あんちゃ出版記念全国行脚@岡山市に参加してきた！

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2018年1月20日、岡山市中心部のコワーキング・スペースで、ブロガーのあんちゃさんのセミナーが開かれた。

最近あんちゃさんの著作を読み、またイベント主催者や登壇者は岡ブロで顔なじみの人ばかりということもあり、参加した。

その様子をご紹介。

1 あんちゃとはどんな人物か？
2 第1部：あんちゃの軌跡
3 第2部：どうやって遊び狂う人生を実現させた？
- 3.1 地方でしかできない働き方、地位活性に繋げる方法
- 3.2 好きな場所で働くために必要な力
4 打ち上げは「K STREET COFFEE」
5 あとがき
6 2月には尾道にもあんちゃが来ますよ！

あんちゃとはどんな人物か？

あんちゃことニカミアンナ(@annin_book)さんは、プロブロガーであり、メディアディレクター。

自身のブログ『まじまじぱーてぃー』をはじめ、『らぶりりーす』『stock room』などのメディアを運営し、ブログサロンやnoteでの情報発信を展開している。

そして最近、著書『アソビくるう人生をきみに。　好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる人生戦略』を刊行。

その出版イベントとして今回の会が催されたわけだ。

開催場所は、岡山駅前の本町にあるコワーキング・スペース『レンタルスペース岡山いやしの森』。

靴を脱いで上がる場所で、リラックスしながら聞くことができた。

第1部：あんちゃの軌跡

ブロガーとして独立するまで

あんちゃさんは、幼い頃に両親が離婚。

それが原因でまわりを気にする人間に。

そしてその性格のまま成人し、社会人になった。

転機は、会社の一人の先輩との出会い。

「何も考えないまま、一生他人に流されて生きるの？」

こんな言葉にハッと思ったそうだ。

これを期に「他人に流される人生を変えたい！」と本気で思うように。

しかし、どうすればいいかわからない…

そこで思いついたのが「そういうことをしてる人に出会ってみよう！」ということ。

そして、思いついたら吉日で、さっそく実行。

さまざまなイベントを通して、多くの人に会い、本気で自分がどうありたいか考えるようになった。

そして「好きな場所で好きな人と好きなことをする人生にしたい！」という目標を設定。

そんなあるときイベントで偶然プロブロガーに出会う。

すすめられてブログを描いてみると、うまくいった。

やりたい人生が実現できるかもしれないと思ったそうだが、一方で怖い気持ちもあり、迷ったという。

そんなときに「失敗しても死なない！」というアドバイスをもらい、決心。翌日、退職の旨を会社に伝えた。

こうしてプロブロガーとして歩んでいくことになったという。

著書出版について

ブロガーとして独立して1年後のある日、ブログの問い合わせフォームから、某出版社の編集担当者から連絡が。

ブログを呼んでいたことや、本を出さないかという話だった。

これがきっかけで、著書出版が決定。

それから約半年くらいかけ、無事出版に至った。

出版に至った要因

ブログ内容は同年代に共感するもの
バズった
→ 編集者に目に留まった
自己啓発本と相性の良い文章
出版社側がインフルエンサーを調査
特定分野での実績

ターニング・ポイント

小さな違和感を大事にした
色んな人とのつながりで働き方の選択肢を知った
興味のあるものは手当たり次第やった
自分が実現したい人生、働き方をしっかりと考えた
日本では少々のことでは死ぬことはないと知った

遊び狂う人生をおくるには？

あんちゃさんが、自身の経験から「遊び狂う人生」をおくるためのポイントを説明。

まず、自分の好きなことを要素分解。

自分の好きな要素、得意な要素を生かして仕事に繋げていく。

そして複数の好きなもののを掛け合わせる。

プロ(専業)だけがお金を稼ぐ手段でないということを知るのが大事だ。

好きなことが無い人はいない。また、お金がなくても信用があれば生きていける。

個人がお金を稼ぐために必要な力

自分の好きな武器やスキルを発見する。
目に見えることだけでなく、人とちがう体験・感覚すら武器となる。
スキル・知識の追求 = インプット
発信する =アウトプット
信頼の蓄積
「あなたにやってもらいたい」と信頼を稼いで初めてお金になる

ポイントは、インプット→アウトプット→信用化→現金化→インプット…の連鎖。

日本人はアウトプットが苦手な人が多い。

しかしアウトプットがないと信用の現金化につながらず、連鎖が生まれない。

またお金は自分の体験やスキルを提供した対価である

まずは自分の武器(体験・スキル)をみがいて発信するのが大事。

まずはそこからだ。

人は環境の影響を受ける、人に流されやすいもの。

自分に合う環境を探していくことも大切だ。

第2部：どうやって遊び狂う人生を実現させた？

第2部は、あんちゃさんと岡山を拠点に活動するブロガー3人の対談形式。

あんちゃさん以外の登壇者は、主催者のやぶなお(@yabnao)さん、岡山ブログカレッジや岡山スマホユーザー会を運営するチー(@ktoi_chi)さん、そして県北東部の美作市上山地区でドローンを使った活動をしている富安(@tomiyasu16)さん。

いずれも岡山ブログカレッジで私も面識がある面々だ。

富安

就職活動で就職先が決まらず、ストレスで持病が悪化し入院。

そしてほぼ同時期に東日本大震災が発生し、思い残しのない人生をしたいと思い、地域おこし協力隊で北海道へ。

そこでドローンとであい、ドローンの仕事をするようになった。

人からの紹介で、岡山県へ移住し本格的にドローンの仕事を開始し、現在に至る。

やぶなお

最初の会社が激務で適応障害と判断されたことで退職を決意。

まわりの人に相談し、将来コトリカフェを開きたいがノウハウがないので、カフェ経営のノウハウを学ぶためにカフェへ就職。

チー

現在3社目で働いているが、前の2社はブラック企業のため早期で退職。

その一方で趣味としてブログをやっていた。

現在の会社で体調を崩していた時期があり、危機感をいだく。

収入の柱を複数つくることを考え、過去の経験を生かし、会社員をしながらブログで稼ぐという方法を選ぶ。

地方でしかできない働き方、地位活性に繋げる方法

固定費が低いのは大きなメリット
田舎は信用で回っている面があるので、信用を築けば住みやすい
お金が無くてもよい
→ ない物は作る精神
イベントをしてもあまり人が来ない
→ 濃い人脈が築ける

好きな場所で働くために必要な力

違和感を大事にする。「ま、いっか」と思わない。
負の感情も大切にする
人の目を気にしない
自分のやりたいことをすでにやっている人たちがいる環境にいってみる
他人との関係構築が大事。好きなことをやっていることをアピールしたいときは、相手がそれを聞いて嫌悪感を抱かないか気をつける。
→ お互いが幸せになるようにする。
→ 今後何かするときにやりやすくなる
ブログでも読者の役に立つという目線で書くことで、読まれるようになる。
→ 相手の利益になるように考える