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広島のお好み焼店で双璧をなす店が『みっちゃん』系と『八昌(はっしょう)』系だ。
その八昌系のひとつが、広島市幟町(のぼりちょう)にある『八昌』。
薬研堀や五日市にある青い暖簾・看板の八昌と同じ系列の店になる。
そんな八昌のイチオシポイントを挙げると、 以下のとおりだ。
- 増量しなくても、デフォルトでお好み焼のボリュームがある
- 時間をかけてジックリと蒸し焼きにするので、キャベツなど具材の甘み・うまみがシッカリと感じられる
- 麺は生麺を使用し、パリパリの香ばしい部分とモッチリした部分があって炒め具合が絶妙
- 卵黄2個入りの卵を使用
- モッチリ感のある生地
- ソースが控えめなので、お好み焼の具材の味わいが楽しめる
- メニューがシンプルで、トッピングもスタンダードなもの
- すべての席に鉄板が備え付けてあり、直にお好み焼を楽しめる
- 朝10時から開店(昼のみの営業)
- 元祖八昌の流れを組む青い八昌
広島の人気お好み焼店のひとつ・幟町の八昌について、メニューや実際に食べたもの、店舗情報などを詳しく紹介!
八昌の営業時間・定休日・店舗情報など
店名 | 八昌(はっしょう) |
---|---|
所在地 | 広島県広島市中区幟町14-17 |
営業時間 | 10:00〜15:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 082-224-4577 |
席 | カウンター×10脚 4人がけテーブル席×5卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
備考 | PayPayで支払可能 |
メニュー
八昌のメニューは至ってシンプル。
定番の「そば肉玉」と「うどん肉玉」、そして麺無しの「やさい肉玉」の3本立て。
トッピングも定番・スタンダードなものがそろう。
チーズ、キムチあたらが少しアレンジ的な要素がある程度。
なお八昌ではお好み焼をつくる際、ジックリと時間をかけて蒸し焼きにする。
そのためできあがるまで時間がかかるので、あらかじめ承知しておこう。
混雑時はとくに時間がかかる。
おすすめメニュー
「そば肉玉」+イカ天+シソ
シンプルに定番の「そば肉玉」を注文。
さらにトッピングとして、イカ天とシソを追加した。
最初に鉄板に生地を薄く丸く広げる。
やや大きめの円だ。
生地の上には、タップリの千切りキャベツを載せる。
その上にトッピングのイカ天。
イカ天のサイズが大きめだ。
さらにその上にはモヤシ、天カスを載せ、魚粉をかける。
そして頂上には豚肉を並べ、上から繋ぎの生地を少量かける。
その後、反転させて蒸し焼きに。
八昌では、時間をかけてジックリと蒸すのが特徴だそう。
なお生地の中央にある赤い点は、注文の種類の目印のためのケチャップ。
あとで取るので、隠し味とかそういう類のものではないとのことだ。
蒸し焼きしているあいだに、麺を準備。
麺は生麺を使用する。
茹でたあと、軽く水で締めてから鉄板に載せた。
麺は適度な焼け目を付けてから、全体を炒めていく。
そして、麺の上にお好み焼一式を平行移動。
横で卵を落とし、黄身を割り焼く。
卵は黄身二個ものを使用しているそうで、ちょっとうれしい。
シソをトッピングしたので、玉子の上にシソが並べられた。
そして一式を玉子の上に平行移動!
最後に反転!
