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『大黒屋 (だいこくや)』は、福山市にある老舗のそば店だ。
昭和45年(1970年)創業で、福山駅前の旧「繊維ビル (現 アイネス)」で営業していたが、繊維ビル建て替えに伴い移転した。
大黒屋は、私もよく食べに行くそば店で、ほかにはない良さがある店だと思う。
大黒屋のおすすめポイントをまとめると、下記のような感じ。
- 福山では貴重な出雲そばの店
- コシが強く平たい麺がおいしい
- 名物は、出雲で定番の「割子そば」や「釜揚げそば」
- 見た目が美しい「おろしそば」「月見そば」
- ダシの風味がたまらない「玉子丼」「親子丼」
- おつまみメニューもあってチョイ呑みにも最適
そんな大黒屋の本店と駅前店をそれぞれ紹介したい。
2019年1月時点での情報です。
大黒屋の概要
大黒屋 本店の店舗情報
店名 | 大黒屋 (だいこくや) 本店 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市三吉町南一丁目13-20 鈴清ビル 1階 |
営業時間 | 11:30〜21:00 |
定休日 | 第1・3火曜 (祝日の場合は営業、翌平日に休業) |
電話番号 | 084-924-8852 |
禁煙状況 | ◎ (店内完全禁煙) |
駐車場 | 無し |
HP | |
SNS | |
備考 |
大黒屋 駅前店の店舗情報
店名 | 大黒屋 (だいこくや) 駅前店 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市三之丸町3-9 |
営業時間 | 平日 11:30~15:00、17:00~21:00 日・祝日 11:30~20:00 |
定休日 | 月曜 (祝日の場合は営業、翌平日に休業) |
電話番号 | 084-924-5850 |
禁煙状況 | ◎ (店内完全禁煙) |
駐車場 | 無し |
HP | |
SNS | |
備考 |
大黒屋とは?福山の老舗の出雲そば店
大黒屋(だいこくや)は、福山でも老舗になるそば店だ。
しかも、出雲そばを標榜している、福山界隈では貴重な店。
創業は昭和45年(1970年)。
もともとは、福山駅前にあった「繊維ビル (現 アイネス)」という建物の中にあった。
繊維ビルの建て替えにともない、約1.5km東の三吉町に移転。
しかし、駅前に大黒屋がなくなってさみしいという声にこたえ、駅前の三之丸町に支店ができた。
名物は「割子そば」。
個人的に、「玉子丼」「親子丼」もおすすめ。
夜には酒類やおつまみメニューもあって、チョイのみもOKだ。
大黒屋本店
大黒屋 本店のメニュー
大黒屋の名物は「割子そば」だ。
「釜揚げそば」は、いわゆるかけそばに似たそば(麺を水でしめないなどの違いがある)。
3枚(小さな皿が3つ)が標準だが、1枚230円で追加できる。
「山の端の月そば」など名前だけで惹かれるメニューも。
冷たい天ぷらそば(天ざるとは別もの)があるのもめずらしい。
サイドメニューもある。
おすすめは、「玉子丼」「親子丼」。
ダシがよくきいていておいしい。
出雲地方では定番の割子そばだが、それ以外ではあまり見ない。
割子そばについて説明があるのは、親切だ。
これで、割子そばの食べ方もバッチリ。
そば店にあまり来ない人は、そば湯もわからないかもしれない。
そば湯についても説明があるから安心だ。
豊富にそろう焼酎。
写真にはないが、焼酎のほかにも、日本酒も地酒「天宝一」など豊富だ。
おつまみメニューもたくさんある。
駅前店には玉子丼とそばのセットがあるが、本店にはセット類はない。
単品同士の組み合わせになる
大黒屋といえばやっぱり「割子そば」
大黒屋といえば、やはり名物の「割子そば」を食べて欲しい。
割子そばは、出雲地方の名物。
小さな浅い器に冷たいそばが盛られていて、それが数枚重なっている。
大黒屋では、通常3枚だが、1枚追加して4枚にしてみた。
上から付属のダシを適量かけて食べる。
1枚終わったら、残ったダシをしたの皿にかけ、さらに追加でダシをかけて食べていく。
具材は、ネギ・海苔とモミジおろし。
お子様が食べるときや、辛いのが苦手な場合は、モミジおろしをなしにしてもらおう。
ちなみにモミジおろしをそんなに辛くはない。
大黒屋のそばは、平べったいのが特徴。
また、麺の固さは固めだ。
麺を食べてみた。
すると、シコシコとした強めの歯ごたえを味わうと同時に、噛む度にそばの香りが口に広がっていく。
福山ではなかなか味わえない、食べ応えのあるそばの麺である。
そば湯も楽しむことができる。
私は割子そばの残ったダシをそば湯に入れて楽しむ。
「おろしそば」には玉子も載っている
つづいて「おろしそば」。
ダイコンおろしの乗った冷たいそばなのだが、なんと名前にはついていない生玉子が乗っている!
