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9月10日、倉敷市の倉敷美観地区で開催された第5回『岡山ブログカレッジ(通称 岡ブロ)』に参加してきました。
今回はのテーマはバズについて。
運営者の一人であるパパンダさん(@papanda_life)がある日突然やってきたバズの体験を元に講義を行いました。
私はまだバズとは無縁です。
バズがおきたときの心境やそれによっておこったその後の変化などに興味を持ちつつ、パパンダさんの話を聞いてきました。
もくじ
岡山ブログカレッジとは?
『岡山ブログカレッジ』は「岡山スマホユーザー会(以下、『岡スマ』)」主催のチー (@ktoi_chi)さんが発起人となり岡山県で開催されているるブロガーのための学習会です。
「共に学ぶ」をキーワードに、「参加者全員で勉強して、お互いに高め合う」をコンセプトにメインとなる居場所の他に「もうひとつの居場所を作る」場として活動されています。
運営者はチーさんの他、T.Murakami(トシ)さん(@SY_SI_Murakami)、きーたんさん(@keyturn312)、生川敏弘さん(@toshi_narukawa)、パパンダさん(@papanda_life)と、いずれも岡山を拠点に活動されている現役ブロガーの皆さんという豪華な会です。
開催地は倉敷美観地区 お食事処カモ井
今回の開催地は倉敷美観地区・倉敷川畔にある『お食事処 カモ井』。
古い建物を利用した和食中心のお店です。
その2階を貸し切っての開催。
座敷に座ってゆったりと行われました。
5回目のテーマは「バズ」。講師は運営メンバー・パパンダさん!
パパンダさんは育児ブログでバズったブロガー
今回のテーマは「バズ?炎上?体験談から学ぶブログのちから」。
講師のパパンダさん(@papanda_life)は岡ブロの運営メンバーの一人であり、育児を中心としたブログ『パパンダの年子育児ライフ』を運営されています。
そして2016年11月、ある記事でとてつもないバズを引き起こしました。
それがこちら
このときパパンダさんは育児休暇を取得中でしたが、休暇明けの復帰に見切りをつけて退職。
男性の育児休暇について問題提起をされました。
この記事は1日に8万PV以上も閲覧されたといいます。
このバズの体験の概要とそこから得たものを話されました。
そもそもバズって何ぞや?
バズとは「シェアの連鎖」である
端的に言えばバズとはシェアの連鎖です。
ある記事を見た誰かがそれをシェア、さらにそのシェアした記事を見た人がシェア…とシェアがネズミ算的に増加していく現象です。
講師パパンダさんが経験した、バズった時に起きた現象は…
- たくさんシェアされ、Twitterの通知が鳴り止まない。
- Googleアナリティクスのリアルタイム表示がすごい数に
- 読者数・フォロワー数が劇的に増加
- 初めて記事が言及される (言及=記事のリンクが貼られること)
- メディアに取り上げられる
- 上記メディアからの流入でバズの第2波に
- 上記メディアの影響で取材依頼も
- ネガティブコメントが来る
- 匿名掲示板にさらされ、言われ放題に
上記のように良いこと悪いこと含め一気に起きます。
初めてバズを経験した時は、もうスマホもPCも見たくない、触りたくないといった気持ちになったそうです。
パパンダさんははてなブログを利用されています。はてなブックマーク(はてブ)は被リンク的には以前より廃れたといわれます(Googleの評価が下がった)。
しかしながら現在でもバズの起点にはなることも多いそうです。
それははてブユーザー同士のつながりがあるため。
一方でFacebookはシェアが起きにくいのでバズにつながらないとも。
Facebookは基本的に実名でつながっているため、変な内容の記事は投稿しにくいのが影響していると推定されます。
良いバズ 悪いバズ
バズには良いバズと悪いバズがあります。
- 良いバズとは
- ポジティブなシェアの連鎖
- → 問題提起や前向きな議論の発生
- 悪いバズとは
- ネガティブなシェアの連鎖
- → 批判と反論の抑制が効かない状態に
→ 炎上
バズは意図的にできるのか
バズは狙うことはできません。しかし意識して書くことはできます。
具体的には…
- 人間心理を理解して書く。ツッコミどころを作る。
→ シェアとは「ひとこと言いたい」「誰かに教えてあげたい」という気持ちの表れ。 - コメントしやすさ、シェアしやすさを意識した文章を作る。
- 完璧な記事は読んで納得して終わるだけで、あまりシェアされにくい=バズりにくい。ちょっとアホな記事の方が案外シェアされる。
- 共感を生む記事もしシェアされやすい。
また先述の通りバズには良いものと悪いものがあります。
良いバズを生むには…
- 体験を記す
→ 未経験の人には貴重に - 感情を込めて書く
→ 思いが伝わる
一方、以下のようなことを書くと、悪いバズを生む可能性が…
- 批判・悪口を書く
→ 炎上しそうな内容 - 誰も書きたがらないことを書く
→ えぐい内容を書く
さらに記事の作成方法もバズ発生に関係しています。
- 冒頭文の有無
- 目次の有無
- 見出しの有無
- 画像の効果的な配置
など・・・
まとめ
結局のところバズった方が良いの?
結局の所バズった方が良いのでしょうか、悪いのでしょうか?
たとえば「有名になりたい!」などの明確な目標があれば、バズまたは炎上も近道になることもあります。
しかし誰でもバズれるとは限りません。前述の様な書き方によって可能性は高まりますが、絶対バズや炎上が起きるわけではありません。
他にバズのメリットは、Googleアドセンスをしていれば、一時的な収益になります。
なおあくまで一時的なもので、継続的に収益が多くなるというわけではありません。
パパンダさんのバズ経験からの結論は、バズ自体は大変なこともあるものの全体的にみれば悪い影響はないのでバズは良い経験になる、ということです。
ただしネガティブバズ=炎上の場合は自分自身にダメージが及ぶ可能性もあります。
そこは自己責任で。
次回の岡ブロは、著名ライター・吉見夏実さんがゲスト講師!
次回の岡ブロは10月15日(日)。
同じく倉敷美観地区・お食事処 カモ井の2階にて開催されます。
テーマは「ブログに役立つWEBライターの文章術を学ぼう」として、ゲスト講師としてプロのライターとして活躍されている吉見夏実氏(@NatsumiToshi)が登壇!
こちらも大変勉強になりそうです!
私もライターの端くれとして学べることを吸収したいと思います。
YOSHIMINATSUMI.COM