仕上げに上からソースをかける。
かかっているソースの量は少なめで、それを薄く広げていく。
ソースの上からカツオ粉、青ノリをかけてできありだ。
麺も野菜も並なのだが、なかなかのサイズ感がある。
麺は中太の緩やかな縮れがある。
ところどころ焦げ目が付いているのがおいしそう。
麺の焦げ目はカリッとした食感と香ばしさ。
焦げていないほかの部分はモッチリとした食感。
2つの側面が楽しめて、おいしい。
玉子の焼き加減のいい感じ。
食べると、ホカホカの熱さとともにキャベツのシンナリとした食感と風味にやさしい甘味、モヤシのシャキシャキ感、イカ天のシナッとした食感と独特のイカと衣の風味が複雑に混じり合いながら、口の中に広がっていく。
シッカリと蒸されているので、具材がおいしい。
そしてときおり、豚肉の食感とうまみ・甘味、さらに香ばしさも加わってくると、たまらない。
断面を見てみると、やはりけっこうなボリューム感だ。
生地は意外とモッチリとした食感があった。
ソースが少なめなので、具材の味がシッカリと楽しめる。
そこにソースの甘味が控えめに絡む。
またガーリックパウダーが入っているのか、ほんのりとガーリックのいい風味も感じられた。
途中から卓上の追加のソース、マヨネーズなどで味を変えて楽しむ。
ほかに一味トウガラシもあった。
八昌のお好み焼は麺や野菜は増量にしていないが、お腹いっぱいになるほどのボリュームがある、おいしくて満足感のあるお好み焼だと思う。
店内のようす・席
八昌の店内はそんなに広くない。
まず入口から見て右側に、厨房と調理用鉄板兼L字カウンター席がある。
そしてカウンターの反対側、窓際に4人がけテーブル席が2卓並ぶ。
さらに奥側にスペースがあり、4人がけテーブル席が3卓並んでいる。
すべての席に鉄板が備え付けてあり、直にお好み焼を楽しめる。
なお店内は禁煙だ。
外観・所在地・駐車場
八昌があるのは、広島市中心部の幟町。
広島電鉄(路面電車)の銀山町電停と胡町電停の中間あたりにある「薬研堀通り北」交差点を北に進む。
そのまま北へ約60m行ったところの交差点の南東角のビルの一階に、八昌の店舗がある。
青い八昌と呼ばれるとおり、青い暖簾や看板が目印だ。
なお駐車場はないので、車で行く際は近隣のコインパーキングを利用しよう。
八昌のイチオシポイント
- 増量しなくても、デフォルトでお好み焼のボリュームがある
- 時間をかけてジックリと蒸し焼きにするので、キャベツなど具材の甘み・うまみがシッカリと感じられる
- 麺は生麺を使用し、パリパリの香ばしい部分とモッチリした部分があって炒め具合が絶妙
- 卵黄2個入りの卵を使用
- モッチリ感のある生地
- ソースが控えめなので、お好み焼の具材の味わいが楽しめる
- メニューがシンプルで、トッピングもスタンダードなもの
- すべての席に鉄板が備え付けてあり、直にお好み焼を楽しめる
- 朝10時から開店(昼のみの営業)
- 元祖八昌の流れを組む青い八昌
幟町の八昌はボリュームあるお好み焼で満足度が高い。
しかも朝10時からの営業。
平日でも11時前からお客がかなり多くなり、11時過ぎにはほぼ満席に。
昼前あたりから行列ができるほどお客が多くなるので、朝10時台での訪問がおすすめ。
休日は、開店直後でも満席になることもあるそう。
ジックリ蒸し上げるので、行列がある場合はかなり時間がかかることを覚悟しよう。
『八昌』は広島のお好み焼を代表する店として、『みっちゃん』とともに双璧をなす。
八昌系の店の系譜はややこしいが、大雑把に言えば赤い暖簾・看板の系統と青い暖簾・看板の系統がある。
正確にはもう少しややこしいが、割愛。
そして、この記事で紹介する幟町の八昌は青い暖簾の系統。
薬研堀や五日市にある店と同じ系統になり、ともにかなりの人気店だ。
三店とも同じ人が開いた店で、その人は元祖の八昌で修業し暖簾分けしたそう。
八昌の系譜の詳細については、お好み焼をはじめとした食に詳しいシャオヘイさんの著書『熱狂のお好み焼』を参照にして欲しい。
店舗情報
店名 | 八昌(はっしょう) |
---|---|
所在地 | 広島県広島市中区幟町14-17 |
営業時間 | 10:00〜15:00 |
定休日 | 月曜 |
電話番号 | 082-224-4577 |
席 | カウンター×10脚 4人がけテーブル席×5卓 |
禁煙状況 | 禁煙 |
駐車場 | 無し |
備考 | PayPayで支払可能 |
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