中央の玉子が美しく、食欲がそそられる。
ダイコンおろしもたくさん入っている。
サッパリとした瑞々しいダイコンの風味が、冷たいそばの風味を際立たせる。
割子そばと同じく、付属のダシをかけて食べる。
ダシの掛け方は自由。
少しずつ掛けながら食べてもいいし、一気にドバッと掛けてよく混ぜて食べてもいい。
大黒屋の麺は、どれも共通。
平たくて、コシの強い麺だ。
かなりのボリュームの「ざるそば」
こちらは、そばの定番の「ざるそば」。
大黒屋本店のざるそばはかなりのボリュームだ。
並でありながら、割子そば4枚分の量。
割子そばは通常3枚だから、割子そばよりもボリュームがある。
小食の方や子供はちょっときついかも。
麺はもちろん、平たいコシの強い麺だ。
ざるそばのつけ汁。
大きな揚げたてエビ天が乗る「天ざるそば」
「天ざるそば」は、ざるそばにエビ天がついたもの。
エビ天が巨大な衣をまとっていて、すごい迫力だ。
そば自体の量もあるので、ボリューム満点。
麺はほかのそばと同じ。
つけ汁は、ざるそばと同じもの。
大黒屋 本店の場所と外観
大黒屋は、いろいろな店やオフィスが入るビルの1階にある。
場所は少しわかりずらい。
位置的には、JR福山駅の東およそ1.5kmの地点で、中心市街に近い郊外。
国道2号沿いにあるショッピングセンター「ポートプラザ」の北およそ400mのところ。
2号線のポートプラザ北東の「福山新橋西詰」交差点を北側に曲がり約400m直進。
福山市医師会検診センターや福山市保健センターなどの医療機関を過ぎ、JR高架の少し手前にある洋菓子店「サンクラフィーユ」のところを西に曲がるとすぐだ。
洋菓子店「サンクラフィーユ」は、橙色の建物なので目印になるだろう。
駐車場は建物の前に数台。
「大黒屋」と表示されている場所に停めよう。
ビルの中にあるが、入口部分は和風な感じでそば屋らしい雰囲気。
大黒屋 本店の店内のようす
大黒屋 駅前店
大黒屋 駅前店のメニュー
つづいて駅前店のメニューを見よう。
基本的にそばのメニューは、だいたい同じだ。
大きくちがう店は、玉子丼とのセットメニューがあること。
これはうれしい。
釜揚げそばとセットの「あったかいそばセット」と、割子そば(2枚)とのセット「つめたいそばセット」の2種類がある。
駅前店も丼物、酒類やおつまみ類もある。
場所的に駅前店のほうがチョイ吞みしやすい。
玉子丼のセット2種類のほかにも、セットメニューが何種類かあった。
お昼限定の「ランチセット」も。
日替わりのおつまみメニューもあって、惹かれてしまう。
駅前店も、なかなかおもしろい焼酎があった。
種類自体は本店のほうが多いようだ。
駅前店限定の「冷たいそばセット」は割子+玉子丼
個人的に一番おすすめしたいのが、玉子丼と割子そばのセット「冷たいそばセット」。
本来、割子は2枚だが、1枚追加している。
割子そばについては本店の章を参照。
玉子丼はのちほど紹介する。
なお、駅前店でもそば湯が提供される。
駅前店限定の「温かいそばセット」は釜揚げ+玉子丼
つづいて、釜揚げそばと玉子丼の「あったかいそばセット」。
シンプルな美味しさのかけそば「釜揚げそば」
「釜揚げそば」は、いわゆるかけそばに似ている。
厳密には、かけそばとは麺を水で締めないなどの違いがあるそうだ。
シンプルながらも、つゆの味が楽しめ、奥深さを感じる。
つゆを飲むと、ダシのやさしい風味が心地良い。
麺は、冷たいそばと同じで、平たくて固めの麺だ。
あたたかいそばだと、なんとなく冷たいそばよりも麺の食感がやさしい感じがする。
まろやかな玉子が印象的な「月見そば」
こちらは、冷たいそばの「月見そば」。
おろしそばに似ているが、ダイコンおろしがない点が異なる。
中央においしそうな生玉子、そしてネギ・海苔・モミジおろしがバランス良く配置。
とても美しい盛り付けだ。
食べ方はおろしそばと同じで、付属のダシをかけ、混ぜながら食べていく。
ダシがよく利いた「玉子丼」「親子丼」はそば以外でのおすすめメニュー
おすすめの「玉子丼」。
玉子の半熟具合が絶妙で、ところどころトロリとなっている感じがなんともいえないのだ。
ダシの風味も香り高く、絶品。
食べた者は箸が止まらなくなり、一心不乱にかき込むこととなる。
少しお金を出せる余裕があるなら、「親子丼」もぜひ食べてみて欲しい。
鶏肉が入ることで、よりおいしくなる。
