【ラーメン匠】福山随一の絶品豚骨ラーメン！塩ラーメンもおすすめ！子連れランチにも最適(福山市東深津・曙町)

『匠(たくみ)』は広島県最南東に位置する岡山広島県境の町・福山市にあるラーメン店。
市内に2店構えている(以前は駅前にも店があって3店体制だった)。

福山市内は何気に豚骨ラーメン店が多い。

老舗「とんとん」をはじめ、多くの豚骨ラーメンを売りにするラーメンがしのぎを削っている。

その中で個人的に抜きん出ていると思うオススメが匠。

個人的には福山市内で老舗とんとんと双璧をなす豚骨ラーメンだと思う。

匠の創業は2000年代初頭。

まるでカフェのようなとてもオシャレでスタイリッシュな外観と店内で、若い女性にも人気。

子供からお年寄りまで幅広い客層が特徴だ。

郊外にある本店・曙店の2店舗は店内も広いので小さなお子様連れでもおすすめ。
店員も子ども慣れしているようで、対応もよい印象だ。

そんな匠のメニューと特徴・味、各店舗ごとの概要などを紹介しよう。

匠の概要

深津本店

曙店

駅前店 (2020年10月閉鎖)

匠のメニューは豚骨・塩・尾道系醤油の三本柱がメイン

※メニュー画像はクリックで拡大

匠の基本メニューは、 豚骨・塩・醤油(尾道系)が基本となっている。

基本は同じだが、それ以外は店舗により微妙にメニューが異なっている。

(閉鎖した駅前店には醤油ラーメン系はなかったが、2018年夏頃に尾道系醤油ラーメンが追加されていた)

基本となるラーメンは以下の通り。

• 「とんこつしぼり」(豚骨ベースで、現在の看板メニュー)
• 「黒とんこつしぼり」(上記の派生でマー油がかかっている)
• 「塩」(創業間がないころの看板メニューで、魚介風味)
• 「醤油」

