

講師としてつぶあん(@ttsubuan)さんをむかえ、「生き残れ!凡人ブロガーの悪あがきと夢」をテーマに開催。

つぶあんさんは岡ブロ常連で、私もよく参加している備後ブロガー会を主催している方。

ブログ「つぶログ」も運営している。

多くのブロガーはつぶあんさんのいう「凡人ブロガー」にあたるだろう。

だからこそ多くの方が参考にできる情報も得られるはず。

ぜひ参加してみてはいかがだろう。

詳細は以下を参照。


参考
第18回岡山ブログカレッジ—生き残れ!凡人ブロガーの悪あがきと夢