夜はお酒やおつまみメニューも充実でチョイ吞みも可
駅前店はチョイ吞みがしやすいのも魅力。
福島県は二本松の酒「奥の松」。
この日は、つまみに「生サンマ」を味わった。
トロッとした食感の身がたまらない。
食べたのは秋。まさにサンマの旬の時分。
昔はサンマを食べるなら煮付けが好きだったが、今は刺身やにぎり寿司で味わうほうが好きである。
大黒屋 駅前店の外観
大黒屋 駅前店があるのは、JR福山駅のすぐ南西。
駅前のバスロータリーの西側だ。
旧キャスパビルを西に進んだところ。
セブンイレブンのすぐ東にあたる。
「キャッスルホテル」の南の方になる。
以前にauショップがあったところだ。
駅前店がある三之丸町近くには飲食店が多い。
大黒屋の隣には、豚骨ラーメンの「極とん」。
駅前店の東の方には、豚骨ラーメンなどが人気の「匠 駅前店」、喫茶店の「ICHI no KURA」。
駅前店の西向かいには、パン屋の「オーサム・ベーカリー」。
南向かいには、カフェの「フォーエバー」。
さらに駅前店の北側には、ナポリタンの店「ゴールデン・ケチャップ」や人気の尾道ラーメン店「一丁」などがある。
お店のまえには、おすすめメニューが書かれた立て看板があるので、目印にして欲しい。
当日の一品メニューも書かれている看板もある。
窓ガラスにもメニューが掲げてあった。
大黒屋 駅前店の店内
駅前店の店内は、そんなに広くない。
厨房を囲むようコの字カウンター席があるのみ。
テーブル席等はないので、グループや家族連れには向かないだろう。
ピーク時には、満席になることも多いので、時間をずらして訪問するのがおすすめだ。
さいごに:コシの強い平たい麺が福山では貴重
大黒屋の魅力は、やはり福山界隈では貴重な出雲そばが楽しめる点だろう。
平べったくて、シコシコとした固さのそばの麺は、福山ではここでしか楽しめないのではなかろうか。
おすすめは、出雲で定番の「割子そば」と、見た目が美しい「おろしそば」「月見そば」など。
サイドメニューの「玉子丼」「親子丼」もダシがきいておいしい。
ぜひ、一度訪れてみて欲しい。
大黒屋のイチオシポイント
- 福山では貴重な出雲そばの店
- コシが強く平たい麺がおいしい
- 名物は、出雲で定番の「割子そば」や「釜揚げそば」
- 見た目が美しい「おろしそば」「月見そば」
- ダシの風味がたまらない「玉子丼」「親子丼」
- おつまみメニューもあってチョイ呑みにも最適
近くのおすすめ店
【ゴールデンケチャップ】懐かしのナポリタン専門店!アツアツモチモチの麺が最高!ランチ・チョイ吞に最適(福山市三之丸町)【農家食堂 ルオント】地元の新鮮野菜が喰い放題!(福山市三之丸町)【ラーメン匠】福山随一の絶品豚骨ラーメン!塩ラーメンもおすすめ!子連れランチにも最適(福山市東深津・曙町)
福山・備後エリアのほかのそば店
【大隈】そばもうどんもゴボ天も美味しい!(福山市神辺町)【草戸庵】≪移転≫隠れたそばの人気店!郊外の住宅地にひっそりと佇む(福山市草戸町)【そば鴻】個性的なメニューが目を引くそば店。人気ラーメン店の向かい(尾道十四日元町)
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大黒屋 本店の店舗情報
店名 | 大黒屋 (だいこくや) 本店 |
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所在地 | 広島県福山市三吉町南一丁目13-20 鈴清ビル 1階 |
営業時間 | 11:30〜21:00 |
定休日 | 第1・3火曜 (祝日の場合は営業、翌平日に休業) |
電話番号 | 084-924-8852 |
禁煙状況 | ◎ (店内完全禁煙) |
駐車場 | 無し |
HP | |
SNS | |
備考 |
大黒屋 駅前店の店舗情報
店名 | 大黒屋 (だいこくや) 駅前店 |
---|---|
所在地 | 広島県福山市三之丸町3-9 |
営業時間 | 平日 11:30~15:00、17:00~21:00 日・祝日 11:30~20:00 |
定休日 | 月曜 (祝日の場合は営業、翌平日に休業) |
電話番号 | 084-924-5850 |
禁煙状況 | ◎ (店内完全禁煙) |
駐車場 | 無し |
HP | |
SNS | |
備考 |
2019年1月時点での情報です。