あと、真っ赤な「辛口ラーメン」もある。
これは怖いので食べたことはない…

閉鎖した駅前店では塩ラーメンの派生で「柚子塩麺」があり、駅前店の名物のひとつになっていた。

さらにこの店で特徴的なのが「替え玉」。

替え玉自体は珍しくないが、半玉の替え玉があるのは非常に助かる。

これはとてもポイントが高い！

福山界隈では、半玉の替え玉をする店も増えたが、おそらく匠が最初ではないかと思う。

そのほか、サイドメニューは店舗によって少し異なっている。

駅前店には、焼き飯がなく代わりに「明太ごはん」がある。

また、ほかに「替え飯」がある。
これは塩ラーメンのスープに入れるとひじょうにおいしいのでおすすめ。

なお曙店は事前食券購入制だ。

「とんこつしぼり」は匠の看板メニュー

看板の「とんこつしぼり」。

豚骨のうまみがとてもよく感じられるスープだ。

しかし、豚骨スープ特有の匂いが抑えられているので、女性でも食べやすそう。
老若男女幅広く人気なのもうなずける。

チャーシューはかなり薄めなのが特徴的で、匠特有。
赤身が多めで、脂身部分はトロッとした味わいだ。

もちろん麺は、豚骨おなじみの極細ストレート。

「黒とんこつしぼり」はとんこつしぼりの派生

とんこつしぼりの派生「黒とんこつしぼり」。

マー油がふんだんにかかっていて、マー油が苦手な方は要注意。

マー油は香ばしさが食欲をそそり、スープにコッテリ感もプラスされる。

チャーシューがとんこつしぼりよりも厚く脂身が多くなっていた。

「塩」は匠の原点となる人気メニュー

つづいて創業時に人気になった「塩」。

匠の原点ともいえるラーメンだ。

チャーシューがとんこつしぼりとちがって厚めで細長い形のものになっている。

透き通った透明感ある、やや黄色が買ったスープ。
スープはアッサリとしていて、魚介の風味がする。

この魚介風味の塩ラーメンはとてもおいしい！
魚介の風味がとてもよい塩梅だ。

これは豚骨と二枚看板で間違いないかと。

塩スープは「替え飯」とも合うので、ぜひ。

なお、駅前店では塩がなく、代わりに後述の「柚子塩麺」がある。

麺はとんこつしぼり同様に極細ストレート。

なお、福山ではあまり塩ラーメンを置いている店はない。

匠の塩ラーメンは、個人的に福山界隈で上位になるのではないかと思う。

駅前店限定だった「柚子塩麺」

駅前限定の塩ラーメンの派生「柚子塩麺」。

駅前店では塩ラーメンがなく、代わりにこの柚子塩麺がラインナップしている。

ほんのりと柚の香りが効いたアッサリ・サッパリのさわやかラーメンだ。

透明感あるスープに水菜がトッピングされているのもさわやかな印象。

麺にも柚が練り込んであるもよう。

女性やお年寄りなど、好みの方も多そう。

「醤油」は尾道風のラーメン

醤油ラーメンは、尾道に隣接している福山市で多い尾道系統だ。

スープに浮かぶ豚の背脂が特徴。

匠の醤油は、背脂の量は、ほかの尾道系のラーメンに比べると控えめだ。

「とんこつしぼり」や「塩」よりはやや印象が浅いですが、十分おいしいラーメンだと思う。

チャーシューはとんこつしぼり同様に薄めのものだった。

※ 画像は、味玉をトッピングしている。

サイドメニュー

定番のやきめし・ギョウザ・鶏のから揚げのほか、チャーシューごはんも

サイドメニューにはラーメン屋の定番、焼き飯やギョウザ、鶏のから揚げが並んでいる。

もちろん、ライス(白飯)もある。

上は「チャーシューごはん」。

ごはんの上にチャーシューをのせてチャーシューのタレをかけ、マヨネーズをかけたものだ。

チャーシューは厚切りのもの。

駅前店限定　明太ごはん

閉鎖した駅前店のみに「明太ごはん」があった。

ごはんの上に明太子をのせ、海苔と青シソをトッピングしたもの。

匠は、福山市に2店舗を構えるおしゃれなラーメン店

匠は、福山市内に2店舗を構えるラーメン店。

現在本店がある東深津町で創業。
でも当時は今の本店より少し違う場所だった。

当初は塩ラーメンが看板メニュー。
移転後に豚骨ラーメンが人気となり、こちらが看板となった。

現在は豚骨・塩・醤油(尾道系)が三本柱だ。

近年、本店以外に店舗が増加。

ただし2020年(令和2年)に駅前店は閉鎖した。

なお、岡山や他地域に同名のラーメン店があるが、まったく無関係なので注意。

深津本店

東深津本店

本店は市内東部の東深津町。
深津隧道を東へ抜け、最初の信号(宮の端交差点)を北上してすぐのところにある。

本店は外観が特徴的。
黒色をしたカフェのような雰囲気だ。
以前は白を基調としていて、今よりももっとカフェ的な外観だった。

店内も同様にスタイリッシュ。
テーブル席とカウンターがある。

駐車場は敷地内に数台のほか、道路向かいにも数台駐車できる。
ただし、共用駐車場なので、駐車位置に注意。

ちなみに本店の周辺はラーメン店の多い激戦区だ。

曙店

曙店

曙店は以前に福山駅前のキャスパという複合商業ビル1階に店があったのだが、キャスパ閉店に伴い移転。

現在の場所は、郊外の交通量の多い道沿い。
雑貨店「ハンプティーダンプティー」や居酒屋「とりあえず吾平」の向かいになる。
周辺は新興住宅と飲食店が多い外食激戦区だ。

こちらもテーブル席とカウンター(テーブルを相席のようにしたタイプ)がある。

駅前店(2020年閉鎖)

新・駅前店

駅前店は、上記の通り一度曙に移転したしたが、新店舗として再出店。
場所は前あった旧キャスパのすぐ南側の通り沿い。

看板には英語で「TAKUMI – ARTISAN NOODLE ANNEX(タクミ – アーティサン・ヌードル・アネックス)」。
「ARTISAN NOODLE ANNEX」は「ラーメン匠の支店」という意味。

駅前なので駐車場はない。また店舗のある通りは自動車は通行できない。

店内は狭めで奥行きのある店内。
席はカウンターのみ。

新しい駅前店は、三之丸町(さんのまるちょう)にあるのだが、このあたりは店の撤退が多く地盤沈下が顕著だった。
しかし、近年はこの匠の他にカフェやパン屋など飲食店が徐々に進出しており、盛り返している。

なお、残念ながら2020年(令和2年)10月に駅前店は閉鎖した。
三之丸町(福山市) 〜 その名の通り福山城の三之丸が由来

まとめ

匠は全店がうれしい全面禁煙(一部店舗は店外敷地内に喫煙スペースがある)。

スタイリッシュな店構えと美味しいラーメンでご家族連れにおすすめだ。

特に看板の「とんこつしぼり」は福山有数の豚骨ラーメンとしてイチオシ。
また、魚介の香りの塩ラーメンも是非！

匠のイチオシポイント

• 豚骨のうま味が堪能できる豚骨系ラーメン
• 魚介の風味が食欲をそそる塩ラーメン
• 半玉もできる替え玉
• スタイリッシュな店舗
• 郊外の本店・曙店は子連れでも行きやすい

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匠の店舗情報

深津本店

曙店

駅前店 (2020年10月閉鎖)