【万ぷく食堂】昔懐かしい味わいの中華そばとボリューム満点の種類豊富な定食が魅力！(福山市沼隈町)

福山市南西部の沼隈町(ぬまくまちょう)の県道沿いに、ラーメンと各種定食が人気の食堂がある。

『万ぷく食堂』という名前の店だ。

実は、以前この場所には人気の老舗ラーメン店『十万石(じゅうまんごく)』があった。
尾道ラーメンのおいしい店として人気だったが、惜しくも閉鎖。

そのあと、2019年(令和元年)5月に万ぷく食堂ができたのだ。

万ぷく食堂のポイントは、以下のとおり。

ひとりでも家族でも行ってみたい万ぷく食堂について、メニューや実際に食べた料理、店内、外観、店舗情報などについて詳しく紹介したい。

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もくじ

• 1 万ぷく食堂の営業時間・定休日・店舗情報など
• 2 万ぷく食堂のメニュー
• 3 「万ぷく定食」は中華そば+ごはん+鶏のから揚げでボリュームあり
• 4 店内のようす・席
• 5 外観・所在地・駐車場など
• 6 万ぷく食堂のイチオシポイント

万ぷく食堂の営業時間・定休日・店舗情報など

店名	万ぷく食堂
所在地	広島県福山市沼隈町下山南88-1
営業時間	11:00～14:00
定休日	年末年始
電話番号	084-988-0088
席	厨房前カウンター×5 4人がけテーブル席×5
禁煙状況	禁煙
駐車場	有り

万ぷく食堂のメニュー

万ぷく食堂は、事前に食券を購入するタイプ。

入口のドアを開けると、正面に券売機がある。

メニューは食堂ということだけあって、かなり豊富。

定食を中心にたくさんそろい、どれにしようか迷うほど。

カレーや丼もあった。

そして、以前がラーメン店だっただけに「中華そば(ラーメン)」もラインナップ。
店員に聞くと、やはり中華そばが一番人気で、中華そばの定食「万ぷく定食」も人気とのこと。

さらに平日限定の「日替わり定食」もあって、こちらも人気だそう。

取材当日の日替わりの内容は、肉豆腐定食だった。

また、「あんかけそば」も店のイチオシのこと。

ちなみに、定食の白米はおかわり自由(セルフサービス)だ。
これはうれしいサービス。

「万ぷく定食」は中華そば+ごはん+鶏のから揚げでボリュームあり

「万ぷく定食」は、店名を冠した定食なので、店を代表する看板定食と思われる。

内容は、中華そば(ラーメン)とごはん、鶏のから揚げ三個、漬物のセットだ。

中華そばは、一見すると尾道系の醤油ラーメンのように見える。

しかし実際に食べてみると、醤油味であることとブタの背脂がスープに浮いている点以外は、尾道ラーメンっぽくない感じだった。

スープは透明感のある薄茶色。

飲むと、ほんのりとした甘さと塩味だ。
とてもサッパリした口当たり。

ブタの背脂は、細かめのものが少なめに入っている。

少し中くらいのサイズの背脂もところどころある。

背脂は、とろけるような柔らかな舌触りで、脂身の甘みがほんのりと広がる。

麺は中細ストレートで、やや黄色がかっている。

ちょっとモッチリした感じの軽い弾力を感じる麺だ。

チャーシューは中くらいのサイズでやや厚めのが二枚。

赤身と脂身のバランスがよく、味付けは薄めで赤身の肉のうまみや脂身の甘味が味わえる。

メンマは味付けは薄めのが数枚。

万ぷく食堂の中華そばは、アッサリとした昔懐かしの味わいだと思う。
ときどき欲しくなる味だ。

そして、万ぷく食堂に中華そばとともに付いてくる、鶏のから揚げ。

から揚げとともに、千切りキャベツもたくさん盛りつけられていた。

鶏のから揚げは中くらいのが三個。

から揚げの衣はカリッとして、香ばしい。

中の肉は、ややしっかりめの歯ごたえ。

定食には、漬物も付いている。

なお、定食のごはんはおかわり自由。

おかわりはセルフサービスだ。

店内中央にある「おかわり処」に行って自分でよそう。

店内のようす・席

万ぷく食堂の店内は、旧 十万石の店内とほぼ同じ仕様。

入口を入ると正面に券売機があり、そこから左に長細い空間が広がる。

向かって右側に厨房と、厨房前にカウンター席が並ぶ。

そして向かって左側(窓側・駐車場側)にテーブル席が並んでいた。

カウンター席は、5脚。
テーブル席は、4人がけテーブルが5卓だ。
子供用のイスも2脚ほどあった。

十万石時代は座敷も少しあったが、座敷があった場所はテーブルに変わっている。

外観・所在地・駐車場など

万ぷく食堂の外観は、旧 十万石のほぼそのままに近い。

場所は、福山市南西部に位置する旧 沼隈町。
その沼隈町のほぼ中部に位置する。

南方面(沼隈町中心部方面)から見たところ

万ぷく食堂は、福山市街地から沼隈町へ向かう県道72号線(福山沼隈線)沿いにある。

熊野町から沼隈町に入り、3.5kmほど進んだところだ。

沼南高校高校の南西およそ300mの場所で、福山方面(北方面)からやってきたときは、進行方向右側に位置する。

駐車場はじゅうぶん台数があるが、ランチタイムには満車で入れないことも多い。

万ぷく食堂のイチオシポイント

万ぷく食堂ができる前、十万石という人気の尾道系ラーメン店だっただけに、訪問前はラーメンに期待をしてしまっていた。

実際に食べた万ぷく食堂のラーメンは、十万石時代とは違った味わい。
万ぷく食堂のラーメン(中華そば)は懐かしい味で、これはこれでおいしいラーメンだと思う。

なお、十万石閉店時には「リニューアル」とアナウンスされていた。
しかし万ぷく食堂の店員に聞いたところ、経営は別のかたに変わっているそう(万ぷく食堂のオープンは2019年(令和元年)5月)。

だから万ぷく食堂は、建物は居抜きで利用されているが、メニューはもちろん、ラーメンの味も違うのだろう。

万ぷく食堂は幹線道路沿いで行きやすいが、近くに飲食店は少ないので、ランチタイムや休日は満車・満席で、待つ人も出ることが多い。

行くときは時間をずらしての訪問をおすすめする。

近くには遊園地の「みろくの里」もあるので、あわせて行ってみてはいかがだろう。